すみません雑談です
『もやしもん』のネタ元としても有名な小泉武夫先生、彼の『不味い!』(2003年新潮社)を読んでいたら最近のピーナツがいかに不味いかを書いた文章が載ってました。で、今日スーパーをうろついてたら、100g=500円のピーナツを売ってた。
安いものなら100g=100円だから、なんと通常の五倍。シャア・アズナブルもびっくりという値段ですが、中国産じゃなくて千葉産の南京豆で、加工は広島、というもの。
ここは話のタネ、というわけで買ってしまいましたよ、100g=500円。こういうのはすごく思い切りが必要です。買ってからも、違いが全然わからなかったらどうしようと、後悔しながらの帰宅。
家で食べてみますと、あらこれはたいしたもの、口の中で噛み砕いた後のあと味がちゃんと香ばしい。安物の柿ピーのピーナツと食べ比べてみましたが、これが全然違うんだ。ピーナツは「後を引く」と言われますが、たしかに久しぶりに後を引くピーナツを食べたなあ。
このおいしいピーナツを食べながら、「唐沢俊一検証blog」の検証班さんが書かれた『唐沢俊一検証本 vol.3 オタク編』と『vol.0 アマチュア編』を読んでたのですが、いやいやあれですな、自分が(あまり)登場しないということもありますが、これはおもしろい。
プロのライターとしてそれなりの文章量を書いてきた人物が、いかにほら吹きで嘘つきであったか、娯楽読み物として堪能しました。
わたし自身は一連の事件の当事者でもあるので、自分が登場しますとちょっと冷静になれない部分もあるのですが、今回の検証班さんの本を読んで、唐沢俊一の同時代を彼と似たような趣味を持って生きてきた人間として、反面教師としていろいろと考えさせられることが多かったです。今さらながら検証班さんは文章がうまいなあ。
で、ここ数日は『スコット・ピルグリム』の原作マンガ(英語版)をずっと読んでます。その間にはイタリアのエロマンガ家、バルダツィーニ作品の英語版とフランス語版(←まったく読めませんが)をじっくり眺めたりして(←家族にはこっそり)。
英語(あるいはその他の言語)の本を読んでると、数ページごとに意識がとんじゃうのが困ったものです。
あと先日、兵庫県立美術館の「水木しげる妖怪図鑑」を見てきましたが、大阪の阪神百貨店「ゲゲゲ展」にも行くつもり。
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