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August 07, 2014

続・ホノオモユルの本棚

(このエントリは「ホノオモユルの本棚マンガ全チェック」)の続きとなります)

 ドラマ内の山賀博之の部屋には雑誌「POPEYE」しかないんですよね。彼はアニメやマンガ関連の本を全然持ってなくって、こういう細部もおもしろいっす。

 さてTVドラマ「アオイホノオ」も第2話、第3話と放映され、ホノオモユルの本棚の詳細も明らかになってきました。まあどうでもいいネタなんですが、乗りかかったフネといいますか、わたし以外に調べてる人もいないみたいなので。

 ホノオの本棚は三つ。机の右にある背の高い青色のスチール本棚と、ベッドの頭方向にある大きな木の本棚。さらに青の本棚とはテレビをはさんでに右にある背の低い三段の本棚。

 このうち青い本棚にあるマンガはかなり判明してきました。

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●横山光輝『バビル2世』1~10巻、12巻/全12巻
●永井豪『マジンガーZ』全4巻揃い
●石井いさみ『750ライダー』4冊

 画面に映ってる下の段の左の方はすでに前回のエントリに描きました。右にあるのはこれ。

●コンタロウ『1・2のアッホ!!』2~6巻/全10巻

『マジンガーZ』は全巻揃いですが、『バビル2世』は11巻だけが欠け。惜しいなあ。ホノオのマンガの集め方がよくわからん。

(※ おおっと、この「バビル2世」12巻は平成7年=1995年初版で、このドラマの時代には存在しなかったことをコメント欄で教えていただきました。オーパーツかっ!?

 石井いさみの『750ライダー』は「ナナハンライダー」と読みます。最初はケンカマンガだったのですが、そのうちにほのぼの恋愛喫茶店うだうだマンガに変化して長期連載となりました。『1・2のアッホ!!』はホノオの蔵書としては珍しくギャグマンガ。1970年代はギャグマンガが隆盛した時代だったのですが、ホノオくん、そっち方面のマンガが少ない。

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●石森章太郎『マンガ家入門』

 下段にある『マンガ家入門』は、ドラマ本編でもトンコさんが振り回してましたね。

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●横山光輝『マーズ』全5巻揃い
●あだち充/やまさき十三『ああ!青春の甲子園』1・2巻/全7巻

 最上段にあるのは横山光輝『マーズ』。珍しく全巻そろってます。その右はあだち充が「週刊少女コミック」に描いた野球マンガ。じつはこういうタイトルのマンガは存在せず、1・2巻には『初恋甲子園』が収録されてます。その向こうには『ああ!青春の甲子園』の続巻が並べているみたいなのですが、はっきり見えません。もしそうならやはり少女コミックに連載された『泣き虫甲子園』が収録されている部分となります。

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 ベッドの枕元、木の本棚には前回のエントリで書いたように講談社文庫版『巨人の星』が並んでます。

 その下段、左にはこれ。

●石森章太郎『サイボーグ009』

 すっごくわかりにくいですが、複数の場面からこれは秋田書店サンデーコミックス版『サイボーグ009』と見ました。サンデーコミックスは後年まで続巻が発売されたうえ、今でも買えてしまうのがすごい。

●手塚治虫『鉄腕アトム』
●手塚治虫『ビッグX』3冊/全4巻

 右の方にあるのはサンコミックス版の『鉄腕アトム』。手塚のまえがきマンガが描き加えられた、当時の決定版です。ただしもちろん全巻揃いではありません。その右は秋田書店サンデーコミックス版の『ビッグX』。

 その右の2冊はすみません、本を特定できませんでした。さらにその右はB6判くらいなのかなあ、『宇宙戦艦ヤマト』が2冊。

 松本零士のマンガ、サンデーコミックス版でもなく、ひおあきらのサンコミックス版でもなく、マンガじゃないようにも思います。これもよくわかりませんでした。

●水島新司『ドカベン』

 その下段には週刊少年サンデーが並んでますが、その右にあるのは少年チャンピオンコミックス版『ドカベン』。やはりこの時代を代表する作品。

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●月刊「マンガ少年」

 そして少年サンデーの下段に並んでいる雑誌は、朝日ソノラマの月刊誌「マンガ少年」です。

 手塚治虫やトキワ荘グループが寄稿して日本戦後マンガを牽引した学童社「漫画少年」、それと同じ名前を冠したこの雑誌は、手塚治虫『火の鳥』を連載するために創刊されたと言われています。

 1976年から1981年まで刊行。当時のマンガファンなら無視できない雑誌で、ドラマでは漫研の部室にも置いてありましたね。じつはわたしも全冊コンプリートしてました。実家の物置に置いておいたところ、「虫がわいた」という理由で全部母親に捨てられたのもいい思い出です(なわけないだろっ)。

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 背の低い三段の本棚の中段には講談社少年マガジンコミックス版B5判の『あしたのジョー』がならんでます。これは前回のエントリに書きました。最下段には平積みで、月刊マンガ少年、週刊少年チャンピオン。その右方にも月刊マンガ少年、週刊少年マガジン。ホノオくんの嗜好が少年サンデー系であったことがよくわかりますね。

 ただし注目すべきは上の段。

 TVドラマ第1話では『銭っ子』の3冊が並んでいたのに、この画像を撮影した第3話ではなぜか『ザ・ムーン』1・2・3巻に差し替えられている!?(前エントリの画像と比較してみてください。→) その左にも『ザ・ムーン』の1・2・3巻がありますから、結果ホノオくんは『ザ・ムーン』全6巻のうち、1・2・3巻をダブりで所有していることになります。

 うーん、フィクション内登場人物としてのホノオの行動様式としても奇妙だし、『ハイスコアガール』じゃあるまいし、どこかからのクレームで差し替えたとも考えにくいなあ。謎です。

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Comments

ご存知かも知れませんが、先日のコミケで出た一本木さんの同人誌で、あのマンガは一本木さんに所有物と言う事が書かれていました。

Posted by: ひざげり | August 19, 2014 07:40 AM

>ギャラットさま
おお、確かに。「バビル2世」11巻までは昭和48年初版ですが、12巻は平成7年初版。ということはTVに出てきた12巻はまさに時空を超えたオーパーツ!

>アニさま
ありがとうございます! 朝日ソノラマから出た「構成・西崎義展」版の小説ヤマト全3巻のうちの2冊のようですね。

Posted by: 漫棚通信 | August 09, 2014 08:31 AM

ヤマトは朝日ソノラマのA5ハードカバー版の小説(全2巻)だと思います。後にソノラマ文庫から全1冊で再リリースされました。
前のエントリーで紹介していたアランドロン本と同じ並びにあった「仮面ライダー大全集」は86年初版なので劇中年には合わないですね。

Posted by: アニ | August 08, 2014 11:32 PM

バビル2世12巻は、平成7年11月20日発行です。

Posted by: ギャラット | August 08, 2014 10:51 PM

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