縦のものを横にする
横のものを縦にもしない、という言い回しがありますが、まあモノグサでだらしないことをいいます。わたしがそれでして、いっぺん座ると何もしません。せいぜいテレビのリモコンをいじるのと、周囲にある本に手を伸ばすぐらい。
職場のデスクなんざひどいものでして、積み上がった書類や本が崩壊寸前。まわりの目が冷たい。
わたしも「漫棚」を名のってるだけあって、自宅には書庫が一応あるのですが、最近は本を本棚にかたづけるということをせずに、買ったもの、引っ張り出したものをゆかに積み上げていくだけ、ということをしておりました。
これが困るのはいったいあの本はどこへいったのか、というのと、オレはあの本を買ったのかどうなのか、というのがワケわかんなくなることですね。まずこの山をくずすところから始めなきゃいけないのと、こないだからの猛暑がありましたので、冷暖房のない書庫に3分いただけで汗びっしょり。
そこでちょっと涼しくなってきたのを機に、まず、縦の山を横にするところから始めてみました。ゆかに背表紙を上に並べてみるわけです。
これでちょっとは書名がわかるようになりました。ただし、足の踏み場がなくなるという大きな問題があるのですが、その問題はまた先送りで。
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