サファイアは中学二年生
えー、「なかよし」2008年5月号から、「サファイア リボンの騎士」(原作・手塚治虫、シナリオ・高橋ナツコ、まんが・花森ぴんく)が新連載されているわけですが。
「なかよし」は付録ごとゴムでしばってあって立ち読みできませんので、ストーリーをご紹介。
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時代と国は不明ですが、現代東京に似た都市。街のど真ん中にはセントラルタワーという超高層の電波塔(?)がそびえています。
ところが一年前、突然その塔の先端に、島の形をしたものが突きささってしまいました。この謎の島は地上の人間を近寄せず、ひとびとはこれを「空島(そらしま)」と読んでいます。空島の上にはお城があったりしまして、これ実はシルバーランドであります。
いっぽう、地上には白金学園という学校があり、そこに14歳の誕生日をむかえたサファイアという名の少女がいます。中等部三年にはかっこいいフランツ・チャーミングという先輩も在籍してる。
で、このサファイア、オリジナルサファイア姫の、孫の孫の孫。実は彼女、シルバーランドの正当後継者らしいのですが、本人は知らない。シルバーランドのほうでは、ジュラルミン大公やらナイロン卿やら、鏡の中の魔女(ヘル夫人?)やらが、悪だくみをめぐらしながら、地上にいるはずのサファイア「王子」を探し回っております。
魔女のしもべの攻撃を受けたとき、サファイアは妖精(?)のチンクの助けで、「リボンの騎士」のサファイア「王子」に変身し、悪を倒します。
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というところまでが今月号。
変身のかけ声が「めざめよ リボンの騎士(プリンセスナイト)! タラリラッター!!」で、彼女の必殺技が「よみがえれ! はるかなる銀の光(ルミナスアージェント)!!」。
リボンの騎士というより、変身少女もの、セーラームーンかプリキュアか、といった感じではあります。
まだ冒頭部なんで、おもしろいかどうか何とも言えませんが、マンガよりアニメ向けの設定かもしれませんね。
それよりもわたしゃ、ジュラルミン大公とナイロン卿が、イケメンだったのに腰が抜けましたです。
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