近況など
年末に発売されるフリースタイル「このマンガを読め!2010」の年間ベストテンに投票させていただきました。
ベストテンというのはお祭りであって、楽しくやればいいというのはわかってるつもりなのですが、こういう経験は初めてだったのでずいぶん緊張しましたよー。
昨年の宝島社「このマンガがすごい!」のオトコ編トップは『聖☆おにいさん』、オンナ編トップは『坂道のアポロン』でした。ところが、そっちではまったく無視されてた『ママはテンパリスト』が「このマンガを読め!」でトップをとるという展開。うわ、びっくりした。
これは発行年月日の問題ではないので、完全に選者の好みによります。ちなみに昨年の「このマンガがすごい!」の投票者数はオトコ編79人、オンナ編79人。「このマンガを読め!」のほうは50人でした。
わたしにとってこういうベストテンは、読みのがしてるマンガをチェックするために機能してたのですが、自分が投票するとなるとまた別ものですねえ。
投票するほうの気持ちとしては、
●ひとと同じものを挙げてるだけではおもしろくないよなあ。
●かといって、レアものだけに投票するのもヘンだし。
●今年を代表するマンガを取り上げる責任というものがあるのじゃないかしら。
●でも長編連載だけ推してたら毎年同じものになっちゃうし。
とまあ、どうどうめぐりで迷う迷う。
さて漫棚通信の今年のベストは。迷いに迷った結果は、いずれ発売されるものをお読みください。
Comments
なるほど。「テンパリスト」1巻の発売は2008年10月でしたか。ご指摘ありがとうございます。これで「読め!」のトップになったのですから、こういうベストテンではぎりぎりの発売のほうが有利ということでしょうか。「読め!」の座談会はわたし毎年楽しみにしてますよ。
Posted by: 漫棚通信 | November 05, 2009 07:52 PM
>ところが、そっちではまったく無視されてた『ママはテンパリスト』が「このマンガを読め!」でトップをとるという展開。
「このマン」のほうはその年の9月末発売までのコミックスを対象にしているので、「ママテン」は選外でした。無視していたわけではないですよ。
無視といえば「読め」のほうが選者が中年層の男性に偏っていて、「坂道のアポロン」のような作品がまったく入りません。オジサンばかりの選者はどうかと思います(あの座談会も毎年ひどい)。
Posted by: ヒャッキン | November 05, 2009 04:02 PM