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May 10, 2012

アマゾン恐るべし

 日本アマゾンがサービスを開始する以前からアメリカアマゾンで洋書を購入してきた自分としましては、現在の状況はまさに隔世の感ですね。最近イタリアマンガ史の勉強をしようとしてヨーロッパのアマゾンをふらふらとさまよってたのですが、以前とは状況がずいぶん変わってます。

 まず現在のアマゾンの状況から。こういうのはアマゾン本社がすべき広報だと思うのだけどねー。

 2012年5月現在、アマゾンはアメリカ、カナダ、イギリス、フランス、イタリア、ドイツ、スペイン、日本、中国に存在します。

 日本在住の読者としては、英語の本は日本アマゾンでもそこそこ入手することができますが、やっぱり不十分。さらに英語以外の本は日本アマゾンでは決定的に扱いが少ない。

 それぞれの国のアマゾンの品揃えにはかないません。というわけで日本からも各国アマゾンに注文することになるわけですが、じつはそれはすごく簡単な状況になってます。

 ちょっとした問題は、英語表示であるアメリカアマゾンはともかく、ドイツアマゾンやフランスアマゾンに、住所やクレジットナンバーを記入するのは敷居が高い、という点。ところが、私も驚きましたが、今はこれって簡便化されてるのですよ。

 アメリカアマゾンでメールアカウントや住所、クレジットカードナンバーを登録しておけば、なんと、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、スペイン、フランスでは、住所やクレジットナンバーなど、同じ情報を共有できてしまうのです。ちょっと恐いような簡単すぎるなような。

 わたしがかつてしていたように、アメリカとフランスで同じ住所や数字をちまちまと登録する必要はないのです。知らないうちにずいぶん簡単になってるじゃないか。

 残念ながら、日本と中国に関してはこのサービスはなされてません。日本アマゾンと中国アマゾンではアカウントその他を手動入力する必要があります。アマゾン世界から見ると、日本と中国は別世界なのですね。

 さて海外通販を使用すると気になるのが送料。

 いちばん使いやすいのがアメリカアマゾンで、発送ごとに2.99ドル(240円)、1品ごとに2.49ドル。カナダからは発送ごとに9.99カナダドル、1品ごとに5.49カナダドル。カナダドルはアメリカドルとほとんど同じですからかなり高額になってしまい、利用する価値はあまりありません。

 イギリスアマゾンからは発送ごとに4.99ポンド(650円)、1品2.99ポンド。アメリカと同じ英語圏ですが、イギリスで印刷発行される作品がありますから、ちょっと目が離せない。

 わたしがよく使うフランスアマゾンは発送ごとに13ユーロ(1340円)、1品ごとに1.9ユーロ。イタリアアマゾンは発送ごとに10ユーロ(1030円)、1品ごとじゃなくて1kgごとに5ユーロ。洋書でも英語の本に比べて、フランス語やイタリア語の本はやっぱり高価になってしまいます。

 ただし英語圏とは異なる作品が多くて、これはこれで見のがせない。フランス、イタリア、スペインでは同じ作品を扱ってることが多く、それぞれで検索が必要。わたしなどはどの言語も不自由なので、いちばん安価な本を探して各国アマゾンをさまようことになります。

 さらに現在のドイツアマゾンとスペインアマゾンは、日本への発送ごとに14ユーロ、だけ。ちょっとびっくりするような価格設定です。今なら何品注文しても同じ価格なのですよ。この二か国のアマゾン、ヨーロッパ書籍の輸入にはいろいろと利用できそうな気がしますね。

 最後に中国書に関して。日本から中国アマゾンに注文しようとしますと、かなり送料が高い。現在のところ、ものにもよりますが中国書を専門に扱ってる日本の書店に注文したほうが安価なようです。

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Comments

まずお約束ですが、この場合は「敷居が高い」ではなく「ハードルが高い」です。

さて、私は基本的に転送サービスを使っています。1つのところに登録するだけで、中国を含む世界中何ヵ所かに住所を持てるものを。海外から買われることが多いのでしたら、そちらの方が安く付きます。データコンテンツなどでリージョン規制がかかっているものも購入できるようになるのがメリットです(法律上は問題がないようです。少なくともアメリカ→日本では)。

中国書は本自体がいい値段することが多く、現地の人たちは(お金持ちは除く)なかなか買えないんだろうなといらぬ心配をしてしまいます。

Posted by: note | May 11, 2012 at 11:04 PM

「敷居が高い」は誤用なのかー。勉強になりましたです。転送サービスは使えそうですね。ただしエッチな画集とかはどうなんだろ。

Posted by: 漫棚通信 | May 14, 2012 at 08:51 AM

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