ネーベとグリツ
もうすぐトリノオリンピックが始まったら、いやでも毎日お目にかかることになるのでしょうが、今回のトリノのマスコットキャラがこのふたり、ネーベとグリツであります。
赤いほうがネーベ(Neve=雪)で女の子、青いのが男の子でグリツ(Gliz=氷)。ポルトガル人デザイナーの手になるもので、公募で選ばれたそうですが、キャラの国、ニッポンから見て、このデザインはどんなもんでしょ。
「ジャパニーズかわいい」の基準からは、ちょっとなあ。あまり二次創作する気はおきないか。北京オリンピックのマスコット五人組のほうが、まだいいんじゃないかしら。
トリノオリンピックの公式サイトに行くと、メディア向けの「INTRODUCING NEVE AND GLIZ」てな文書があります。これによると、ネーベとグリツのデザインを選んだ審査員は、イタリア人だけじゃなくて、アメリカ人とかギリシャ人もいます。これが欧米スタイルの「かわいい」なのか。
さらに、この文書にはキャラのプロフィールなんて書いてないんですね。年齢とか出身地とか。アニメ化されて放映中らしいので、何らかの設定はあるのでしょうが、少なくともオリンピック委員会は、そんなものどうでもいいと考えているようです。
年齢は不明とか秘密、でもいいからそこは書いておいて欲しい、と思うのはわたしだけなのかなあ。たとえば、モリゾーとキッコロなんか、キャラの背景がけっこうこまかく設定されてましたよね。これも彼我の差でしょうか。
Comments
世界中から精力がありあまった体育会系の連中が集まる選手村では、後半になるにつれ、ナンパのアラシになるそうです。すぐ直接行動に出る連中にとっては、メイド服なんか目に入らないかも。
Posted by: 漫棚通信 | February 04, 2006 04:29 PM
まさか「ゲイ・カフェ」は…。(笑)
キャラとキャラクターを分けて
論じるだけあって日本がやはり
ウマイですね。
「脳内キャラ」という、↑の中間段階
キャラがある~という方もおられる
ようですが。
大学のマンガ論授業も難解になって
きそうですね。
人ごとのように言ってますが。(笑)
Posted by: 長谷邦夫 | February 03, 2006 08:09 PM
次回、日本でオリンピックを開催するとき選手村食堂に「メイド・カフェ」を付設すると、各国男性選手及び役員・監督が入り浸ってくれるでしょうね。
裏に回ると「ホスト・カフェ」になっていて各国女性選手・役員・監督も大喜び。男女同権ですからねぇ。
シンボル・キャラは萌え萌えのアニメ絵、まなじりをきりっと戦いに望む感じで。
Posted by: トロ~ロ | February 02, 2006 09:22 PM