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February 24, 2006

史上、最も下品

 昨2005年の11月に、田中圭一の旧作が3作、一気に再刊されました。アスペクトから「ドクター秩父山」、ぶんか社から「ドクター秩父山だっ!!」、アスペクトから「昆虫物語ピースケの冒険」。

 どれも、下品、お下劣、下ネタ大爆発で大変よろしい。わたし、「ドクター秩父山」は旧スタジオ・シップ版の1巻だけ、「ドクター秩父山だっ!!」は旧ぶんか社版の1巻だけしか持ってませんでしたので、今回3冊ともそろえましたよー。「ピースケ」は凝った装丁の旧ぶんか社版持ってるもので迷ったのですが、アスペクト版には田中圭一、相原コージ、竹熊健太郎の下品な鼎談が収録されてるので、これも買っちゃいました。田中圭一の参加する対談からは、なにがなんでも下品にせずにはおかない、という強い意思が伝わってきますなー。

tanakakeiichi で、この画像をごらん下さい。これは今回のぶんか社版「ドクター秩父山だっ!!」の裏表紙カバーの絵なのですが、さて、これを見て諸兄は何だと思われるか。おそらく、内容を読んでいない人には、なにがなにやらわかるまい。

 ぱっと見てわかるのは、永井豪のパロディだな、と。田中圭一、手塚治虫と本宮ひろ志に続いて、永井豪のパロまで始めたか、と。「ゴー!ゴー!ゴー!みたいな!」と書いてありますが、この中央の少女、この作品に登場する「川口安緒(あんちょ)」という看護婦さんキャラクターでして、「みたいな」ってのは彼女が口癖にしているしゃべり方なのです。

 さて、彼女の両側に出現しているのは誰か。いっぽうはデビルマンの悪魔、いっぽうは天使キャラのようです。ふたりとも足がない。中央のあんちょさんの脚のつけねから、エクトプラズムのように出てきている。

 実はこれ、あんちょさん、自分の小陰唇をひっぱるクセがありまして、小陰唇を自由自在に巨大化させたり動かしたりできるようになってるんです。そしてついには小陰唇が意思を持ち、しゃべることも可能にっ。これが左右のおふたりであります。

 ああ、なんと下品なキャラであることか。しかもそれを堂々と裏表紙カバーにするとは。カバーの折り返しには小陰唇をひっぱって自分のおっぱいを隠してるあんちょさんも見られます。マンガ史上、最も下品な表紙絵として、表彰状を差し上げます。

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Comments

中田雅喜の漫画に伸ばした小陰唇をばたばたさせて空を飛ぶシーンがあったように思います。うろ覚えですが。

Posted by: osunupapa | February 26, 2006 08:09 PM

うわあ、こんな下品なエントリにコメントありがとうございます。中田雅喜って確か女性でしたよね。そんなの描いてましたか。下品ギャグといえば山上たつひこですが、さすがに思いうかびません。今村直道あたりなら小陰唇ネタ描いてるかな。

Posted by: 漫棚通信 | February 27, 2006 09:29 PM

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