組曲とドラえもん@台湾
林依俐(elielin )さんは、台湾にある全力出版有限公司(島本和彦みたい)代表取締役にしてマンガ誌「月刊挑戦者」(月刊チャレンジャーですな)編集長であります。
○全力出版と月刊挑戦者
○出版物が日本から買える全力書店
その彼女がニコニコ動画にこういうの↓をアップしていたそうです(ニコニコ動画に飛びます)。
●組曲『ニコニコ動画』を中国語(台湾華語)で歌ってみた(2007年10月11日投稿)
組曲『ニコニコ動画』には一時わたしもハマりまして、いくつかのバージョンをCDに焼いて通勤のクルマの中で聞いてました(というか歌ってました)。それにしても、歌詞を中国語に翻訳したうえアニメ声を駆使して自分で歌ってたのがelielin さんだったとは。
ニコ動の動画にはアンチのコメントがつくことも多いのですが、日本語で書かれた彼女のブログ「IGT避難用出張版」に、ニコ動のコメントを分析したエントリがアップされてます。
ニコ動をとおして東アジアを眺めてみよう、というもの。ニコ動はすでに台湾版がオープンしてますが、いろんなところで見られてるんですねえ。
◆
さて、elielin さんのブログに書かれた記事のうち、ずっと注目してたのが、「台湾における海賊版ドラえもんの歴史」についてのエントリです。
現在台湾で正規翻訳版の「ドラえもん」は「哆啦A夢」と書きます。しかし、かつて海賊版の時代、彼は「小叮噹」と呼ばれていたそうです。そのころの、忘れ去られつつある海賊版ドラえもんについての文章です。
日本人読者にとっても興味深く貴重な証言ですので、完結したらいつか紹介しようと思ってたのですが、中断したままなのが残念。この機会に、紹介しておきます。
○貴方が落したのはこのドラえもんですか
○あの頃彼は「小叮噹」だった①
○あの頃彼は「小叮噹」だった②
○あの頃彼は「小叮噹」だった③
○街角の野比夫婦
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というわけで、本年はここまで。
よいお年をお迎えください。
Comments
おお、elielinさんご本人ですか。
組曲『ニコニコ動画』、こんど聴いてみます。
Posted by: くもり | January 01, 2008 10:12 PM