あれこれ
昨日と今日で買った本。
■杉浦茂「杉浦茂傑作選集 怪星ガイガー・八百八狸」
杉浦茂の描いたSF……と言えなくもないですが、もちろんいつもの杉浦茂です。
■相原コージ「真・異種格闘大戦」3巻
おもしろいよ、燃えるよ、格闘大戦。
■浦沢直樹「20世紀少年」22巻
いよいよ最終章がスピリッツに連載開始だそうです。「ともだち」はもう倒されちゃったみたいだから、あとは種明かし。大傑作となるか、大がっかりのオチとなるか!? 刮目せよ!
■上村一夫/小池一夫「修羅雪姫 復活之章」(上)(下)
本編は「週刊プレイボーイ」1972年2月から1年間連載。この作品は第二部として同誌に1973年11月から半年間連載されました。映画化の時期に合わせて描かれたもので今回初めての単行本化ですが、解説がまったくないのが困りもの。今度の敵は日本陸軍、憲兵隊となってます。
かつて「修羅雪姫」本編のほうは、かなはゴシック、漢字は明朝という、マンガで通常使われるのと逆パターンの読みにくいフォントを使用してましたが、この第二部は全部明朝。これも変わってます。
■とみ新蔵/南条範夫「無明逆流れ-駿河城御前試合第一試合」
「シグルイ」と同じ原作。脚色の違いを見るのも楽しいっす。
■みなもと太郎「極悪伝-みなもと太郎の任侠・男の劇場」
みなもと太郎は「ホモホモ7」「風雲児たち」が有名ですが、忘れちゃならないのが平凡パンチに長期連載されたギャグ作品「男の劇場」(1974~1982年)。でも最近は、あまり著者略歴にも記載されないんですよねー。1979年に朝日ソノラマサンコミックス全三巻で出版。1986年には笠倉出版社カルトコミックスから「男の劇場+あどべんちゃあ」出版。B5版平綴じの平凡パンチ増刊号「新男の劇場」(1978年)なんつー総集編もありました。
で、この作品は「漫画ピラニア」に1981年から1985年に連載されたもので、「男の劇場」の続編みたいなお下劣短編ギャグ(登場キャラクターは違いますが)。「脳みそを使わないことに必死で」描いたそうです。わはは。
ちょっとびっくりするような誤植ふたつ発見。
■大石まさる「続水惑星年代記」
これから読みます。
■二階堂黎人「僕らが愛した手塚治虫」
でもこっちを先に読んでる最中。
Comments
おっしゃるとおり、p5の「後編←前編」と、奥付の著者名です。あと平岡正明解説の「人名←人命」とか、p56「村上知彦←村上和彦」なんてのもあります。とくに後者は、あれ、村上知彦氏って広島出身だったっけ、なんて思っちゃいましたよ。
Posted by: 漫棚通信 | December 02, 2006 08:32 PM
>ちょっとびっくりするような誤植ふたつ
ひとつは前編の扉(p. 5)であることはわかったんですが,もうひとつは何なんでしょうか.ひょっとして奥付の著者名表記でしょうか?
Posted by: ひでかず | December 02, 2006 12:26 AM