iPad でマンガを読む(手塚全集編)
というわけでiPad に講談社版手塚治虫全集400巻を格納して持ち歩き、ひまなときに読んでいるわけですが。これがなかなかに快適。
電子書籍リーダーはCloudReaders を使ってます。PDF ファイルのマンガを読むにはこのソフトで必要十分ですな。
2001年に発売された「手塚治虫大全集DVD-ROM 」のPDF ファイルをPC にコピーしたうえで、iPad とUSB ケーブルで同期させ、iPad 内にデータを転送します。400巻ぶんのデータ量は約24GB になりました。わたしのiPad は64GB タイプですから、ほぼ半分が手塚全集で占められてます。
CloudReaders を立ち上げるとまず、本のタイトルがずらっと並んでいます。書影はなくてタイトルだけ。ただし手塚全集のPDF ファイルには番号だけしかついてませんので、書名はPC 上でわたしが打ち込んだものです。
一画面に表示できるのタイトルは16冊ぐらいですから、これを指でスクロールさせて読みたい本をさがします。しかしこれは400冊となるとちょっとたいへん。
CloudReaders には、タグで分類できる機能がついてます。これを利用して400冊を分類してますが、とりあえず「青年向け作品」「少女向け作品」「初期作品」、あとは雑誌で「サンデー」「マガジン」「チャンピオン」「キング」などと分けてみました。
実際に作品を読むときは、基本iPad を縦に向けて1ページを一画面に表示させて読んでます。iPad の画面はB6判単行本より少し大きい。すこしでも大きい絵で読みたいので、内枠(基準枠)が画面ぎりぎりになるよう拡大します。
CloudReaders でPDF ファイルを読むとき、ページ間を移動しても拡大率が変化しないのでこのままの大きさで読み進めます。
画面の左端をタップしてページめくり。拡大して見たいコマがあればそこをダブルタップ。見開きのときだけiPad を横向きにします。
これでさくさく読めます。ページめくりを急ぎますと、画面がブラックアウトしますが、まあふつうのスピードで読んでるなら大丈夫。
わたしこれで『シュマリ』読んで『ばるぼら』読んで『MW(ムウ)』読んで、今は『陽だまりの樹』を読んでます。最初は液晶画面に目が疲れる感じがしたけど、もう慣れちゃったかな。
とりあえずこれで、紙の本で持ってる講談社全集については処分する決心を固めました。さてほんとに今後、蔵書が減っていくのか!?
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