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June 04, 2007

これは盗作とちゃうんかいっ

 あー胃が痛い。

 昨夕、ソファに寝っ転がって、唐沢俊一『新・UFO入門 日本人は、なぜUFOを見なくなったのか』(2007年幻冬舎新書)を、へらへらと楽しく読んでおりましたところ。

 自分がかつてブログに書いた記事と、ネタがかぶってるところもあるなあ。ふーん。

 アレ?

 ……

 アレレレレ?

 こ、これは、オレが書いた文章と、まるっきりおんなじやんけっっっ!!!

 はぁはぁ。待て待て。落ち着け。というわけで風呂に入ってからもう一度、過去の自分の記事と見比べながら読み直し。

 これは似てるというレベルじゃねえぞっっっ!!!

 棒を飲んだよう、というのはこのことかしら。胃のあたりがどーんとしてきて、結局昨夜はもんもんとして眠れませんでした。

 『新・UFO入門』のどの部分かといいますと、山川惣治とUFOのかかわりを書いた「第6章 影響を受けた者たち-三島由紀夫と山川惣治」の、「『少年ケニヤ』の原作者もUFOを目撃した」「UFOから生まれた漫画『太陽の子サンナイン』」の項。133ページから140ページにかけてになります。

 ここは、『少年王者』『少年ケニヤ』で有名な絵物語作家、山川惣治が、空飛ぶ円盤を呼ぼうという団体、CBA(宇宙友好協会)にいれあげてたことを書いた部分。

 これに対して、わたしがブログに書いた記事がこれ。

山川惣治と空飛ぶ円盤(その1)
山川惣治と空飛ぶ円盤(その2)
山川惣治と空飛ぶ円盤(その3)

 2005年11月11日より三回に分けて書いてます。

 問題部分のひとつは、平野威馬雄『空飛ぶ円盤のすべて』からの要約と引用。もひとつは山川惣治『太陽の子サンナイン』からの要約と引用部分。


◆『空飛ぶ円盤のすべて』

 以下、『新・UFO入門』134-135ページから↓。

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 平野威馬雄『空飛ぶ円盤のすべて』(高文社)によれば、山川氏はあのハヨピラのUFOピラミッド建設にまで関わっていたというのである。平野氏の本には、

「わたしが始めて(ママ)空飛ぶ円盤と呼ばれている宇宙船を見たのは、昭和三六年の六月である」

 という、山川氏のUFO体験談が雑誌『たま』2号からの転載という形で紹介されている。山川はもともと円盤に興味があり、実在を確信して『少年エース』という作品内に円盤を登場させたところ、CBAから接触があり、彼らから宇宙人とのテレコン(テレパシー・コンタクトの意)を勧められたという。まず山川夫人が風呂上りに自宅屋上でテレコンをしてみると、果たして円盤がやって来た。だが、家族みんなで屋上へ駆け上ってみると、もう消えている。山川だけ仕事に戻るが、今度は屋上に残っていた夫人・長男・長女・次男・次女の5人が円盤を目撃。だが、呼ばれて山川が上ってみるともう消えている。
*******
(ネット上で読みやすくするため段落で一行空けています)

 対してわたしのブログはこんな感じ↓。

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 この本に、雑誌「たま」2号から転載される形で、山川惣治の手記が掲載されています。

わたしが始めて(ママ)空飛ぶ円盤と呼ばれている宇宙船を見たのは、昭和三六年の六月である。

 山川惣治はもともと円盤に興味があり、実在を確信して「少年エース」という作品内に円盤を登場させたところ、CBA(宇宙友好協会 Cosmic Brotherhood Association)から接触があり、彼らからテレパシー・コンタクト、略してテレコンをすすめられたという経緯。テレコンとは、頭の中で円盤を呼んでいると、それに答えて空飛ぶ円盤が飛来するというものだそうです。

 まず山川夫人が風呂上りに自宅屋上でテレコンをしてみると、円盤がやって来ます。家族みんなが屋上へ駆け上ってみると、もういない。山川惣治だけ仕事に戻りますが、今度は屋上に残っていた夫人・長男・長女・次男・次女の5人が円盤を目撃。山川が上ってみるともういない。
*******

 引用部分が同じなのはしょうがないとしても、要約の部分は、似てる似てないというより、わたしの記事を修正して使ってるだけじゃんかよっ。

 その後『新・UFO入門』ではこう続きます↓。

*******
 これが繰り返されて、その夜は円盤が7回飛来したが、結局彼だけは円盤を見ることはできなかった。しかし、その2日後、彼もやっと、円盤の目撃を実現させる。

 乳白色の洗面器ほどの大きさの円盤が幻のように目の前の空をかなりゆっくりと飛んでゆくのを目撃(その夜、円盤は12回も飛来したという)して以来、山川は円盤を何度も目撃するようになる。あるときはダイダイ色に輝き、青白く輝き、乳白色に見えるときもあった。その速度は音速の10倍以上であろう。空を見上げる視界のはじからはじまで、ひゅーっとまっすぐに横切る。または中天から垂直に降下したり、空中で円を描いて飛び去ることもあったという。
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 わたしのブログではこれ↓。

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 これが繰り返されて、その夜は円盤が7回飛来しましたが、結局山川は円盤を見ることはできませんでした。彼が初めて円盤を目撃したのはその2日後のことです。

ほどなく、乳白色の洗面器ほどの大きさの円盤が幻のように目の前の空をかなりゆっくりと飛んでゆくのを初めて目撃した。

 その夜、円盤は12回飛来したそうです。その後も山川惣治は円盤を何度も目撃します。

あるときはダイダイ色に輝き、青白く輝き、乳白色に見えるときもある。その速度は音速の10倍以上であろう。空を見上げる視界のはじからはじまで、ひゅーっとまっすぐに横切る。または中天から垂直に降下したり、空中で円を描いて飛び去る。

*******

 わたしが引用としたところを、『新・UFO入門』では地の文の中に取り入れてますが、内容はまったく同じ。

 以下、『新・UFO入門』135-136ページ↓。

*******
 山川自身はCBAの説に沿って、空飛ぶ円盤を以下のように考えていたらしい。

「円盤に乗って飛来する宇宙人は非常に美しい人間」
「発達した遊星の人々は、宇宙連合をつくり、大宇宙船を建造し、それに各遊星の人々がのりこみ、格納庫に円盤をつみこみ、地球の近くの大気圏の宇宙に停滞して地球を観測している」
「すでに戦争という野蛮な時代を終わり、病気もなく、皆長生きで若々しいといわれる宇宙人たちは、宇宙時代にとりのこされた野蛮な星地球を心配して観測している」
「宇宙人たちは地球に愛の手をさしのべ、戦争をやめ、核爆発をやめるよう、地球人と接触しようとつとめている」

*******

 わたしのブログでは↓。

*******
 山川惣治はCBAの説に沿って、空飛ぶ円盤を以下のように考えていました。

「円盤に乗って飛来する宇宙人は非常に美しい人間」
「発達した遊星の人々は、宇宙連合をつくり、大宇宙船を建造し、それに各遊星の人々がのりこみ、格納庫に円盤をつみこみ、地球の近くの大気圏の宇宙に停滞して地球を観測している」
「すでに戦争という野蛮な時代を終わり、病気もなく、皆長生きで若々しいといわれる宇宙人たちは、宇宙時代にとりのこされた野蛮な星地球を心配して観測している」
「宇宙人たちは地球に愛の手をさしのべ、戦争をやめ、核爆発をやめるよう、地球人と接触しようとつとめている」

*******

 おんなじやないかいっ。この引用も、わたしが考えて選んだものなんだよ。だれがやってもこういう引用になると言うのかっ。


◆『太陽の子サンナイン』

 続いて、『サンナイン』のストーリー要約。以下、『新・UFO入門』の136-137ページ↓。

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 『太陽の子サンナイン』は、1967年に、集英社コンパクト・コミックスの一環として、全3巻で発行された作品である。舞台は、南米・ペゼラ国という架空の国。モデルはベネズエラであろう。実際、作中で主人公たちは国境を越えてブラジルに行ったり、コロンビアに行ったりしている。

 主人公は10歳の少年、陽一。 陽一は普通の少年だったが、12歳の誕生日が近づくにつれ、超人的な力を発揮し始める。実は彼の死んだ母は日本人、そして父親は宇宙人だったのである。

 12年前の干魃の年、村に空飛ぶ円盤が降りてきて、ミリオンと名乗る宇宙人が現れた。彼は不思議な力で雨を降らし、地球の科学では作れない機械を使って農園を作り、人々を助ける。ミリオンは日本人移民の娘と結婚し、生まれたのが陽一だった。陽一が誕生したとき、天空に9つの太陽(空飛ぶ円盤)が現れた。これがタイトルの“サンナイン”である。
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 そして、以下がわたしのブログ↓。

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 「太陽の子 サンナイン」の舞台は、南米、ペゼラ国という架空の国です。国境を越えてブラジルに行ったり、コロンビアに行ったりしてますから、地理的にはベネズエラあたりをモデルにしてるらしい。

 主人公は10歳の美少年、陽一です。 陽一は12歳が近づくにつれ、超人的な力を発揮し始めます。彼の亡くなった母は日本人、そして父親は宇宙人でした(!)。

 ある飢饉の年、空飛ぶ円盤が降りてきて、ヒト型宇宙人であるミリオンが現れました。彼は不思議な力で雨を降らし、先進的な機械を使って農園を作り、人々を助けます。

 ミリオンは日本人移民の娘と結婚し、生まれたのが陽一。陽一が誕生したとき、天空に9つの光(=空飛ぶ円盤)があらわれ、これが「サン・ナイン」であります。
*******

 絵物語のストーリー要約ですから、十人いれば十とおりのものができるはず。それがこの類似です。ほとんどそっくり。

 さらに続いて『新・UFO入門』137-138ページ↓。

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 ミリオンは、インカ帝国の末裔たちの生活のため、インカの宝物を売って資金を得る(いいのか?)。しかし、そのころクーデターでペゼラ国の政権を奪取したゴステロ大統領がこの宝に注目し、ミリオンと陽一の母を殺害してしまう。

 サンナイン・陽一は、父譲りの超能力と科学力で、ゴステロ政権に対抗する地下組織や先住民たちと協力して、革命を起こし、ゴステロを倒す、というストーリーである。
*******

 以下、わたしのブログから↓。

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 ミリオンは、インカ帝国の末裔たちの生活のため、インカの宝物を売って資金を得ます(←ちょっとどうか)が、そのころクーデターでペゼラ国の政権を奪取したゴステロ大統領がこの宝に注目し、ミリオンと陽一の母を殺害してしまいます。

 サンナイン・陽一が、ゴステロ政権に対抗する地下組織や先住民たちと協力して、革命に成功するまでが全体のストーリー。
*******

 つっこみどころまで同じかよー。

 『新・UFO入門』138ページ↓。

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 ストーリーは絵物語らしく波瀾万丈、と言えば聞こえはいいが行き当たりばったりで、アマゾン奥地に忍者の一族がいたり、UFOならぬUMA(未確認生物)で有名なジャイアント・ギボンが登場したり、少年活劇ものの王道として話が進むかと思うと、突如陽一が円盤に乗って宇宙母船団を訪れ、宇宙連合の惑星首脳者、グレート・マスターに面会するなどという、コンタクト・ストーリィになったりして、話がかなり迷走する。さらに、地球人と宇宙人の提携を邪魔しようとする陰謀団、ブラック・シンジケート(しかしダイレクトな団名である)が登場してくるのである。
*******

 忍者、ジャイアント・ギボン、グレート・マスター、ブラック・シンジケートが登場しますが、すべてわたしがブログで触れたエピソード。逆に言えば、ブログで触れられていないものは『新・UFO入門』にも登場しません。

 そして『サンナイン』のラスト。『新・UFO入門』138-139ページ↓。

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 宇宙人の文化が地球にもたらされると、戦争はなくなり、病気もなくなり、人間は神のような存在になる(これを大宇宙主義と言うらしい)。これでは戦争で儲けるブラック・シンジケートは商売あがったりなので、ゴステロ大統領に資金を提供し、水爆ロケットを建造させ、当時戦争中のベトナムに撃ちこんで第三次世界大戦を起こそうという計画を立てる。陽一はグレート・マスターから、ブラック・シンジケートの野望を砕くようにとの指令を受けて、水爆の破壊に見事成功。ペゼラ国の民衆革命も成功するが、ブラック・シンジケートはまだ残っている。最後は円盤からのメッセージで、

「地球はブラックにねらわれている。第三次大戦がおこれば地球はほろびるのだ。おまえの母の国、日本へかえれ! 日本は神にえらばれた国だ、宇宙船の地球への友情をただしく日本の人々にしらせるのだ」

 という言葉が伝えられ、その命に従い、ジェット機で日本に向かう陽一を、富士山上空で、宇宙母船群が見守っているというシーンで終わる。
*******

 わたしのブログではこういう終わりかた↓。

*******
 宇宙人の文化が地球にもたらされると、戦争はなくなり、病気はなくなり、人間は神のように気高い人格になる。これを大宇宙主義と言うらしい。これでは戦争で儲けるブラック・シンジケートとしては困ります。そこで、ペゼラ国のゴステロ大統領に資金を提供し、水爆ロケットを建造させ、当時戦争中のベトナムに撃ちこんで第三次世界大戦を起こそうという計画。このあたり007的。

 陽一はグレート・マスターから、ブラック・シンジケートの野望を砕くようにとの指令を受けて、水爆の破壊を見事に成し遂げます。ペゼラ国の革命も成功して大団円。ただしブラック・シンジケートはまだ残っています。円盤から声が聞こえます。

「地球はブラックにねらわれている。第三次大戦がおこれば地球はほろびるのだ。おまえの母の国、日本へかえれ! 日本は神にえらばれた国だ、宇宙船の地球への友情をただしく日本の人々にしらせるのだ」

 富士山上空で、ジェット機に乗った陽一を宇宙母船群が迎えるシーンでオシマイ。
*******

 さあどんなもんでございましょう。まだ言いたいところもあるけど、このあたりにしておきます。


 『新・UFO入門』のこの部分には、わたしが書いた文章以上の情報が何もありません。わたしのブログを読んだだけで書ける文章です。ホントに原著にあたってるのかどうか、疑わしいったらない。

 確かにわたしの記事も、本の要約と引用をしてるだけではあります。要約するなら誰がやっても同じと思われるかもしれませんが、その要約と引用に芸があるよう、おもしろく読めるように努力してるつもりです。

 本の要約と引用に著作権があるか、創作物か、それともこれはたんなるアイデアにすぎないのか。法律的なことはよくわかりません。しかし少なくともわたしの気持ちの中では、これは盗作、盗用だと思ってます。ほんとにもう。唐沢氏は好きな作家だっただけに、どうにもやりきれませんねえ。

 アッチは売れっ子作家にして朝日新聞書評委員。と、飛ぶ鳥を落とす勢いの出版社。対するコッチは零細ブロガー。勝負にはならないかもしれませんが、一応、この記事のアップと同時に抗議メールを送っておきました。どんな反応があるかしら。

 あー胃が痛い。


※次回に続きます。

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Comments

上に記した者です。

いや、完璧に怒りはおさまってません。

訂正でした。

Posted by: 一見者 | June 10, 2010 01:31 AM

かなり同情します。。。

私も先程、自分の著作が盗作されたことが発覚し、
今はどうにか怒りがおさまった所です。


勝手に人のモノを盗めるような人は撲滅したいですね。。

Posted by: 一見者 | June 10, 2010 01:30 AM

既出かもしれませんがお知らせします。

「新・UFO入門」についてですが、漫棚さんのブログ以外からの盗用が複数発見されました。

『新・UFO入門』は漫棚通信以外からも改竄コピペしているという指摘(2)
http://www13.atwiki.jp/tondemo/pages/53.html

UFO事件簿というサイトなど、けっこうベタなところから堂々と盗んでます。

Posted by: 2ちゃんねらー | January 27, 2008 04:35 PM

(上の続き)
で、その2つの意見を言うために、本文以外にコメント欄まで全文コピペする必要が何かあるんですかね。

ブログの方に書かれている「消えてしまうにはあまりに惜しい素材なので」というのが理由なのでしょうが、どういう意味なのでしょう。さっぱりわかりません。

Posted by: 古賀 | January 20, 2008 01:32 PM

>うかさん

結局のところブログに書かれているうかさんご本人の意見は
「唐沢は大人の謝罪も出来ない人なので盗作位は許してあげて欲しい」
「ただ思うに本や映画にとどまらず芸術にいたるまで引用と盗用の連鎖であり著作権などの主張は片腹痛しの場合がほとんどでしょう」
の2つということなのですね。

Posted by: 古賀 | January 20, 2008 11:09 AM

すまん、全文引用した

http://karmania.blog98.fc2.com/blog-entry-2.html

Posted by: うか | January 20, 2008 10:02 AM

『社会派くんがゆく! 復活篇』の中で唐沢俊一が、
漫棚さんのブログ盗用の件について、このような
コメントをしているらしいのですが、

>法律的に最大限まで妥協した解決案を提示した
>のですが、相手は、通常の、このような場合の
>謝罪のレベルを大きく超えた範囲の要求までし
>てきたのです。
※http://www.fujiokashin.com/diary.html
※上記サイトからの無断引用ですw

謝罪のレベルを大きく超えた範囲の要求って記述は
漫棚さんをあまりにも馬鹿にしているのでは、ないでしょうか?

Posted by: 2ちゃんねらー | December 26, 2007 09:11 AM

この問題に公開方法が営利・非営利は関係ないですよ。
非営利=パブリックドメインではないのです。

Posted by: 一見さん | August 28, 2007 08:57 PM

これって、営利ではなく広く公開されているブログでしょう? 
こういうリスクがあることは想像できるでしょうし、
それが嫌ならもともとオープンにしないほうがいいですよね。
それに相手が唐沢ごときのレベルの本ですし。

それと「水に落ちた犬は叩け、という言葉がありますが」と書いた方、
それってあまりに酷い物言いだと思いますよ。お里が知れるというか。
たまたま通りかかった外野なんで、不愉快に感じたらすみません。

Posted by: 名無し | August 28, 2007 12:57 AM

どちらが正しいのかはわかりませんが、盗作をされたという『本人』が訴訟をしないと第三者が何を言ってもダメみたいです。また、記事を掲載したブログにもよりますが、著作権がブログ運営会社に帰属する場合もありますので、盗作だと思われるのであれば、弁護士にご相談をお勧めします。

Posted by: せっきー | July 29, 2007 12:13 PM

唐沢俊一さんは以前も、雑学でネットではそこそこ有名(だと思う)な知泉さんのメルマガの文章をゴソッとパクった事もありましたよ。
「雑学は事実の羅列」なので「著作権の違犯には当たらない」のかもしれませんが・・・・

以下はかつて2ちゃんで報告された物

407 :( ・∀・)つ〃∩ヘェーヘェーヘェー:2005/09/01(木) 21:12:49
唐沢の新刊「唐沢先生の雑学授業」(二見文庫)って書き下ろし?この本の89〜90にガウディに付いての雑学が羅列してあるんだが…それが某所で発表された別の人の雑学とそっくりで(文章といい、羅列方式といい、ネタのチョイスといい)

唐沢の新刊「唐沢先生の雑学授業」って文庫本の88-90に面白い物がある
ガウディの雑学だが(以下原文ママ)
-----------
☆サグラダ・ファミリア教会の地下室には現在設計者のガウディが眠っている。これはローマ法皇が出した特別許可によるもので、この教会への一番乗り。
☆ガウディの死因は路面電車にはねられた事故だが、その時ガウディはボロボロの服だったので「浮浪者がはねられた」と思い誰も病院へ連れて行こうとしなかった。
☆ガウディは「神に仕える者は最低限の生活をしているべき」との考えから、身なりを極端に質素にしていた。結果的にはそれが命取りになった。
☆一般的には「アントニオ・ガウディ」と呼ばれているが、正しくは"アントニ・ガウディ"である。
-----------
この本は書き下ろしで奥付9月25日で、9月1日頃に発売されたもの。
そして、↓以下の某メルマガは6月9日に発行されている。
※1926年06月10日:天才建築家ガウディ死去(享年73)[1852/06/26〜1926/06/10:イタリア生]
☆複雑なデザインのために現在も建設途中のサグラダ・ファミリア教会だが、現在その地下室で設計者のガウディは眠っている。これは当時のローマ法皇が出した特別許可によるもので、つまりこの教会への1番乗り。
☆ガウディの死因は路面電車にはねられた事による。その時ガウディはボロボロの服だったので「浮浪者がはねられた」と誰も病院へ連れて行こうとせず、本来なら助かったかも知れないが、死に至ってしまった。
☆ガウディは「神に仕える者は最低限の生活をしているべき」との考えから、身なりは気にしていなかった。※事故は6月7日、その3日後に死去。
☆ガウディの建造物のグエル邸、グエル公園、カサ・ミラなどはユネスコの世界遺産に登録されているが、サグラダ・ファミリアは登録されていない。建設途中なのでダメという事らしい。
☆一般的には「アントニオ・ガウディ」と呼ばれているが、Antoni Gaudiiなので、正しくは『アントニ・ガウディ』

各行冒頭の「☆」は知泉のメルマガでの雑学の頭に付けられている物だが、唐沢の本でもわざわざ同じに使っている。

Posted by: name | June 25, 2007 06:03 PM

がんばれ がんばれ

唐沢俊一がどんなひとであろうと、幻冬舎がどんな会社であろうと、盗作はいかん。

こんどのことは盗作そのものだと思います。引用ではありません。唐沢氏は「サンナイン」を読むひまがなかったのでしょう。もし読んだら、別の形で要約するのは簡単だからです。わざと別の要約にするのは簡単です。山川惣治とUFOのことも元ネタにあたったり、遺族の方にインタビューしたりしょうとすればできます。このBlogに書かれたものに何か付け加えることがなければ、本にしないのが普通です。

新聞紙上で謝っているのでしたら、画像を撮影して大事に保存しましょう。唐沢氏のWEBの言動も定期的にコピーをとり、反論しましょう。ブログ上にいつでも掲載しておきましょう。反論があれば、引用になります。言論は自由ですから。

日本はたしかに輸入文化にたよった時期が長かったので、パクリが横行しています。森鴎外までいかなくとも、山崎豊子のような常習犯が大手を振ってあるいています。マンガのコマで因果関係がたどれるのがたくさんあり、本が一冊できると思います。マンガ評論ををする人は、そんな事情をよく知っています。だから唐沢氏は確信犯ですよ。なめてかかっているんですよ。盗用しているだけでなく、ネタ元を侮辱しているわけです。反撃できないだろうと思っている。

パクられた側では、どこをどうやられたか大体わかるものです。漫棚通信さんの感じるとおりだと思います。

厳罰にというのに賛成ですが、本の回収に相手が応じない場合、訴訟までやるかどうかですね。そこのところはよくわかりません。第2版を刷るのなら、訂正してもらわないとね。別の文章にしてもらわないと。それから引用というなら、WEBのアドレスをちゃんと書いてもらいませんとね。本文を読んで、このサイトからの引用だと読者にわからないのなら、引用でなく、パクリですよ。

久しぶりに来ましたので、こんなことになっていようとは思いませんでした。とことん応援します。

Posted by: しんご | June 17, 2007 01:07 PM

どなたかが既に教えているかもしれませんが、"Internet Archive"に漫棚さんの記事が保存されていました(2005/11/26)。URL: http://web.archive.org/web/20051126022039/http://mandanatsusin.cocolog-nifty.com/
私は豪州に留学中ですが、こちらの大学は盗作、盗用には厳しいですよ。

Posted by: 菜箸 | June 16, 2007 11:25 PM

 唐沢なんていう恥知らずは徹底的にやっつけるべきです。妥協は禁物です。水に落ちた犬は叩け、という言葉がありますが、叩いて叩いて死ぬまで叩きのめすべきです。そうしなうとすぐに勢いを盛り返して、偉そうに御託を垂れて来ることは目に見えています。

 ともかく日本の物書きというのは、奈良・平安の時代から、たとえば本歌取りなどといって、盗用・剽窃・・盗作が盛んだった国なので、そういう遺伝子が組み込まれているプロの物書きはさしたる罪悪感なしに盗用・剽窃・盗作を平然と行うのでしょう。

 たとえば、森鴎外などは盗用・剽窃の名人でしたし、文化勲章受章者である井伏鱒二も文壇に登場した時から他人の著作を盗用・剽窃した物を用いているのですから。直木賞受賞作のジョン万次郎漂流記も大部分が他人の作品の焼直し、代表作として知られ、それが元になって文化勲章意を授与されたといわれている「黒い雨」も他人の日記のパクリです。井伏自身も、その日記の存在が明るみに出てごまかしきれなかったものですから、「黒い雨は」創作ではなくてルポルタージュ・ノンフィクションのようなものだとぼそぼそつぶやいていたそうですが、出版の可能性についてコピー添付で問い合わせをしてきた他人の日記をパクって、その日記作者に出版を断念させ、さも自分の創作である振りをして1冊仕立て上げたようです。こういういんちきな泥棒野郎が文化勲章を授与されたばかりか、猪瀬直樹その他の努力で盗作作家であることが明らかになった後でも文豪として賞賛されているのですから、この日本という国も本当にいい加減な国だと思います。

 それから、井伏鱒二の弟子で、狂言自殺(心中)を繰り返した挙句、3度目の狂言自殺で、心中相手が一枚上手であったために茶番が本番になって死んでしまったと言われている太宰治も、師匠の井伏鱒二を見習って盗用常習作家でした。

 ともかく、こういう手合いを根絶するためには妥協は絶対にしないことです。

Posted by: 福田恒存をやっつける会会長 | June 11, 2007 09:44 AM

唐沢「ぐっすりはgood sleepが語源」
at「世界一受けたい授業」

~数週間後~

「「ぐっすりはgood sleepが語源」はガセビア」
at「唐沢氏がアドバイザーを務める」「トリビアの泉」

爆笑しました

Posted by:   | June 09, 2007 02:30 AM

っていうか2人とも誰?

Posted by: ふーん | June 08, 2007 07:36 PM

「顰蹙は金を払っても買え」......でしたっけ?
こういうことだったんですね。なーるほど。

Posted by: 元出版社社員 | June 06, 2007 10:43 PM

どうみても最低の行為。
きみ○ろも漫談のネタをパクって謝罪し、今もノウノウと金を儲けているが、
今の世の中パクったモン勝ちみたいな風潮が蔓延している気がする。
国はここらでガツンと引き締めをモトム。

Posted by: マムk | June 06, 2007 10:17 PM

当事者同士の問題といわれても、
読者として盗用した事実は残るよ。
ゴーストライターの疑惑も残る。

Posted by: とおりすがり | June 06, 2007 07:53 AM

>しかしこのままでは漫棚通信さんも政治バトルに巻き込まれてしまうのは必至で
ソフトな脅迫?

Posted by: 通りすがり | June 06, 2007 04:33 AM

http://www.gentosha.co.jp/search/book.php?ID=300281
でも、このページを見たら、何のお詫びも書いてないのだな。
これはちょっと会社の対応としては最低かも。
著者にだけ謝らせるのは問題だな。
かりにも、幻冬舎は株式公開してるわけだし・・・

Posted by: 出版社社員 | June 06, 2007 02:35 AM

これは幻冬舎の体質って感じもします。
あの会社は、今や自転車操業みたいな感じで、とにかく点数を出せばいいという雰囲気ですから、たぶんゴーストライターか何かが安直にコピペしたんでしょうね。

もちろん、そのゲラを唐沢氏も見ているわけだから、責任は免れないでしょうが・・・

Posted by: 出版社社員 | June 06, 2007 02:23 AM

>sugare

なぜ韓国を持ち出す

Posted by:   | June 06, 2007 12:00 AM

唐沢氏も敵の多い人ですからね。
(ご本人も重々承知のはずで、だからこそ本件はうかつだったと言わざるを得ないですが)
しかしこのままでは漫棚通信さんも政治バトルに巻き込まれてしまうのは必至で、
それこそ香田さんのご両親のような慎重さが必要なように思います。

Posted by: 先駆けない男塾 | June 05, 2007 11:58 PM

>とおりすがり

一方の当事者が問題ありと思っているから書いているんでしょ。
黙って見ているべきなのはあなた。

気に入らない話題だとどうしてすぐに中国や韓国を持ち出してぐちゃぐちゃにしたがる人がいるのかね。
そういう人に何を言っても無駄だとは思うけど。

Posted by: sugare | June 05, 2007 11:15 PM

謝罪しろ、謝れと関係ない人たちから、袋だたき。
まるで、中国の集団過剰反応と同じですね。
当事者同士に任せておけばいいじゃないですか。

Posted by: とおりすがり | June 05, 2007 10:28 PM

当事者同士で解決した問題なら騒ぐのは無意味だけど違うからね。
しかし氏の新刊のページは酷い。
謝罪文くらいはっきりとしたコントラストで表示するべきでは?

Posted by: juggernaut | June 05, 2007 10:13 PM

>とおりすがり
ゆとり乙。
騒がなければ、権利は守れない。

Posted by: passered-by | June 05, 2007 09:11 PM

関係ない野次馬がよくここまでヒステリックに騒ぎますね。
騒ぎたいだけでしょう?

Posted by: とおりすがり | June 05, 2007 08:36 PM

いやぁ、似てるかって言われると、似ちゃってるんですよねぇ
プロとして、ルール違反して申し訳ない。

Posted by: ムラカミファンど | June 05, 2007 07:36 PM

引用だったということに強引に置き換えようとしてるみたいですが、全く無様っすね。
本文の孫引きだけじゃなく明らかにこのサイトの文章と似てるのにね。
今月に今年のトンデモ本大賞があるそうですが、今回の大賞は決まりですねw
ここら辺でも大きな話題になってるようです。

http://news23.2ch.net/test/read.cgi/news/1180966289/l50

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://mandanatsusin.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_a49c.html

Posted by: 東ヒロシ | June 05, 2007 05:30 PM

唐沢氏は漫棚様のサイトをieか何かで開き、隣にwordを開いて左から右に移したんでしょうね。作業風景が目に浮かぶというか、何というか・・・
実際の執筆は5日だそうで、漫棚様への配慮とか、ばれたときどうするかとか、あまり考えていなかったんでしょうね。

Posted by: 定期購読者 | June 05, 2007 04:57 PM

基本的にあまり常識の無い方なのではないかと。
むかしうちのHPの記事も断りも無しに雑誌の連載の中でとりあげられちゃったことがあります。
単行本になる段になってから「本にしてもよいですか」という問い合わせが出版社の編集さんからきました。
断るタイミングがちょっとちがうんでないの?と
首を傾げたりした記憶があります。

Posted by: はむやん | June 05, 2007 04:30 PM

朝日新聞書評員ともあろうお方が・・・まったく笑えないですね。

「ダメな人のための名言集」唐沢俊一
http://saheki.blog98.fc2.com/blog-entry-6.html

> 確かに盗作した。だが俺の書いたものの方が面白い。
>         アレクサンドル・デュマ(父)

Posted by: はてなブックマークから来ました | June 05, 2007 03:52 PM

良い悪いの前に第三者が騒ぎすぎて
本人が冷静な判断出来ますか?

事が事だけに熱くなって泥沼しないで
ちゃんとした『落とし所を見つめられる』か心配です

相手を叩きのめすのも良いですが、どこに落ち着きたいのかは第三者ではなく本人が決めた方が良くないですか?

落とし所を見つけましょう。


・訴えなはれ
・・新書の回収・筆者のHPに一年間謝罪文を掲載・慰謝料50万円くらいだと思います。
・許しちゃいけません
・っていうか全国の書店から新書の回収でしょうよ
・ちゃんと訴えて本書回収、公式謝罪、慰謝料とキッチリ型を付けさせるべきだと思います
・誰かが叩き潰して止めなくてはなりません
・これは正義のためにやるべきです。

(上から順にコメントがおかしくなってませんか?)

Posted by: 通りすぎ | June 05, 2007 02:56 PM

これは盗作ですね。
相手も後には引けない状態ですから、開き直るのも当然でしょう、
誰かが叩き潰して止めなくてはなりません、相手はもはやプライドを失った作家、地に堕ちた盗作魔です。

Posted by: 傍観者 | June 05, 2007 02:18 PM

野暮を承知で申し上げると、ブログで公開する前に著者に抗議メールを送るのが筋と思いますが、なぜ先に公にしたのでしょうか。
零細ブロガーの自己防衛とも思えますが、相手の意も分からぬまま、ただ騒ぐのは如何かと。

意見の偏りは良くないので、あえてこのような趣旨でポスト

Posted by: rainout | June 05, 2007 02:15 PM

とりあえず魚拓

Posted by: やじうま | June 05, 2007 02:05 PM

第三者から見て、あきらかに盗作以外の何物でもありません。
ここまで同じ文章を書くなんて、丸写ししないとムリですね。

唐沢氏のブログの告知文を見ただけでは、
「参考にしたんだろうなぁ」ということしかわかりませんでした。
むしろ「参考にしたことを明記してなかったために面倒が起きた」という趣旨かと。
そもそも出典を明記したところで、引用の範疇を超えています。
こちらのTOPページへのリンクすら張っていない。
盗人猛々しいという印象です。

文章と知識を売って暮らしているはずの作家氏が
盗作とは……。やはりアングラ作家は油断なりませんね。

Posted by: とおりすがり | June 05, 2007 01:40 PM

刑事告訴しよう。民事でもいい。
騒いだ方がいいです。
相手に誠意がなく、著作物で商売しているのだから、これは正義のためにやるべきです。金を受け取るのはあなたです。

Posted by: 政治結社同志会 | June 05, 2007 01:24 PM

唐沢氏のHPを見ても自分には謝ってるようには読めませんでした。

偶然似ちゃったんだ故意じゃないよ。
参考にしたのは事実だけど、同じ原文を要約すれば
似ちゃうのは仕方ないよね。
後は相手の出方次第です。

てな感じに読めました。

そもそも唐沢氏はこれを告知とか注意とかって書いてるわけで、
謝意なんか示していないように見えます。

Posted by: とおりすがり | June 05, 2007 12:40 PM

>悪意または盗用という意はまったくありませんが、

一番重要なところは認めてないね。唐沢俊一は。
表現を変えたコピペは盗用そのもの。
悪意がないと言ってしまうということは、作家としてのプライドを捨てたことになる。

と学会で他人をバカにしていたわけだが、
まさにミイラ取りがミイラになったわけで、この人の視点は楽しめないものになってしまったね。

Posted by: とおりすがり | June 05, 2007 11:55 AM

相手方のBlog読みました
http://www.tobunken.com/news/news20070530155748.html
表面上あやまってるような文章ですが
「わかっててやった」と自ら言ってますので
許す必要はないでしょう、少なからず有名な人物ですし
これから先の自戒を促すためにも
ちゃんと訴えて本書回収、公式謝罪、慰謝料とキッチリ型を付けさせるべきだと思います。

Posted by: ザザン | June 05, 2007 11:17 AM

http://www.tobunken.com/news/news20070530155748.html
に著者が増版以降は該当する部分は削除させていただきますと追記されてました。
っていうか全国の書店から新書の回収でしょうよ。
ばれたらばれたて開き直っているような気がするよ。

Posted by: masa | June 05, 2007 11:11 AM

漫棚通信さんの当ブログは、書誌的に正確を目指され、論理正しく論旨を明確に表現される傾向大にして、感想コメントすら憚られるエントリがますます増え、夜毎に姿勢を正して拝読しております。
書籍も漫画も自腹で購入してのこと。怒り心頭に発するは理の当然でありましょう。
「全面削除」および「著者による謝罪文の公表と掲載」を訴えるべきと存じます。

Posted by: トロ~ロ | June 05, 2007 08:16 AM

恐れながら、フォントの色分けについて本文は黒、本からの引用文は赤、過去ログからの引用文は青と書き分けた方が読みやすいのではないかと思います。

Posted by: sasaki | June 05, 2007 06:35 AM

謝罪文は刊行告知文に付け足されているんですが、
その告知文のなかにこんな記述があるんですよね。

>準備機関は半年くらいかかったけど、実際の執筆は五日間
>くらいしかかかっていない。

唐沢氏って、昔から自分がいかに忙しいか、執筆に
時間をかけてないか自慢する傾向があったんですが、
今回もそれをやってます。

速攻で誤ってきたとはいえ、あの文章もよく読むと、
「文章の性格上、似てしまうのは仕方がない」と、
ふんぞり返ってます。
言葉では謝意を示していますが、全然謝ってない。
ブロガーなんざ素人だ、こちとらプロなんでい、
という思い上がりがぷんぷん匂いました。

実は唐沢氏周辺で同人誌などをやってる人で、盗用
をされて泣き寝入りの人もいるとか。と学会の別の
書き手だったかもしれませんが。

許しちゃいけません。

漫棚通信さんの怒りと悲しみ、想像するだに胸がい
っぱいになります。しっかりした書き手が、ああい
ういい加減な売文業者に踏みにじられるなんて、悔
しくてたまりません。

Posted by: 朝日新聞別の読者 | June 05, 2007 06:29 AM

相手側の作家は盗作を認めましたね。

常識的な対応としては、

・新書の回収
・筆者のHPに一年間謝罪文を掲載
・慰謝料50万円

くらいだと思います。
幻冬舎はちゃんとやるでしょう。


Posted by: rabbit | June 05, 2007 06:12 AM

さて、この件をと学会の皆様がどのように見なかったことにするのかが
大変興味深いところではありますw

Posted by: 朝日新聞読者 | June 05, 2007 05:22 AM

原典にあたらずにここに書きますが、ここに書かれた情報だけで
とりあえずの印象でいいますと……

本に書かれてあることは「事実」であり万人が共有できるものですし、
また、引用そのものならたとえダブっていても、孫引きはどこでもあること。

しかし、要約や紹介という形態においては
かなり文章にオリジナリティが出るので著作権が生じると思います。
そして似ています。似すぎ。

あえて唐沢氏的な視点でいえば、
「事実」情報だけもらって、いくらでも自己流に書き直せたでしょうに、
これはいけません。

唐沢氏自身はこちらのブログをご存じなようなので、
http://www.tobunken.com/diary/diary20070402084910.html
このブログをソースにしたことは考えられること。
「知らなかった」は通らないでしょう。

Posted by: 紙屋 | June 05, 2007 02:00 AM

上で述べているのが事実なら、単なる偶然の域を超えており、まさに盗作以外の何物でもないと思います。
とりあえずamazonの書評でこのことをそのまま書くというのはどうでしょう?

Posted by: とおりすがり | June 05, 2007 12:53 AM

ゴースト・ダーク・ライター使うとんな、こりゃ。
ブログにだって著作権はありまっせ。
訴えなはれ。

Posted by: トロ~ロ | June 05, 2007 12:29 AM

なんだこれ丸っきりコピペ修正じゃんかw
唐沢俊一てのは盗作魔なのか?? だとしたら許せん!
というかこれが盗作じゃなかったら何が盗作なんだって話よ!

Posted by: さとし | June 04, 2007 11:38 PM

驚きです!!
今日、最初に貴兄が書かれた部分を電車で読みつつ
帰宅したものですから…。

講義なさるのは、当然のようですね。

唐沢さん、だいぶお忙しいようですが…。
良い方向で解決~って、どうなるのか??
ぼくには見当がつきませんが…。
貴兄の抗議は正当のように感じました。

Posted by: 長谷邦夫 | June 04, 2007 10:22 PM

この種の話、差異はあるけれど前例があります。
http://www.jarchive.org/temp/copyright.html

>あー胃が痛い。
Take it easy!
ROMながらブログ愛読させてもらっています。
重い気分で、閉鎖などなさらんでくださいね。

Posted by: k@i | June 04, 2007 10:22 PM

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