« これは盗作とちゃうんかいっ | Main | 新・これは盗作とちゃうんかいっ »

June 05, 2007

続・これは盗作とちゃうんかいっ

前回からの続きです)

 昨日から本日にかけて、いろいろありまして。

 まず、唐沢俊一氏から早々に謝罪メールをいただきました。そして、唐沢氏のサイトには「ご報告(6/5)」という文章が新たに追加されました。すばやい対応には感謝しております。

 唐沢氏からのメール内容は、基本的には「ご報告(6/5)」と大きくは違いません(ただしもう少し細かく書かれております)。ただし、現在まで幻冬舎からの連絡はまだありません。それを待って、今後のわたしの対応を決めることになると思います。その旨、唐沢氏へもメールいたしました。


 ただし、現状でもわたしの不満はなお残っております。

(1) ひとつは、唐沢氏のサイトに新しく書かれた文章のうち、

・大いに参考にさせていただいた
・ある作品のストーリィを紹介するという性格上、参考にさせていただいたサイトとの記述の非常な類似のあることも事実
・『漫棚通信』の記述より多くのものを得ている

 という部分です。

 昨日、『新・UFO入門』からの引用をコンピュータで打っていて気づきましたが、これがまたすぐにできてしまうのです。実はここにいちばん時間がかかるだろうと憂鬱だったのですが、わたしのブログの文章をコピペして、ちょっと修正を加えるだけ。実際、職場に7時前に出勤して、仕事開始の9時までにはほとんど仕上がってました。

 これほど似ている文章が、「参考」「類似」ですまれされてしまうのは、わたしにはきわめて不満です。

(2) 次に、『太陽の子サンナイン』について唐沢氏はいろいろと釈明をされていますが、『空飛ぶ円盤のすべて』についてはどうなのかという点。わたしはこれがいちばん気になっています。問題が、『サンナイン』というフィクションの要約の仕方にだけに矮小化されていないか。

(3) みっつめは、唐沢氏が本当に『空飛ぶ円盤のすべて』と『太陽の子サンナイン』の原著にあたられているのか、というわたしの疑問があります。しつこいようで申し訳ありませんが、わたしには『新・UFO入門』の該当部分は、わたしのブログのみをソースにしているように思えてならないのです。

 とくに『サンナイン』について。唐沢氏のメールによりますと、唐沢氏は友人から譲り受けたコピーを所有されているとのことでした。しかしあの、のり付けが甘くてすぐバラバラになってしまう集英社コンパクト・コミックスを、コピー機にかけようという人が存在するとは、にわかに信じられません。

 ここはひとつ、唐沢氏が『サンナイン』を所有しすでに読了されていることを、わたしに納得させていただければなあと考えています。たとえば、ラストシーンに登場するジェット機の名前とか、グレート・マスターの姿形を、わたしに教えていただくとかすれば、疑いも氷解するでしょう。

 上記三点、もし可能でしたら、よろしくご検討お願いいたします。


※次回に続きます。

|

« これは盗作とちゃうんかいっ | Main | 新・これは盗作とちゃうんかいっ »

Comments

法律をもって対応するか、酔っ払ったあさりよしとおをもって対応するかしか無いと思います。

Posted by: うーむ | June 05, 2007 10:43 PM

> アッチは売れっ子作家にして朝日新聞書評委員。と、飛ぶ鳥を落とす勢いの出版社。対するコッチは零細ブロガー。勝負にはならないかもしれませんが、一応、この記事のアップと同時に抗議メールを送っておきました。

と前回投稿で述べておられましたが、ひきつづくご健闘、お祈り申し上げます。

返答の文書を見て、「零細ブロガー」の面目を発揮すべきときかと、他人事ながら、ちょっかいコメントを入れさせていただきました。

相手方も「参考にさせていただいた」との由。
それ自体は小生うらやましい限りですが、「参照」したのであれば、それ相応の対処があってしかるべきなのが、書き手同士の世界のルールではないかと思います。

「書き手」にとって、書いたもの、書かれた対象は、それ自体が「財」です。それを等閑にされては困ります。困るとして、WEB上で“告訴”に及ばれたこと、当然だと思います。

Posted by: Kyawa | June 05, 2007 11:36 PM

>ただし、現在まで幻冬舎からの連絡はまだありません。それを待って、今後のわたしの対応を決めることになると思います。

賢明な判断だと思います。
この事件の当事者はあなた、作家、出版社で、謝罪や補償責任があるのは後二者です。売り出し中の出版社だし、この種の盗作(ネットから紙面)は今後多くなると思うので、ちゃんとした対応をすると思うのです。
ただ、もう出版社には連絡はしましたか?できれば内容証明郵便で通知した方がよいです。ネットで起こった事件ですが、盗作は一般社会の出来事なので、なんでもメールですましてはいけません。
司法書士に一通書いてもらうといいと思います。

その後の対応については、作家の方や出版社の対応を見てから、決めればいいと思います。ただ、皆さんも言っておられるように、今後のネット->書籍盗作事件のひとつのひな形にもなるかもしれませんので、ちゃんと気持ちよく、合法的に解決できることが、理想だと思います。

Posted by: rabbit | June 05, 2007 11:40 PM

ネットに接続できる人間が数千万からいる今の時代、実際に漫棚様のサイトを訪問している人数は別としても、可能性だけからいえばそれだけの人間がアクセスし得る訳ですから。テレビの全国中継中に万引きしてるとこが映っちゃうみたいなもんで、法律的な点はともかく、普通の感覚があれば無断転載なんて絶対出来ないはずなんですよね。しかも唐沢氏は万引きした品を自分の店で売っちゃってますから(笑)。何と言えばいいのか、ホントびっくりしますね。

Posted by: 定期購読者 | June 06, 2007 05:04 AM

「サンナイン」、昔「サスケ」の巻末広告で見かけた覚えがあります。なつかしいなあ。
http://homepage2.nifty.com/NIKAIDOU-2/YAMAKAWA/sunnine.htm
この右上の絵が広告に使われていたような気が。

現在唐沢氏は必死で「サンナイン」を探しているのでしょうか。文筆家としての名誉にかかわる問題だから大変ですね。
漫棚通信さんにはまったく非はないので、今後も堂々と思うところを主張して下さい。

Posted by: 応援します | June 06, 2007 10:25 AM

たまたま漫棚通信さんが該当の本を読んでいたことで発覚しましたが、
これは氷山の一角で唐沢氏は常習的に盗用を行っているんじゃないかと疑ってしまいますね。
まさか今回が初めてということはないでしょう。

Posted by: ハラヘリ | June 06, 2007 07:18 PM

作者から謝罪があって、このサイトの名前がでたコメントまでしてるわけだし、事実上の「パクリ」宣言してるわけでしょう?それで事を済ませられないもんですかね。

なんか意地が悪いように思えるのです。

先のエントリーを見れば盗用は明白な事実だと思います。第三者的な視点では唐沢氏の擁護にまわる人はいないと思うのですよ。本人の苦しまぎれの釈明もあるわけですし。これ以上追い詰めることで何かいいことがあるんでしょうか。

余裕もった対応をしてもいいんじゃない?

Posted by: aaa | June 06, 2007 08:56 PM

ここのオーナーさんは十二分に余裕を持って対応され
ていると思います。
唐沢俊一に回答の期限を切っていないでしょう。
これは「追い詰める」意思がないことを示しています。
手元にあるなら明日までに回答できるはずだ、と言える
ところを言ってないのですから。

Posted by: 通りすがり | June 06, 2007 09:26 PM

>>事実上の「パクリ」宣言してるわけでしょう?

しているようには読めませんが?
「そんな気なかったけど指摘されたら偶然似ちゃっていたのに気がついた」と「ぱくり」じゃ雲泥の差では?

Posted by: とおりすがり | June 07, 2007 03:15 AM

著作権は親告罪だからばれなきゃOKなんですよ。
ばれたら、「あ、言うの忘れちゃった。えへへ。」
でいいんです。

言ったほうがいいのは判ってたけど忘れちゃったんだ。
それで原稿料も印税も得たけどw
でも、そんなつもりは無かったんだよ?ご承知おきくださいね?

そんな事件にしか見えない。

Posted by: tmp | June 07, 2007 10:37 PM

初めて知ったけど、やっちゃたね、唐沢俊一。あの人
の物言いは嫌いじゃないんだが、文章を、これほどあ
まく見てる人だとは思わなかった。罪になるならない
以前に、人としてどうよ。ランディーぐらい、社会的
制裁を与えるべきだな。

Posted by: あらあら | June 13, 2007 09:50 PM

唐沢氏は、漫棚通信さんへの最初の返事の時点で、「サンナイン」のコピーは持っていません。

持っていたら、デジカメで写真を撮って、メールに添付することは簡単です。(コピーは違法ですが、あなたに他言しないように頼むことはできます。誤解を解くためならそれくらいのことはやったっていいでしょう。)それをしていない。だからメールが来た段階では持っていないんですよ。だましにかかっているんですよ。

しかるべきところにいけば、コピーは取れます。それをてきとうに写真を撮って添付することは簡単なのにね。幻冬舎の担当は動いてくれないのかも。唐沢氏だけでは、それをする時間がなかったんでしょう。

唐沢氏の返事で釈然としないのが普通ですよ。

Posted by: しんご | June 17, 2007 01:27 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 続・これは盗作とちゃうんかいっ:

« これは盗作とちゃうんかいっ | Main | 新・これは盗作とちゃうんかいっ »