« 続・これは盗作とちゃうんかいっ | Main | これは盗作とちゃうんかいっ・途中経過 »

June 06, 2007

新・これは盗作とちゃうんかいっ

前回からの続きです)

 昨日から本日にかけても、少し進展がありました。

 昨日夜には、幻冬舎の担当者のかたからメールをいただきまして、本朝、わたしから返答のメールをお送りしました。幻冬舎としての対応をお聞きしたかったのですが、残念ながら現在のところまで、再度のメールはありません。重ねて、お待ち申し上げております。

 また本朝、唐沢俊一氏よりメールをいただきました。昨日、わたしが書きました「サンナイン、ほんまは読んでないんとちゃうん?」という疑問に対しましては、きちんと返答していただきありがとうございます。

 唐沢氏が、『太陽の子サンナイン』のコピーをお持ちでおられるのは納得いたしました。ただし、単行本全三巻の全ページのコピーではなく、とびとびのページであるとのこと。ご友人から本を借りて読まれ、その「時間内での通読の記憶とメモ」で当該の書物を書かれるつもりであったことも了解いたしました。

 今後は、幻冬舎からのメールを待ちましてわたしの対応を考えたいと思っております。唐沢氏から今後の解決方法につきましていろいろとご提案いただいておりますが、そのご返事は、幻冬舎の再度の対応を見させていただいた後のことになると思います。

 わたしとしましても、できれば建設的な解決策をとれれば、と考えております。よろしくご了解お願いします。


※次回に続きます。

|

« 続・これは盗作とちゃうんかいっ | Main | これは盗作とちゃうんかいっ・途中経過 »

Comments

とびとびのコピーであらすじをかいたのか。

唐沢氏の言は釈明になっていませんよ。

第1巻の半分のコピーは、しかるべきところへ行けば、半日で手にはいり、それだけあれば、これくらいのあらすじはできる。コピーの画像をメールに添付することもできる。

次の日にそれだけのこともしなかったのだ。

唐沢氏は全巻よまないと、あらすじはかけないと思っている。そのこと自体、氏が、第1巻だけでも読んでいない証拠です。

阿呆なことを書いてきたメールをちゃんと保存しておきましょう。

Posted by: しんご | June 17, 2007 01:44 PM

 こういう文章を見つけました。唐沢というやつは盗用・盗作の常習者ですね。先のコメントにも書きましたが、こういう手合いがのさばっているのを見逃してはなりません。

やっぱりなぁ…
その他 > ネタ | 2007/06/07 木 00:06
ネット上の文章の盗用問題:『新・UFO入門 日本人は、なぜUFOを見なくなったのか』(唐沢俊一著)を巡って

 自分も唐沢俊一の同人誌買って調べたら、ネット記事の引き写しと思われる箇所発見してビビッたコトがあったので、やっぱり?っていうのが素直な感想

| main| 振女子 >>
今回はグロくて長い記事です
中国史 | 2004/09/07 火 10:46
 と言うわけで、今回はカニバリズムの記事

 で、なんでこんな話になるかというと夏のまんがまつりで購入した、トリビアの泉のブレーン陣の一人・唐沢俊一が出してた同人誌『トリビアの歪 2』を読んでいて、アレー?と思ったからです。
 ま、この同人誌自体はエロ過ぎたりグロ過ぎたりして番組じゃ取り上げられないだろうなぁ~~と言うネタばかりなのですが(例:チンパンジーは早漏、ゴリラは短小)、その中に


>trivia 9
>元朝の時代に陶宗儀(とうそうぎ)という人によって書かれた
>「輟耕録」(てつこうろく)には「人間を料理するには
>手足を縛って沸騰したお湯を浴びせかけて、竹箒(ほうき)で苦い
>皮を剥ぎ取る」とある。人間の皮は苦いものらしい。

>trivia 10
>同書によると人間を食べる際、おいしい順番は小児・婦人・男子という順番。


と言う箇所があって、あれー?《輟耕録》って《南村輟耕録》だよなぁ?確かアレって金院本の題目が載ってたり、岡本綺堂『中国怪奇小説集』光文社文庫 に何本か怪談が載ってたりした本だよなぁ? 後略

宣和堂遺事 http://www.sengna.com/iog/eid994html

Posted by: 福田恒存をやっつける会会長 | June 11, 2007 11:34 AM

>ゴーストというかスタッフの分業で執筆がされたり

 唐沢センセーは、ゴーストライターやスタッフの助けを借りなければ仕事ができないほどたくさんの仕事をおやりになっていらっしゃるようで、それは何も咎めだてするほどの事はありませんが、政治屋が悪事を暴かれた際に連発する「秘書が、秘書が・・・」「妻が、妻が・・・」と言う言い訳にそっくりですね。たいした才能もないくせに、書いた作品が何かの拍子にもてはやされたために仕事が来るようになり、最初のうちは神妙に書いていたが、マスゴミにもてはやされているうちにだんだんにのぼせ上がって、現在の地位に登る事ができたのはすべて自分に才能があるせいだと思い込んできたが、哀れなことにたいした能もないために、それを補うために盗用・剽窃をするようになった、と言うことじゃないですか。

 今度の件はちゃんと証拠が残っていたので問題になりましたが、証拠がないために悪事がばれないという文章はわんさとあるのではないでしょうか。そして証拠がないために涙を呑んでいる本当の作者がどれほどいることか。

 ともあれ、唐沢なんて言う悪党は物書きの世界から葬り去るべきです。とはいっても、唐沢のような盗用・剽窃を日常茶飯事に行っている手合いがうじゃうじゃいる神州不潔無責任大国大日本のことですから、唐沢はほとぼりが冷める間でじっとしているどころか、悪事露見直後から仕事殺到でウハウハ状態、そんなことは知っちゃあいないよ、と開き直ってこれからも荒稼ぎ稼業に精出すことでしょうが。

Posted by: 福田恒存をやっつける会会長 | June 11, 2007 10:18 AM

>lawisjustice

唐沢が先生?
笑わせるぜ。

Posted by: lawissomuch | June 11, 2007 09:14 AM

某所でこの騒ぎを聞きつけて覗きにきたもんです。
トリビアのネタを集めるために「一行知識掲示板」なんて
のをやってた人でしょ? 掲示板に書かれたことはそのま
まネタとして使わせてもらいます。何てことやってた人だ
から、ブログを徘徊して面白いネタが見つかればそれを
そのまま流用しちゃうことに何の抵抗もなかったんじゃな
いですか? そうやって集めたネタで本を出していたんです
しね。そういうのを見てるもんだから「やっぱり~?」
なんて思っちゃうんですよね。

Posted by: 通りすがり | June 11, 2007 06:41 AM

これは「類似」ではなく、「酷似」です。
いやしくも出版人なら、相応の恥を感じてほしいですね。
ゴーストライターが、とか、魔がさした、というのはわかります。
問題は、発覚したときの対応。
「今後は二度といたしません」という真摯な反省が、きちんと伝わってくるかどうか。
反省していないのに社会が甘く許したら、不正をくり返したりエスカレートしたり、また、ほかにも類似の不正を働く輩が増えたりしがちです。
ただ、キツイお灸をすえられないと反省できない、なんていうのは子どものレベルで、恥の上塗りです。
失墜した信用を取り戻せるか、これは唐沢氏ご本人の今後の発展にも関わることなんですけどね。

Posted by: とりすがらー | June 11, 2007 02:28 AM

>lawisjusticeさん、

「法律のイロハも知らない人達ばかり」とおっしゃいますが、そもそも法律的に問題がなければ何をやっても良いのか?という問題でもあるのですよ。唐沢氏の創作に対する姿勢が問われているのです。もちろん法律的な問題も議論されるべきですが。

「親告罪である以上」と書かれている通り、今のところBlog主さんは刑事告発すらなさっていません。にもかかわらず、それがなぜ「結果的に表現の自由を損ねる行為」になるのでしょうか?だれも表現の自由など損ねていないでしょう?

Blog主さんがこれは盗作であると主張するのは自由です。唐沢氏がそれに反論するのも自由です。唐沢氏は十分に反論する機会を持っているのですから。さらに「作者ないし出版社に対する名誉毀損ないし業務妨害行為」に該当するなら告発するのもまた自由です。

そのうえで「唐沢先生を一方的に盗作と決めつけ」て何が悪いのでしょうか?

Posted by: Behemoth | June 11, 2007 01:18 AM

>>lawisjustice

「地獄への道は善意で舗装されている」。それはまさにあなたのためにある言葉ですね。

関係者の方なのでしょうか。そこまで無理な理屈で擁護しなくとも、盗作でなければいずれ解決するでしょう。事態の成り行きを見守っていればいいのです。事実、まる一日ちかくコメント欄に何の書き込みもなかったのは、みなさん事態の成り行きを見守っていたからです。そこへあなたがおかしな擁護論を書き込んだために再燃しかけているのです。お分かりになりませんか。

>>明確な証拠もなしに、まして親告罪である以上唐沢先生の著作がが盗作扱いされるいわれはありません。ホントに法律のイロハも知らない人達ばかりですね。

盗作における明確な証拠とはどのようなものなのでしょう。今までの盗作騒動で、発表された作品以外の証拠が提示された例がどのくらいあるでしょう。本人直筆の「何月何日、某氏の文章を盗用する」などというメモが残っている必要があるのでしょうか。あるいは盗作の証拠となる指紋や遺留品が提出された例が過去にあるのでしょうか。表現の盗用、盗作を窃盗、傷害などの他の犯罪と同様に考えていませんか。繰り返しますが「盗作」における明確な証拠とは「発表された表現行為」以外の何をさしているのでしょう。

さらに書けば、ここに書き込みをされている方の多くが問題にされているのは法律上の盗作、著作権侵害そのものではありません。唐沢氏の姿勢の問題です(この点は上の方も書かれています)。いわば世間話的に「あれはないよね」と話しているところへ、あなたが来て「裁判で盗作と判断されたわけではないのだからそんな話はやめろ」と言っているようなものです。このような話に法律論を持ち出す愚がおわかりになりませんか。

あなたの行動こそ正義らしきものをふりかざして地獄への道を築いているように見えますよ。

Posted by: a-go | June 10, 2007 11:54 PM

上の弁護士センセイのブログも思いっきり叩かれまくってますね~
まあ弁護士だからといって話す内容が法律的に正しいとは
限りませんから。

しかも今回の唐沢先生の一件は
パクったという事実よりも
下手に開き直った言い訳があまりにも恥ずかしくて
今までの読者もドン引きしてしまったという
状況ですので
法律的にどうこうということではないと思われますよ~

Posted by: aaa | June 10, 2007 10:01 PM

>lawisjustice
どこが勝手な思い込みなのか不明。
「表現をどんどんブツ切り」なんかしなくても類似してるし。

Posted by: opapa | June 10, 2007 07:25 PM

ブログ主はじめ、唐沢先生を一方的に盗作と決めつける人たちはこちらの弁護士さんの主張を読んでください。
http://yama-ben.cocolog-nifty.com/ooinikataru/2005/11/post_e786_1.html

まず、あなたたちの行為は「地獄への道は善意で舗装されている」を地でいっています。
「表現をどんどんブツ切りにしていけば、類似の表現」なんか簡単に見つかるということです。勝手な思い込みだけで結果的に表現の自由を損ねる行為のどこが正義なのか自覚しておいてください。
また、これらは同じく「作者ないし出版社に対する名誉毀損ないし業務妨害行為」に該当します。明確な証拠もなしに、まして親告罪である以上唐沢先生の著作がが盗作扱いされるいわれはありません。ホントに法律のイロハも知らない人達ばかりですね。

Posted by: lawisjustice | June 10, 2007 06:46 PM

読売は腰がひけてますね。あきらかに盗作、盗用なのに「類似表現」としか書いてない。
産経は一歩踏み込んでます。

「トリビア」生みの親・唐沢俊一さんが“盗作”
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/55676/

でも、“盗作”の“”は必要ないですね。だってあきらかに盗作なんですから。

唐沢・幻冬舎が盗作したということを認めない限り、唐沢・幻冬舎はやったもん勝ちで「人の噂も75日」で逃げ切るでしょう。

ですから、まずは唐沢・幻冬舎から「盗作した」という言質をとらない限り「建設的な解決策」はありえないと私は思います。

なにかとストレスもたまると思いますが、がんばってください!

あと、そもそも唐沢・幻冬舎が盗作であることをすぐに認めていれば漫棚通信さんも、何度もエントリーをする必要はなかったわけで、今回の件で漫棚通信さんに落ち度は一切ないですよ!

Posted by: 外野で勝手に応援する人 | June 09, 2007 08:20 AM

>非常にみっともない

みっともないのはお前。
こういう奴が盗用とかするのな。
盗用は盗用なんだよ。”誠実な対応”を読者に対してしなければならない作者がそういうことしちゃだめなんだよ?わかるか?

Posted by: 通行人1 | June 08, 2007 01:38 PM

>>はしゃいでるだけで非常にみっともない

今回の件で一番はしゃいでるのは、
唐沢氏やトンデモ本の読者だよ。

ネタ化して論点変えようとしているみたいだけど、
盗用は盗用。

有名コラムニストだし、マスメディアに載ったものなので、
当事者同士の問題で解決するわけないよ。

Posted by: とおりすがり | June 08, 2007 09:32 AM

>>はしゃいでるだけで非常にみっともない

みっともないのはむしろキミだね。
批判にもならない批判をコメント欄に書いて何がしたいのかと。
本当に必死さが伝わってくるよ w

Posted by: aho | June 08, 2007 05:09 AM

↑信者が必死だなw

とか書いてみるテスト。


「唐沢氏が下請けに出した誰かがバカなことをしたのでは」というのは私も思いました。なんだか唐沢氏「らしくない」出来事なので。

Posted by: 九郎政宗 | June 08, 2007 04:21 AM

「建設的な解決策をとれれば」と言いつつ
結局それを具体的に書かないのはおかしい。

今回の件は、唐沢と出版社側に問題があるとは思うが、
それをネタにして大して内容も無いエントリーを増やして、
情報を小出しにしてるのはかなり痛い。

問題が解決に向かってるんだし、それなりに誠実な対応を受けてるんだから、最終的な「解決」まで黙ってればいいのに。

はしゃいでるだけで非常にみっともないw

Posted by: しつこいw | June 08, 2007 02:46 AM

読売の記事(西部朝刊より)

「新・UFO入門」にブログ類似表現
作家唐沢俊一さんが5月、幻冬舎新書から刊行した『新・UFO入門』の記述に、個人のブログとの類似が見つかり、幻冬舎は「不適切な点があった」として該当部分の差し替えなどの検討を始めた。
 問題となったのは、絵物語の原作者、山川惣治とUFOとの関係にふれた133ページから140ページ。山川氏の作品や他の本からの要約や引用の表現が、インターネット上で漫画関係の話題を日記的に公開する「漫棚通信ブログ版」の2005年の記述と類似しており、このブログの筆者からの抗議メールで分かった。

Posted by: | June 08, 2007 01:19 AM

何となく、あちらは下っ端ライターに書かせたものをチェックせずに出してしまったような印象ですね。

まあ著者として名前を出している人間が責任をとるのは当たり前なんですけど。

Posted by: 名無し | June 08, 2007 12:01 AM

お騒がせしています。現在、唐沢氏および幻冬舎とメールにて交渉している最中です。ウチの地方の読売にはその記事、載ってなかったですね。フラッシュが「ドラえもん最終話」をまるまる掲載しちゃったという記事はあったので、さっそくフラッシュ買ってきましたけど。

Posted by: 漫棚通信 | June 07, 2007 08:35 PM

本日付の読売でこの件報道されていました。
(私の地方では社会面=27面)
幻冬舎が「該当部分の差し替えなどの検討を始めた」と
同記事にはありました。
「類似表現」と記事は報じました。
また、漫棚通信ブログ版についても解説。

私のような外野がうるさいかもしれませんが、
「前向き解決」という姿勢はヨイと思います。
いちブロガーとしては、謝罪や処置の軽重よりも、
「なんでこういうことが起きたのか」が
詳しく知りたいですね。

他の方のコメントにもあるように、
ゴーストというかスタッフの分業で執筆がされたり、
その際の指示や点検の基準、
唐沢氏自身の当該情報についての造形の深さ(または浅さ)
なんかがわかることが、今後にむけても生きるし、
何より興味深いのですが。
まあ、余計なお世話かもしれないので、
どうぞ漫棚さんの納得のいく形で。

Posted by: 紙屋 | June 07, 2007 11:32 AM

不満点(1)の、「参考」「類似」ですましてしまっていることについての返答はなかったんでしょうか。ここが気になってしまいます。する必要もない苦しいいいわけという感じですからね。
ただ、こういう素直に謝らずに相手を不快にさせてしまうような対人能力の低さが唐沢俊一のすばらしい執筆活動の源泉になっているかもしれないですけど。

Posted by: ブログ漫画館 | June 07, 2007 07:07 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 新・これは盗作とちゃうんかいっ:

« 続・これは盗作とちゃうんかいっ | Main | これは盗作とちゃうんかいっ・途中経過 »