謹賀新年
あけましておめでとうございます。本年もぼちぼちと更新を続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。
元旦は晴れてていい天気、でも風が強かった。家族と近所の神社に初もうで。今年が受験となる子どもたちのために絵馬を奉納したあと、実家に寄って年賀の挨拶。
でもあれですな、最近は元旦といってもコンビニはあるし、スーパーマーケットもうどん屋もラーメン屋もフツーに開いてて、いつもの休日と変わりませんな。わたしの子ども時代などは正月に街に出かけても、映画館以外はすべての店が閉まってたんですけどねー。
さて、年初にだらだらしながら読んだ、今年最初のマンガはこれ。
●一條裕子/内田百閒『阿房列車』3号(2010年小学館、1100円+税、amazon、
bk1)
百閒先生は年がら年中ご酒をいただいてらっしゃるようなので、正月のほろ酔い気分で読むにはぴったり。
昭和20年代の内田百閒の鉄道エッセイをマンガ化した本書も三冊目。本書でも百閒先生は、意味なく鉄道旅行を楽しみ、意味なくエラソーにしてらっしゃいます。
ひねくれたエラソーなおっさんが意味なく鉄道旅行を楽しむ、というコンセプトのエッセイがかつて世間に受け入れられ、マンガとして現代によみがえっておるわけです。
これがなぜかすっごく楽しいのですな。無為を楽しむ、という今では忘れられた(おそらくかつてもそういうのは珍しかった)百閒先生の奇妙な行動は、彼の筆力によって鉄道趣味のないパンピーにも受け入れられたのですね。
で、マンガではどうなってるかといいますと、一條裕子はえらい。あいかわらず内田百閒の上を行くようなことをやってのけているのですね。
それで新聞記者が這入って来て何か訪ねた。だから何か答えた。
このコマでは新聞記者のフキダシに「何か」、そして百閒先生のフキダシにも「何か」。
おもしろいっ。このあっさりした脚色で、どれほど高度なことをなしとげているか。石原某にも教えてあげたいのですけどねー。
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