植木金矢はほんとすごいと思うのですよ
すごくひっさしぶりの依頼原稿を書いてるのですがテーマが大きすぎて迷いに迷ったすえいちおう何を書くかは決まったのだけど今書きつつあるこのネタは求められてるものとは絶対にちがうのだろうなあこれじゃ怒られそうだなあと思いながらも構成をああでもないこうでもないとひねくりまわしながらそれとはぜんぜん別のこういうブログを書いてる自分はバカですかそうですねプロのかたがたはえらいと感じる日々ですみなさまいかがお過ごしでしょうか最近買った本の中でヒットは松本晶子編『劇画師伝説 昭和の天才劇画家・植木金矢の世界』(2011年国書刊行会、2800円+税、amazon)であります植木金矢が少年誌で活躍したのは1965年まででその後すぐ青年誌に主戦場をうつしちゃったのでわたしの年代のマンガファンとしてはみごとにすれ違ってますが時代劇スターにまるきり似せたキャラクターの絵物語やマンガは尋常じゃなく絵がうまくて日本マンガ史を概観するなら絶対に無視できない作家で藤本七三夫氏の著書『俺らはコミック編集長』などを読んだあと植木金矢について少し調べたりしてたのですがあまりに資料が少なくてはっきりいってよくわかってなかったところに本年の弥生美術館の植木金矢展と本書の発行があったわけでいやもうありがたいというかなんというかこれはみなさま買ったほうがいいと思いますというか買いなさい市川右太衛門はともかくリーヴァンクリーフにはやられましたね本書および植木金矢はほんとすばらしいのでどなたかきちんとしたレビューを書いてくださいお願いします。
Comments
あ、それはうらやましい。
Posted by: 漫棚通信 | February 22, 2012 10:35 PM
弥生美術館で金矢展見てきました。入口にみなもと太郎先生の花束がありました。
弥生美術館で「劇画師伝説」買うと、「新・風雲鞍馬秘帖」がついてきます(数に限りあり、らしい)。 http://minus.com/mKinyaUeki
Posted by: heiwa4126 | February 22, 2012 04:14 PM