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December 24, 2012

クリスマス・イブ日記

 本日はクリスマス・イブで休日。朝に妻のお供でケーキ屋さんに予約注文していたクリスマスケーキを取りに行く。

 その後最近購入したDVD、ビリー・ワイルダー「シャーロック・ホームズの冒険」を鑑賞。ワトソン役のコリン・ブレイクリーに大笑い。マイクロフト役のクリストファー・リーかっこいい。

 ごろごろマンガ読み進む。昨日買ってきて読んだ『げんしけん 二代目の四』をもういちど。なんか時代もマンガも6年前に戻ってて、これでいいのかとちょっと悩む。

 年末の楽しみのひとつは、各種ベストテンに推薦されてたけど読みのがしてたマンガを読むこと。冬川智子『マスタード・チョコレート』がわたしの考えるところの「少女マンガ」ぽくっていい。ちなみにわたしの考える少女マンガってのは、めんどくさい少女たちがめんどくさい思考をしながらめんどくさい人間関係を生きるというものです。

 録画していたラグビー・トップリーグ、神鋼対パナソニック見る。神鋼は惜敗だったけど、ジャック・フーリーその他ケガで休んでる外国人が多くて、ちょっと勝てる気がしなかった。

 その後、ためこんであったアメコミを読み進む。『スパイダーマン:ワン・モア・デイ』は今年の邦訳中最もびっくりした作品で、その続編で新展開となる 『スパイダーマン:ブランニュー・デイ』1巻も楽しめた。安定してるね。DCに移って『ジャスティス・リーグ:誕生』も読了。『ブランニュー・デイ』と同様に、『フラッシュポイント』以後のリニューアル新世界のお話。スーパーマンのパンツの色が気にくわない。その後『アルティメッツ』を読み始める。まだ冒頭だけだけどわくわくする展開。

 イブの夕食はチキンとカナッペとスパゲッティ。ワインは白とロゼのスパークリング一本ずつ。

 さて今年の年末年始はアルゼンチンのマンガ、ヘクター・オスターヘルド/フランシスコ・ソラノ・ロペス『EL ETERNAUTA』というSFマンガを読む予定。当然ながらスペイン語作品。わたしスペイン語読めませんので、グーグル翻訳のスペイン語→英語をフル活用することになるでしょう。

 オスターヘルドはアルゼンチンでは有名なマンガ原作者で、1977年、ときの政府に暗殺されたと言われています。政府がマンガ家を暗殺するってのはどういう社会やねん。というのと、政府ににらまれるSFマンガがどんなものか知りたい。

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Comments

かなり前に「推理小説は基本的人権、思想・信条の自由、表現の自由などが守られている民主主義&資本主義国でなければ成立しない」けれども「SFは東西の体制を越えて存在している」と聞いたのですが、独裁体制下ではいろいろ難しいのでしょうかねぇ。
案外、デモに参加していて、あんまり有名じゃないから、一般人と思われて、厳しい取締りで殺されちゃったとか?

ジャン・ポール・サルトル老境の存命時、左翼のデモに参加して、学生は逮捕されても、警官はサルトルには指一本触れなかったそうです。

老哲学者が独り街角に残された姿は寂しそうだったとか。

Posted by: トロ~ロ | December 24, 2012 11:38 PM

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