ピアノの上
ウチには書庫なんてものが一応あるのですが、最近は、読んだマンガ、今読んでるマンガ、これから読むマンガをとりあえず、居間のピアノの上に積み上げてる状態です。ずいぶん見苦しいのでさっさとかたづけろといつも怒られてますが、なんせ書庫のほうも足の踏み場というものが。しかも書庫は台所の隣にあるものですから、いつのまにやら一部パントリー化しつつあって、非常用ミネラルウォーターの貯蔵はしょうがないとしても、先日はずいぶん味噌くさかった。味噌くさい書庫というのは、どうよ。
で今、ピアノの上にある本とか雑誌はこんな感じ。おっさんはどういうマンガを読んでおるのか。新旧とりまぜて。
●吉田秋生『海街diary 2 真昼の月』(2008年小学館、505円+税、amazon、bk1):傑作。
●谷川史子『おひとり様物語』1巻(2008年講談社、667円+税、amazon、bk1)
●谷川史子『くらしのいずみ』(2008年少年画報社、543円+税、amazon、bk1):買ったまま積ん読だったので、この際。
●羽柴麻央『イロドリミドリ』(2008年集英社、400円+税、amazon、bk1):紙屋研究所さんが誉めてたので。
●内田春菊『ON-DAN-BATAKE 』1巻(2008年双葉社、1143円+税、amazon、bk1)
●施川ユウキ『12月生まれの少年』1巻(2008年竹書房、648円+税、amazon、bk1):これはずいぶん詩的な。施川ユウキはわが家では一番人気。
●吉田戦車『スポーツポン』2巻(2008年小学館、667円+税、amazon、bk1):吉田戦車は読み続けるよなあ。
●くらもちふさこ『駅から5分』1巻と2巻(2007年と2008年集英社、400円+税と419円+税、amazon、bk1):技巧的なお話ですから、2巻読む前に1巻を読み直し。あれ、2巻が値上げされてる。
●柏原麻実『宙のまにまに』5巻(2008年講談社、533円+税、amazon、bk1)
●山本おさむ『マンガの創り方 誰も教えなかったプロのストーリーづくり』(2008年双葉社、3800円+税、amazon、bk1):半分まで読みました。
●ディエリ・グルンステン『線が顔になるとき バンドデシネとグラフィックアート』(2008年人文書院、古永真一訳、3200円+税、amazon、bk1):まだ読んでません。
●「ビッグコミック」2008年10月25日号:「中春こまわり君」が掲載されるときだけ買ってます。あちゃー、あべ先生、こんなになっちゃってるよ。
●「Fellows! 」創刊号(2008年エンターブレイン、680円+税、amazon、bk1)
●町山智浩『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』(2008年文藝春秋、1000円+税、amazon、bk1):マンガじゃないけど。
●清水玲子『秘密 トップ・シークレット』1巻(2001年白泉社、676円+税、amazon、bk1):これから読みます。
●『コミック星新一 ショートショート招待席』(2008年秋田文庫、562円+税、amazon、bk1):全二巻から作品がセレクトされ文庫化されました。あの、志村貴子「生活維持省」も収録。
●「ユリイカ 総特集杉浦日向子」(2008年青土社、1238円+税、amazon、bk1):ファンです。「ガロ」でのデビューから読んでました。
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Comments
『マンガの創り方』
評判、売れ行きは??
専門学校の1年生に、ぼくの経験・考えを
まじえつつ、朗読したりしていますが。
マイペースな未経験学生に
どれだけリアリティがあるか?
つまり編集者にしごかれた経験者には
納得できる点は多いですね。
Posted by: 長谷邦夫 | October 18, 2008 12:24 PM