宝島社のフライング、その他のこと
宝島社『このマンガがすごい!2011』の予約がアマゾンで始まってるのですが、ありゃりゃ、書影が掲載されてるよ。
●『このマンガがすごい!2011』(2010年宝島社、476円+税、amazon)
ウチのブログにはあえて書影を小さく掲載しておきますが、書影でオトコ編、オンナ編のそれぞれアンケート1位がわかっちゃうのですね。発売は12月10日。
同じ宝島社でも『このミステリーがすごい!2011』のほうは書影載せてない。それにもともと『このミス』は表紙だけじゃアンケート1位がわからないようなデザインです。
うーんそれにしてもこの二作がトップに来たか。わたしの印象ではどちらもビッグマイナーみたいな感じだったけどなあ。
昨年『このマンガがすごい!』は、選者の数をすごく増やしてああいう結果になりましたが、今年はどんな選考方法にしたんだろ。あと誰が投票したのか。いろいろと発売が楽しみです。
年末のお楽しみがもうひとつ。こちらはもう発売中。
●『少年画報 昭和35年正月号 完全復刻版』(2010年少年画報社、5238円+税、amazon)
出版社のサイトはこちら。
月刊雑誌「少年画報」の黄金期は、武内つなよし『赤胴鈴之助』、河島光弘『ビリーパック』、桑田次郎『まぼろし探偵』、堀江卓『天馬天平』、手塚治虫『スーパー太平記』などがそろい踏みをしていた1959年正月号。この号で戦後マンガ月刊誌の新記録である80万部発行を達成しました。
今回の復刻は、惜しくもその一年後、1960年正月号です。『赤胴』『ビリーパック』『まぼろし探偵』はなお連載中。でも1959年3月にはサンデーとマガジンが創刊され、時代は週刊誌時代に突入つつある、というマンガにとっても激動の時代ですね。
わたしが「少年画報」を買ってたのは手塚治虫『マグマ大使』や藤子不二雄『怪物くん』が載ってた1965年ごろなので、この時代のことはよく知らないのですが、この復刻はすごく楽しみ。明日あたりアマゾンから到着予定。
さて、『よつばと!』。夏に始まった物語も、秋が深まってまいりました。
●あずまきよひこ『よつばと!』10巻(2010年アスキー・メディアワークス、600円+税、amazon)
でね、主人公のよつばって、漢字でしゃべらないんだよね。基本よつばのセリフはひらがなとカタカナから成り立ってます。
さすがに五歳だもんね。漢字読めないんだな。これをウチの家族に言うと、あったりまえじゃん、みんな知ってたよー。
ところが。1巻を引っぱり出してくると、あれれ、1話の初っぱなから、「とーちゃん ここ家がいっぱいあるな!」
漢字しゃべってるがな。
じつは4巻までは、よつば、ときどき漢字でしゃべってるのですね。でもその後よつばが使うのは徹底してひらがなとカタカナとアラビア数字だけとなります。3巻では「牛」だったけど7巻では「うし」ね。
あ、あと7巻で一回だけ「NO」と、英語しゃべってましたね。
何の役にもたたない、どうでもいい知識でした。
Comments
嗚呼、今年のジャイアンツは情けなかった。進撃どころか青息吐息。ライバル阪神も実に情けなかったねぇ。日本シリーズのドラゴンズの貧打には目を覆うばかり。
こりゃあ来シーズンもパ・リーグにしてやられそうだな~。
ふぅ。
ガールズ・サイドは判らないです。
どなたか、教えて下さいませ。
Posted by: トロ~ロ | December 01, 2010 10:58 PM