« マンガのお値段について | Main | 怪しい、怪しすぎる »

August 24, 2007

買ってない本

 残暑お見舞い申し上げます。

 えー、ちょっと気になる本があると、なんでもかんでもアマゾンのショッピングカートに放り込んでおく、ということを繰り返しておりますとどんどん増えてきてしまい、まったく収拾がつかなくなります。自分ちの書庫と同じで、たまには整理をしなくちゃいけません。買うなら買う、買わないなら買わない、きっちりせんかーい。財布の中身、読む時間があるのか、置くスペースがあるのか、といろいろ考えなきゃいけないことが多くて悩ましいですねえ。


●『鉄腕アトム HAPPY BIRTHDAY BOX』(2003年光文社、14286円+税、amazon

 2003年、アトムの誕生日にあわせて発売された、復刻マンガをメインにしたいろんなおまけ付きのセット。なんと売り切れもせずに、いまだに現役で買うことが可能です。発売直前、予約するかどうかあれほど悩んだのは何だったんでしょ。で、今もやっぱり迷い中なのでした。


●『寺田克也全部 寺田克也全仕事集』(1999年講談社、2980円+税、amazonbk1)、『寺田克也ラクガキング』(2002年アスペクト、3800円+税、amazonbk1

 

 寺田克也の画集はねえ、迷いに迷って、結局買ってないんですね。ここまで待ったのなら、次の画集が出るまで待つべきかしら。


●陶治『中国の風刺漫画』(2007年白帝社、2000円+税、amazonbk1

 朝日新聞の書評で見かけたもの。“約6万点の漫画を検証した著者が、中国事情をわかりやすく説いた「漫画で学ぶ中国史」” というのが出版社の広告文句。図版がもうひとつ、という評を読んじゃったので、手を出すべきかどうしようか、うーん。


●岩本茂樹『憧れのブロンディ 戦後日本のアメリカニゼーション』 (2007年新曜社、5000円+税、amazonbk1

 社会学方面の本らしいのですが、この本がわたしの求める内容かどうかわからないのと、なんつってもお値段がちょっと…… 内容を知らずに注文するにはずいぶん勇気が必要です。著者はかつて『戦後アメリカニゼーションの原風景 「ブロンディ」と投影されたアメリカ像』という本も書かれてます。


●『和モノ事典1970’s 人名編』(2006年ウルトラヴァイヴ、2500円+税、amazonbk1

 1970年代の映画と歌謡曲に特化した雑誌、Hotwax編集の70年代事典。マンガとはあまり関係ないのですが、一応わたしの守備範囲内なので。ただしこっちに手を出すと未読の山が増えそうなのでどうすっかな、と迷い続けてもうすぐ一年。


●Paolo Eleuteri Serpieri 『Serpieri Clone』(2004年Heavy Metal Magazine、原著は2003年、14.95ドル、amazon

 イタリアのエロSFマンガ家(と書いちゃうと失礼かしら)、セルピエリ。その代表作「Druuna」シリーズ最新巻の英語版。ああ、すっかり忘れてた。買わなきゃと思ってショッピングカートに入れたまま、もう数年たってました。ご本人のオフィシャル・サイトはコチラ。かなりエロいのでご注意。

|

« マンガのお値段について | Main | 怪しい、怪しすぎる »

Comments

 『憧れのブロンディ』、図書館から借りてきて現在読んでいます。漫棚さんがどういうものをお求めかわかりませんが、コレは良書といってよい本だと思います。
 簡単に内容を紹介すれば、第一部は作品紹介で、ここではいちおうモーリス・ホーンの著作を参照してアメリカのコミック史におけるブロンディの位置づけを論じる部分もあり(なぜか『Women in Comics』しか参照してないので書いてあることにはちょっと首を傾げますが)、ごく簡単に作者のチック・ヤングのプロフィールも紹介されます。第二部の戦後日本社会へのブロンディの影響を検証していく部分も非常に丁寧な実証的研究で、以上をもとに現代日本社会におけるアメリカナイゼーションの影響を論じる第三部、というのが全体の構成になっています。
 「日本社会へのアメリカンコミックスの影響を検証する」という本書の性格上、当たり前ですが、研究書としては欧米ではあり得ないタイプのものであり、かつ日本におけるアメリカ論の成果を豊富に継承した非常にまっとうな研究書です。マンガ研究の文脈でいえば清水勲氏の研究や2003年に横浜の新聞博物館でおこなわれた新聞マンガ展のテーマをある部分で継承したものといえるかもしれません。
 和書でこの情報量ではやはり過剰に値段が高いんで、今後も古書で三千円代くらいで見つけないと自分で買いはしないと思いますが、一読はじゅうぶんお勧めできる本だと思います。
 なお先行する『戦後アメリカニゼーションの原風景 「ブロンディ」と投影されたアメリカ像』は本書の第二部の内容に当るものだそうで、第一部と第三部の分この本を読んだほうがお得です(W

Posted by: boxman | August 27, 2007 03:41 PM

コメントありがとうございます。そうですか、良書ですか。そう言われちゃいますと読もうというふんぎりがつきました。図書館利用という手があったのをころっと忘れてましたね。

Posted by: 漫棚通信 | August 27, 2007 09:12 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 買ってない本:

« マンガのお値段について | Main | 怪しい、怪しすぎる »