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September 11, 2005

続「エマ」

 毎晩、コンピュータをたちあげるたびに、コメント欄を見て、うう…とかヘコんでたのですが、皆様の疑問にお答えしようと思いまして。よろしくお願いします。

 いろんなご批判をいただきました。

 まず、アレはユダヤ人ではないと主張されるかたがたに。

 著者自身の言葉があります。「どう考えても偽名だってバレるだろうオドネルくん」なぜすぐばれてしまうのか。それは姿かたちでわかるからです。オドネルはユダヤ人の名前ではありません。著者がわざわざ“どう考えても”バレるように、彼を造形しているのです。

 当時のユダヤ人はどのようなスタイルとイメージされていたのでしょうか。松村昌家は、「十九世紀ロンドン生活の光と影」(2003年世界思想社)のなかで、「風刺画専門の週刊誌『パンチ』などではユダヤ人そのものの表象として、一つのステレオタイプを形づくるようになる」と書いています。そのわりに自身の著書、「『パンチ』素描集」(1994年岩波文庫)では、ユダヤ人の絵をいっさい出していません。理由は、ちょっとわかりませんが。

 当時のイメージとしてのユダヤ人、森薫の絵にどんぴしゃの絵があったはずなのですが、どうしても見つからないので代わりに。コレは、エードゥアルト・フックスの「ユダヤ人カリカチュア」(1993年柏書房)という本からの引用です。フックスは20世紀初頭ドイツのカリカチュア・コレクターであり、民間学者、研究家です。この場合のカリカチュアは「マンガ」と訳すこともできますから、オタクの大先輩でもあるわけです。

 図を見ていただければわかりますが、袋を背負った黒服、鷲鼻の人物が、ユダヤ人イメージです。絵そのものが悪意を持って描かれており、現在のネット上では探すのが困難な画像で、わたしもアップするのがちょっと心配。

 なぜユダヤ人が袋を背負っていたかというと、移民してきたユダヤ人の多くが古着商をしていたからです。彼らの特徴は、背負った袋とフロックコート、帽子の下には肩まで垂れ下がった髪の毛と長いヒゲ。

 彼らはオックロー!「O' Clo ! = Old Cloth ! 」と叫びながらロンドンの街を行商して歩きました。これが都市伝説となる、ロンドンのひとさらいのイメージを形成しました。

 さて、ひとさらいがユダヤ人であってなぜ悪いと考えるのか。「ユダヤ人のひとさらい」というイメージ自体、ユダヤ人に対する偏見から形成された都市伝説だからです。当時、ユダヤ人のひとさらい、というのはすでにフィクションだったのです。

 では、フィクションである架空の存在をマンガに描いてなぜ悪いのか。これが21世紀の現代人を対象にした現代の作品だからです。都市伝説を信じていた時代の作者が、都市伝説を信じていた大衆に向けての作品なら、問題にならないかもしれませんが。

 たかがマンガにオオゲサなというご意見もあります。ここはたかがマンガを語るブログですので、そう言われましても困ってしまいます。ただし、マンガは今、日本発のコンテンツとして大きな力を持っているのではないでしょうか。「エマ」もアニメ化されて放映中です。けっして世界と無縁とは思えません。

 差別に世界標準はあるのでしょうか。これは一般的な日本国内の差別については、ないでしょう。ただしユダヤ人問題については、あります。

 Simon Wiesenthal Centerという、世界中のあらゆるユダヤ人差別を監視している組織があります。ここがユダヤ人差別と考えれば差別になってしまうのです。

 日本人は、差別およびその表現とは、差別する者、される者のせめぎあいのなかで、話し合いで規範が設定される、そう考えようとしています。しかし、むしろこの考え方は世界の中では少数派です。多くの国では、それぞれの国で、すでに法律で何が差別かが規定されています。

 ユダヤ人問題はもっと徹底しています。日本人の意見が通るわけではありません。ユダヤ人問題では、Simon Wiesenthal Centerの主張がすべてです。彼らの意見に反論することは、少なくとも現代の日本では(あるいは世界でも)、最終的には経済的圧力のため不可能なことです(日本人にとってあまり気分のいいものではありませんが)。

 かつて雑誌マルコ・ポーロを廃刊に追い込んだのが、この組織でした。日本ではまったくニュースになりませんでしたが、今年になっても、「ユダヤの成功者が教える大金持ちになる人の方程式」という書籍が、この組織からの圧力によって、ローソンから追放されています。タイトルから考えると、なんで?と感じますが、理由は「negative jewish stereotypes」によるものだそうです。

 ここは、フィクション(多くは映画やTVです)の中の登場人物であるユダヤ人への偏見も正そうと活動しています。日本マンガが無視されているとは思えないのですが。

 作者に差別の意識はないのにどうして。たしかに、わたしがブログに書く行為が、寝た子を起こしたかもしれません。マンガのためを考えると、戦略的にはエンターブレインに直接連絡をしたほうがよかったでしょうか。この点は反省しております。

 最後に、表現はすべての規制を乗り越えて突き進むべし、というご意見。これがいちばん悩めるところです。ご意見をごもっともと思いますし、理由も理解できる。かつてのわたしは、この考え方をとっていました。

 ただし、今は考えが変わっており、ある程度の自粛や規制はしょうがないと考えています。わたしの考え方は、表現の進歩を害するものかもしれませんし、あまりにプラグマティックすぎるかもしれません。この考え方を、受け入れられないかたがいるのは承知していますが、おそらく、現在のわたしの文章力では細かく論じることができません。これについては宿題にさせていただきたく思います。


 追記:アンクル・サム説がありましたが、アレはこのようなものです。黒髪、黒ヒゲのアンクル・サムは見たことがありませんので、違うのではないでしょうか。

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Comments

エマのファンはお門違いにもほどがある。世間知らずなのかな。どんなに「そんな意図はなかった」と言ったところで、相手が「差別だ」「傷ついた」と思ったらそれは成り立ってしまうものだ。ましてや、ユダヤの例の機関は相当の財力で、撤回するなりしないと、一度ねらったら、たたきつぶしてくるよ。
話が通じる相手ではないからブログ主は心配しているのではないかな。
意見にもならない罵声を浴びせているようでは、冷静になれと言っても無駄か・・・。

Posted by: Cheese | March 16, 2017 05:18 PM

こっちでもやっていたんですね。

英国のある時代の物語を書いて、その中に悪漢を登場させようとする。すると当時の悪漢の服装はどういうものか、調べなければなりません。当時の物語の挿絵などを調べて最大公約数的なところをとる。ところが、その悪漢像には、当時の社会的偏見が含まれていて、イギリス人はそんなものを今更見たくない。いまや国際的にもタブーでっせ、ということになっとる。

日本人にはそこのところは、わかりにくいでしょうね。よっぽど教養がないと。日本人が外国へ行くと、このあたりは、ヤバイ場所で、夜散歩したり、買い物したり、近寄っただけでも危ないということがわからない。現地のひとにはピンとくるんですけど。「ここはヤバイ場所」とか標識がついていない。日本でも飲み屋街にそんな表示はない。池の淵にあるだけ・・・・

挿絵にも、「このような悪漢像には当時の偏見が含まれているので、このような表現は、現在はしないほうがよろしい」とか注釈がついておればいいんですけど、ついていないのではないでしょうか。

ちくま文庫の「オリバー・ツイスト」には英国の初版のクルックシャンクの挿絵が載せてあるらしい(私の推定)のですが、「当時の挿絵には、現代からみて、悪人の表現などに人種的偏見が含まれていますが、原作のテイストを忠実に表現するため、あえてソノママ入れてます」と注釈があるかどうか。

とにかく、悪漢の服装、顔立ちなんかには、当時の社会的偏見がふくまれている可能性があるので、大学のマンガ学部で、学生に研究させて卒論にしたらよい、と思います。
(しかしビミョーな問題なので、慎重な扱いが必要ですね。)

日本のむかしのマンガで「ワカッタノコト。安心スルヨロシ。」「○○○アルヨ」「ポコペン」とかカタカナでしゃべる人々が出てきますが、これはよその人にはうっかり見せられないし、まして現役の書き手が書いたらたいへんです。

Posted by: しんご | May 31, 2008 09:10 AM

そろそろ鎮火してきたところで…
このブログが元かどーかはわかりませんが
今月号のアフターヌーンの「俺と悪魔のブルーズ」にて
一つの対策がとられてましたね

何かの漫画について、その作者や出版社のあずかり知らない所で問題化してしまう事は
対策が遅れるだけでなく、漫画にとって最悪の結果を招く結果になる可能性が高いだけで
前向きな方向には進まないでしょうし。
(漫画を後ろ向きに後退させたい人なら別ですが)

Posted by: とりあえず。 | September 25, 2005 03:39 AM

ママ!見つけたよ!
酷い差別だ!言いつけよう!広めよう!
こんな差別的な漫画や作者は存在しちゃだめ!

漫画が雑誌ごと無くなったよ!ママ!
私の活動のおかげだ!

ママ!ほめてよ!

もっといっぱい差別を見つけるから!

Posted by: 偽善者 | September 21, 2005 05:55 PM

ここがうわさに聞く逆差別ブログですか?

Posted by: おお | September 20, 2005 06:34 AM

とりあえず俺は同意が得られるのなら管理人さんと決闘をしてしまうかもしれん
たとえ決闘罪(たしか罰金10円くらいか懲役)を食らっても
ペンで戦うばかりでなく拳で語り合うこともたまには必要だろう

Posted by: カズマ | September 18, 2005 12:40 PM

どうでもいいから管理人は次のエントリを早急に書かれた方が良いかと存じます。
でなければ事態の進展も収束もありえないのでは。
あぁ、時間が経てばみんな飽きて勝手に収束するか。
うーん。

Posted by: 成る補導 | September 18, 2005 02:42 AM

> 表現の自由とは別に、差別問題に踏み込む
> ことにもっと慎重になっていただきたい。

管理人氏ご本人のコトですか?

Posted by: おしマイケル | September 17, 2005 02:27 PM

自称「エマファン」の「クダラン」「オレ」おれ
「差別主義」が「歴史を学んだ」「英国在住」など
「げろ」やら「タン」やら吐きまくりコメント欄に
「タコ」のようにしがみつく。
さてこれにいったいいくつの名前で反応する?
数分?あるいは数時間おきに?
上の項目に「君にあきれてる」はなかったね。
「ヒマ」なのは「ユダヤ人の友達」のいない
「インド人」の君だけだよ。
まともな読者は管理人氏の新しいエントリー以外
もうみない。
何食わぬ顔してそれにまた加わりたいなら
下手な一人芝居は「どこまでもつづ」けない
ことだね
前言撤回失礼した。

Posted by: ブログ続行を! | September 17, 2005 10:19 AM

>バールが犯罪に使われたことがあることを理由にバールのようなものを持っているだけで犯罪予備軍だと言っているのと変わらないわけなんだが。

その例えはちょっと違うんじゃない。あえてバールにたとえるなら、管理人の主張は「これはバールに似ているが、実は『鼻削ぎ器』という中世に使われていた拷問道具である。それを持っているのは是か非か」だろ。

Posted by: 段々どうでも良くなってきたが…… | September 17, 2005 10:08 AM

【消息】管理人の次のエントリはなぜ書かれないの?【不明】

1.自分の意思で書いてないよ派
 ・自分でも何を書いたら良いのかわからなくなってるよ(正義とはなんだ派)
 ・嵐が通り過ぎるのをじっと待っているよ(臥薪嘗胆派)
 ・単に飽きたんだよ(秋田県派)
 ・内輪だけに書いて公開してるんだよ(アングラ派)
 ・本人は書いて公開したつもりなんだけど公開してないよ(アルツハイマー派)
 ・長期旅行中なんだよ(バカンス派)
 ・作者急病で書けないんだよ(連載休止のおしらせ派)

2.自分の意思に反して書けないんだよ派
 ・書きたいけど書く内容が思いつかないんだよ(Dr.スランプ派)
 ・某団体の圧力で書けないんだよ(陰謀説派)
 ・公開しているそばから削除されてるんだよ(メディア規制派)
 ・本業が忙しいんだよ(多忙派)
 ・事故で記憶喪失で入院中なんだよ(B級恋愛ドラマ派)
 ・某国人風のひとさらいに袋詰めにされてアメリカに送られたんだよ(ひとさらい派)

3.すでに書いてあるよ派
 ・書いてあるじゃん(幻覚派)
 ・馬鹿には見えないんだよ(裸の王様派)
 ・それは僕らの心の中に(最終回風モノローグ派)

Posted by: 暇だから予想しようぜ | September 17, 2005 07:16 AM

ブログに書くのではなく出版社に直接連絡すれば良かったという意見があるけど、評論家としてのマニアは作品を通して作者の職人としての素晴らしさを味わうのが醍醐味なのであって、出版側に直接ものを申して得られた作品を見てもワクワク感は半減なのではないでしょうか。出版側が勝手にこのサイトを見て、勝手に意見を受け入れてるれるというのが理想で、無視されるならそれもOKというスタンスなのだと思います。

ホームページを運営していても、尊敬するサイトにリンクして欲しいと願い出てリンクされるより、申し出ないにもかかわらず相手が自分のサイトの内容を認めて勝手にリンクしてくれた方が何倍もうれしいというのと、感覚的には似ているような気がします。

Posted by: かえる | September 17, 2005 06:39 AM

>取り立たす管理人が悪だ、と言っている連中もいるが、そういう連中の言っていることは殺人犯が人を殺したのは凶器を作ったメーカーにも責任がある、といってるのと変わらない

ここの管理人が言っていることはバールが犯罪に使われたことがあることを理由にバールのようなもの(バールかどうかもはっきりしないが管理人はバールだと主張している)を持っているだけで犯罪予備軍だと言っているのと変わらないわけなんだが。
しかも自分でそう判断したのではなく、バールが危険なものだから規制すべきだと主張する世界的な組織があり、おそらくそこがバールだと判断して抗議してくるだろうからそれに従うべきだしバールのようなものを不用意に持ってはいけないと言っているのと変わらないわけなんだが。

Posted by: ・・・は続くよどこまでも | September 17, 2005 06:20 AM

ここって企業のブログなわけ?
個人のブログに管理人の考えを載せるのを批判するような、いわゆる「表現の自由」も認めないような奴もどうかしてる。
取り立たす管理人が悪だ、と言っている連中もいるが、そういう連中の言っていることは殺人犯が人を殺したのは凶器を作ったメーカーにも責任がある、といってるのと変わらないよ?
こういう見方がある、一つ勉強になったと思ってりゃいいんじゃねーの?

Posted by: 7 | September 17, 2005 03:07 AM

なんていうかさー
エマ擁護派も
管理人擁護派もどっちも過剰すぎ…
どっちもどっち
管理人にそこまで言わなくても、ってコメントも確かにあるけどさーだからといって管理人が全く悪くない、エマファンが騒いでるだけ、ってのもなんだか違うよねー。なんでどっちもそんなに極端なんだろ。

Posted by: 69 | September 16, 2005 11:27 PM

管理人の次の発言はまだでしょうか?

Posted by: インド人 | September 16, 2005 10:44 PM

>エマに文句を言うな、出版のジャマをするな
前回と今回のエントリが特異なのは、まさにこの後半部分、出版の是非にまで話しが及んだことではないでしょうか。「エマ」の件に限らず、漫画好きとしては、安易に規制に流れる風潮は納得できませんもの。確かに差別表現への配慮は必要ですが、一方で、表現を制限するのであれば、その根拠は厳密に検討されるべきだと思います。

Posted by: 匿名きぼんぬ | September 16, 2005 12:56 PM

>エマに文句を言うな

これは言ってないあんたの妄想

>出版のジャマをするな

その通り読めればいいから。その範囲で何を管理人が言おうと何処吹く風なんだけどな…

>たかだかそれだけのこと

納得行かない。公私のどっちが重大かなんてお前に決める権利あんのかよ

>議論の噛みあいようが無いよなぁ

「漫画で言論」が崇高な事とは思えない
議論自体馬鹿馬鹿しい、只の趣味の領域
管理人も「たかが漫画で困ってしまう」と言ってる
趣味であれば読めればいい俺と何が違う?

>ヒトサマのブログで暴れているに過ぎない

暴れてるつもりは無いけどあんたん目にはそう映ったのかスマンね。非難しちゃイカンとはまさかその口で言うまい?

書き過ぎたんで今度こそ自重して静観します

Posted by: ore | September 16, 2005 09:41 AM

 エマファンが言っている。

>俺はエマをちゃんと完結するまで読めればいいよ

 差別表現がどうとかこうとか、そういう事は彼らには全然問題ではないのだ。エマに文句を言うな、出版のジャマをするな、とそれだけでしかないし、たかだかそれだけのことでムキになってヒトサマのブログで暴れているに過ぎない。
 議論の噛みあいようが無いよなぁ。

Posted by: さてはて | September 16, 2005 08:51 AM

管理人はいつまでこの状態を放置しておくつもり?

Posted by: tako | September 16, 2005 07:38 AM

>悪いけどお前さんのは「言葉遊び」のレベルにも達してねーよ

あーすまん書き方が悪かったわな
これはore氏宛てじゃないんだ
「あー言えばこー言う」ブログ主に向けた言葉さね
スマン

Posted by: ゲロ | September 16, 2005 07:27 AM

>結局は何事も無かったように終わってしまうのかな。
それで良いんじゃないでしょうか。今回の「エマ」の描写には、作品の存続を危惧するような点は無かったということで。

だって、こういう描写が差別であるという、ユダヤ人本人の声や過去の抗議の記録なんてものは、決して上がってこなかったんですもの。挙げられているのは、当時のイギリスの歴史に関する知識の披露ばかり。それはそれで、勉強になりましたけれど。

差別問題に向き合うということは、どれだけ相手の声に耳を傾けるかということだと私は思うのだけど、残念ながら、このエントリはそこまで至っていないように思います。にもかかわらず、作者サイドに「脇が甘い」と苦言を呈し、「マルコポーロ」の例を持ち出して、安易に発禁・もしくは描き直しを示唆していると、私は解釈しました。それって「エマ」という作品のみならず、「漫画」というジャンルに対して愛がないように見えました。だから、上の方で書いたように、管理人さんにしては珍しいな、今回に限り中に別な人でもいるんじゃないかと思ったのです。

管理人さんが「エマ」という作品が好きで、「漫画」というジャンルを誰よりも愛しているのだということは、このブログをずっと読んでいれば分かります。だからこそ、私もブログ続行を望むのですが、一方で、前回と今回のエントリの中の人へ一言申し上げたく、長文失礼しました。

Posted by: 匿名きぼんぬ | September 16, 2005 03:11 AM

何で差別がどうのこうのいってる人間が、階級差別と性差別が主題である漫画を読んでるんだか不思議でしょうがない。

とりあえず、そんなにユダヤ人差別を扱いたいんだったら、ヴェニスの商人あたりを世界中で上演中止にする運動でもしたらいかが?

Posted by: 特定アジア | September 16, 2005 12:51 AM

もう充分だろ

Posted by: a | September 16, 2005 12:42 AM

ここまできても、まだ話まとまらないね。
エントリーのごく一部を抜き出して感情的になったとおぼしきレスも多数あるようだし、
ore様は遊びすぎて説得力0になってしまうという自爆しちゃったし。
結局は何事も無かったように終わってしまうのかな。

一読者さんが書いてる、
「「英国在住」の方がエントリーを見て数日で日本の漫画の最新巻をすばやく手に入れたことを不自然に感じます。しかも「エマ自体設定がステレオタイプ」とおっしゃる方が何故そのように熱意をお持ちなのか」
ってのは、もともと読者だからじゃないですか?
発売日後に日本から送っても十分英国まで届く期日ですし、ステレオタイプだと思ってるから読まないなんて言ったら、そのステレオタイプに惚れこんで描いてる作者もエマ描けないでしょう?
あと、学生に聞いた云々ってのも友達であるなら全然不躾だとは私には思えません。
私も居れば見せて聞いてみたでしょうし。
「これってユダヤ人差別じゃないか、って日本で議論になってるけど、ユダヤ人的にはどう思う?」って。

Posted by: ondulu | September 16, 2005 12:42 AM

>悪いけどお前さんのは「言葉遊び」のレベルにも達してねーよ

未熟者がお目汚ししてスマンね以後自重するよ。話とは関係ないんだが、多分言わんとするのは又吉イエスみたいと言われた文の事だと思う。全部読み返したのか頑張ったな長文スマナイ。初めの内は冗談や道化のつもりでレスしてたんだが何か話がやばくなって来たんだ。それでマジレスにするタイミングを図ってたら都合良く突っ込んでくれた人が居たから其処からは戻した。名前変えても良かったんだけどね。( )内に書いたのは心の叫びという事か。叫ばせてスマン。叫びたい時もあるよな兄弟。

Posted by: ore | September 15, 2005 11:42 PM

まープチ有名人になれたしイイんでないの?
飽きたんならしばらく閉鎖すりゃいいし
なーに一月もすりゃみんなおとなしくなるって
言葉遊びゴッコ続けたけりゃ続けりゃいいさね
(悪いけどお前さんのは「言葉遊び」のレベルにも達してねーよ)

Posted by: ゲロ | September 15, 2005 11:07 PM

> ブログ続行を!さん

> もう大丈夫だとわからせてくれるきっかけを与えてくれた管理人氏と
> 答えを教えてくれた他のコメンター達に感謝するべきです。

冗談はほどほどにしてもらいたい。
そもそも始めから大丈夫だったところに、無理矢理問題を見つけ出した管理人がアホだっただけ。
このエントリーがなきゃ、誰一人として不安になんかならなかったよ。

妄想を根拠にして、流言飛語の類を発した管理人の何に感謝すればいいんだ?
ほら、関東大震災の時に、デマを流した連中と同じだよ。
善意で他人に問題点を見つける連中が一番危険なんだ。

管理人の説が正しいと言うなら、『妄想が根拠でない』と証明していただきたい。
そうでないなら、このエントリは悪質な誹謗中傷文に過ぎない。

Posted by: TAM | September 15, 2005 10:44 PM

コメント欄が沈静化しつつあるのを喜ばしく思いつつ少し気になったので書かせていただきます。「歴史を学んだ」と称される方があの当時のユダヤ人問題を全く知らないようなのを不思議に思ったのと同様、「英国在住」の方がエントリーを見て数日で日本の漫画の最新巻をすばやく手に入れたことを不自然に感じます。しかも「エマ自体設定がステレオタイプ」とおっしゃる方が何故そのように熱意をお持ちなのか、また学生の方に聞いた云々も向こうで多少過ごした事のある私からするとあまりにもぶしつけな行為のように思えます。もちろんどのようなお付き合いなのかはかりかねるところではありますがあまりにも不自然が重なりすぎますので気になりました。

Posted by: 一読者 | September 15, 2005 10:34 PM

 気になったので、一応レス。

 プログラムのバグを公開すると問題があるのは、それがセキュリティーホールで、ユーザーがクラッキングの実害を受け得る場合だから、今回の件を同列に語るのは変ですよ。

 出版社に直接連絡すれば良かったという点には同意ですけれど。

Posted by: マ | September 15, 2005 09:44 PM

あったあった

>そりゃ、エマには是非潰れてもらわないと。
by tumaran

これは絶対俺は言わんわ。
あと極悪クラッカーの事言ったのこいつだったのか笑った。
まあ気分を害してスマンねお前に用がある訳じゃないし。>ブログ続行を!様

Posted by: ore | September 15, 2005 08:28 PM

>工事中に欠陥があるように見えたら…それも将来致命的になりうるようなものだったら、そりゃ一言指摘したくもなるでしょう。それが気付いた人間の責任。その後どう受け止めて対応するかは作ってる人間の責任だと思うんだが。

その話は既出だと思うけど
このブログで発表するのを我慢して作者サイドに直接連絡するべきだった
で正解だと思うよ
「極悪クラッカー」云々の話。

>指摘した人間を攻撃するのは変な話だ。

だからこれも違う。
先ず「攻撃」と言うと色々あるけど今は「非難」してるだけ。「脅迫スレスレ」って意見もあるけどその人も「脅迫」とは言ってないでしょ?当然、言葉は選んでるからね。言葉って大事だよホント。
それから「変な話」と言うと色々あるけどもし「筋違い」という意味なら管理人にはブログで書くのを我慢出来なかった落ち度があるので少なくとも「筋違い」では全く無い。「可哀想」という意味なら同意。でも俺は管理人よりはエマの方が大事だからごめんね。

それから実際にユダヤ人に見せた話面白い。
そんなもんだろ。まあ管理人もユダヤ人に見せるぐらいは面倒がらずにすれば良かったね。英語の論文なんかも「ネイティヴチェック」ってやるでしょ。当事者抜きで語るのはそもそも手抜きだな。

>この件はもう終わっています。

そうか。此処しか見てないからどこに書いてあんのか知らんがそれなら管理人が一言此処にもそう書いてくれ。頼むわ。

それからツマランってのは俺と文体が違うと思うよ。まあ話と関係ないからほっといたが。

Posted by: ore | September 15, 2005 08:14 PM

おや、やはり「ツマランオレ」様でしたか。
何がいいたいか?それはこちらがききたいですね。
わかるものにはわかる表現で「エマ」は「大丈夫?」
の不安を管理人氏が代表し、
寄せられた様々なコメントで大丈夫そうだと
わかり、この件はもう終わっています。
私は管理人氏のブログを読みにきてるので
いつまでもわけのわからない「オレ節」をうなる
あなたには用はない。
本当に「エマ」のためを思うならもう大丈夫だと
わからせてくれるきっかけを与えてくれた管理人氏と
答えを教えてくれた他のコメンター達に
感謝するべきです。
管理人氏に迷惑がかかるといけないので
私はもう去りましょう。
新しいエントリー楽しみにしてます。

Posted by: ブログ続行を! | September 15, 2005 07:55 PM

2重投稿すいませんorz

Posted by: 大工 | September 15, 2005 07:53 PM

2重投稿すいませんorz

Posted by: 大工 | September 15, 2005 07:53 PM

ここで指摘されているのは差別意識の有無というような主義主張に関わる話じゃ無くて、純粋に表現上のテクニカルな部分でしょう。人さらいのユダヤ人という19世紀末英国での差別的ステレオタイプを、何の言い訳も無くそのまんま今の作品で登場させるのは危ないかもという話で。別に『エマ』の作者を差別的と糾弾してるわけじゃない。
説明にSWCを出したのは少々大袈裟だと思うけど、差別表現が常にその時々の政治状況とのからみで問題になるのは事実でしょう。メディアとして成長したマンガがその種の政治から今後も無垢でいられるとは思えない。だとしたら、テクニカルに対応できるところはした方がよい。
いわば工事中の建物の欠陥を指摘してるようなもので、多くの人はその結果工事自体が止まっちゃうのを恐れてるんだろうけど、でも工事中に欠陥があるように見えたら…それも将来致命的になりうるようなものだったら、そりゃ一言指摘したくもなるでしょう。それが気付いた人間の責任。その後どう受け止めて対応するかは作ってる人間の責任だと思うんだが。
指摘した人間を攻撃するのは変な話だ。

Posted by: 大工 | September 15, 2005 07:50 PM

ここで指摘されているのは差別意識の有無というような主義主張に関わる話じゃ無くて、純粋に表現上のテクニカルな部分でしょう。人さらいのユダヤ人という19世紀末英国での差別的ステレオタイプを、何の言い訳も無くそのまんま今の作品で登場させるのは危ないかもという話で。別に『エマ』の作者を差別的と糾弾してるわけじゃない。
説明にSWCを出したのは少々大袈裟だと思うけど、差別表現が常にその時々の政治状況とのからみで問題になるのは事実でしょう。メディアとして成長したマンガがその種の政治から今後も無垢でいられるとは思えない。だとしたら、テクニカルに対応できるところはした方がよい。
いわば工事中の建物の欠陥を指摘してるようなもので、多くの人はその結果工事自体が止まっちゃうのを恐れてるんだろうけど、でも工事中に欠陥があるように見えたら…それも将来致命的になりうるようなものだったら、そりゃ一言指摘したくもなるでしょう。それが気付いた人間の責任。その後どう受け止めて対応するかは作ってる人間の責任だと思うんだが。
指摘した人間を攻撃するのは変な話だ。

Posted by: 大工 | September 15, 2005 07:49 PM

>復刻してるのを忘れてるんでしょうか?

ごめんね言及しなくて勿論知ってるよ
でもそれで何が言いたいの?

Posted by: ore | September 15, 2005 06:48 PM

ツマラン、オレ様、
お名前を時々忘れるように
愛読書、「ちび黒サンボ」はとっくに
復刻してるのを忘れてるんでしょうか?
ぐるぐる回ってバターになりたいなら
他に行ってくださいね。

Posted by: ブログ続行を! | September 15, 2005 06:24 PM

>意見を発すること自体に価値がある(べき)と思う

思えばいいんでないの
俺はエマをちゃんと完結するまで読めればいいよ
或る人が忌憚無く発した意見が誰かのささやかな幸せを奪う事もあるって事は勿論分かった上でそう言うのだろうとは思うが本当の意味で言論の自由が重要なのは政治経済に本質的に係る物事であって高々個々人の愉しみに過ぎない「エマ」に出て来る差別表現について殊更に論じる事に何の重大性があるのかまるで理解できないんだよね。管理人にすれば「ここは高々漫画を扱うブログだからそう言われると困ってしまう」んだろうけど口は災いの元なんてのは大昔から言われた事であって「人は自らの発言の影響にも気を使うべきだと思う」がどうか。結局その「影響」が管理人にとってはどうでもいい事なんだろうけど俺にはそうでもないのだよ。多分あんた様はエマが中止になっても全然構わんのだろうね。楽しく「漫画で言論」できれば良い、エマ単体がどうなろうと知った事ではない、というそっちの前提がこっちには受け容れがたい。
しかもブログの書き込みを参照すれば政治問題になるようなレベルの差別表現ではないんだそうじゃないのこれがまた。にも係らず騒いで本当に潰れたら潰れ損じゃないの。
結局管理人は詳しく知りもしないクセに言ってみたいから言っちゃったんでないの。誰かが「ちゃんと調べろボケ」とかメール欄に書いてたけど正にそれ。潰れるべくして潰れるなら森薫の自業自得だし誰を恨むでもないけどこの状況でもし潰れたらアレのアレだと思わざるを得ないよ?

>商業出版物なんだから、読者が好きなように批評することは折り込み済みでしょ。作者や出版社サイドはこのぐらいの指摘なんとも思わないだろうし、対処法のノウハウもあるはず。

うん。それで大体あってると思うよ。でも「なんとも思わない」ってのは勿論都合の良い妄想だよね。それと当たり前だけど確認すると「対処法のノウハウ」ってのは有っても万能のノウハウでは決して無いからね。守り切れない事だってあるし「いざとなったら連載中止してお詫び」ってのもノウハウだよね。カメハメハ大王の歌が教科書から消えたりちびくろさんぼが駆逐されたり「子供」が「子ども」になったりする世の中だからねえ。ニニンがシノブ伝は一旦回収されただけで済んだようだけどあんた様が思ってる以上に物事は簡単に運ぶよ。

Posted by: ore | September 15, 2005 05:10 PM

管理人氏同様、良識と博識を備えた読者の
多いこのブログが
自称「エマ」ファンの見え透いた嘘や
たわごとで阻害され更新されないのを
残念に思います。

Posted by: ブログ続行を! | September 15, 2005 03:59 PM

管理人がエマを叩くのは良くて、管理人が批判されるのは悪いことなんですね(プゲラ
しかも、エマファンを見境なしに差別主義者にレッテル張りしているし。
こういうやつらが、ちびくろサンボを発禁にしたんだな。

Posted by: tumaran | September 15, 2005 03:18 PM

結局、エマをさらう奴はどんな外見だったら良かったの?ユダヤ人がダメだってのはとりあえずわかったけど、かわりに和服にチョンマゲだったらOK?チャイナ服と辮髪だったらいいの?
犯罪者として表現していい人種とダメな人種の一覧表が欲しいな。

Posted by: もきょもきょ | September 15, 2005 02:43 PM

 「エマが使った資料が差別意識に歪んだ捏造物として有名なものであるから、それをそのまま使う意識はどうか」と管理人は言っているわけだ。
森さんが差別主義者とは書かれてないのに、この点を誤解している人が結構いてますね。

 管理人さんの説(オドネルはユダヤ人のカリカチュア)が、当を得ているか得ていないかとは全く無関係に、意見を発すること自体に価値がある(べき)と思う。
意見を発して議論することの自由は、創作の自由と同一のものですよ。

 このブログのエントリが原因でエマの該当部分が変更されるなどの可能性があるとして、管理人さんを攻めるのは、臭いものに蓋の、事なかれ主義の表れに思えます。
そういう意識が、むやみやたらな自主規制を助長してるんじゃないですか?
(この程度の発言、気兼ねなくできるようでないと、つまらないでしょ?)

 具体的に書くと、

 「"無根拠に差別表現のレッテルを貼るやつに屈する出版業界の風潮"にナイーブになっちゃって、根拠を提示して(正誤は無関係)問題提起している人(この場合ここの管理人さん)まで叩く」っていう図式、は、「"差別表現"にナイーブになって、差別意識を持たない表現者(および表現物)まで叩く」のとまんま同じだよ、と。

 クールにいこうよ。

Posted by: butubutu | September 15, 2005 11:47 AM

エマ潰しって、そりゃタダの思い込みでは……。
商業出版物なんだから、読者が好きなように批評することは折り込み済みでしょ。作者や出版社サイドはこのぐらいの指摘なんとも思わないだろうし、対処法のノウハウもあるはず。
ここには「エマファン?によるブログ潰し進行中」という事実しかない気がする。
つか、ore氏の発言って脅迫スレスレだよ。又吉イエスの文章みたいだよ。

Posted by: 騒ぎすぎ | September 15, 2005 10:59 AM

英国在住です。
このオドネルの風貌ですが、実際にユダヤ人に見せてみました。
彼は私の友人で、現在英国の大学で神学を学ぶユダヤ系英国人です。
この風貌は確かにステレオタイプですが、ユダヤ人というよりは
(特に)子供などを脅かすミステリアスな架空の男の典型的イメージという認識でした。
彼自身も、私に「これはユダヤ人じゃないのか」と言われるまで事の本質を
理解していませんでした。
この様な状況で、私達の側が彼らに「これはお前だ、さあ怒れ」というのは
なんだか滑稽に思えます。
エマ自体設定がステレオタイプで、日本人好みの異国情緒ロマンを
前面に押し出しているようですが、これを英国人の前で歴史の捏造と
騒ぐくらいの滑稽さを感じます。

Posted by: brita | September 15, 2005 09:57 AM

>自分の好きな作品に対する批判や非難は許さない

んなこたあない
批判や非難は不愉快かも知れんが「許さない」とまでは行かない
今「許せない」と思うのはエマ潰しに関してだから
人を潰しに掛かる以上は自分が潰されるのも覚悟の上でないと
こういう事をしてはいけない
管理人には自覚が必要だし当然有るはず

Posted by: ore | September 15, 2005 01:11 AM

>えぐちさん
そっくりそのまま貴方にも言えることでは?
このブログのファンである貴方にとっては、今の総スカン食ってる現状は
耐えられないことなのでしょうね。

Posted by: TAM | September 15, 2005 12:50 AM

そう思えるから、そうに違いないから、そうであるはずだから、という思いこみで差別だと非難するのがユダヤ人であると。
ユダヤ人は問題を捏造する連中であると。
そのような駄目イメージ戦略をするのが、ここ目的なのでしょうか?

Posted by: おいおい・・・ | September 14, 2005 11:22 PM

規制から名作は生まれない。
その通りだと思います。

ブログの世界にもそれは云える事。
「自分の好きな作品に対する批判や非難は許さない」的な、ファンの熱意による「タブー」の醸成は、百害あって一利なしだと思います。

Posted by: えぐち | September 14, 2005 10:30 PM

日本が世界に誇れる文化である「マンガ」、近頃はコンテンツビジネスとして脚光を浴びている。

週間で数百万部を誇る巨大週刊誌から、季刊で数千部という超マイナー誌まで存在し、ここまであらゆるジャンルを網羅した娯楽メディアは他に無い。
なぜこれほどまでにマンガが隆盛を極めたのかというと、そのひとつに「基本的にタブーがほとんど無い」という点がある。

アメコミが“良識者”によって発展を妨げられたのはマンガ好きなら広く知るところだろう。
駄作悪書は確かに規制によって排除できるかもしれない。
しかし規制から名作は生まれない。

日本のマンガ業界が、清濁併せ呑む懐の深さをいつまでも持ち続けることを切に願う。

Posted by: anw | September 14, 2005 08:09 PM

>管理人はどういう「責任」をとる事になるでしょうか?

法に基づく公的な責任を取らされるなんて誰も思ってないんじゃないか
多分熱烈なエマファンに強引に責任を「取らされる」んじゃないか
管理人の知人友人の中にはエマファンでかつ本音では管理人を快く思ってない人間が多分いるんじゃないか
そういう人から2chに個人情報が漏れたりするんじゃないか
管理人に対するリアルヴァーチャル相俟っての嫌がらせ私刑行為が始まるんじゃないか
皆飽きて森薫が次の漫画を書き始める事が出来たらその頃には収まるんじゃないか
大人は多分自分の行為に対しては否応無しに自分で責任を「取らされる」んじゃないか
幸運と無事を祈ろうじゃないか
エマの

Posted by: ore | September 14, 2005 01:45 PM

折角なので詭弁のガイドラインを貼っておきますね

例:「犬ははたして哺乳類か」という議論をしている場合
   あなたが「犬は哺乳類としての条件を満たしている」と言ったのに対して否定論者が…

1.事実に対して仮定を持ち出す
「犬は子供を産むが、もし卵を生む犬がいたらどうだろうか?」
2.ごくまれな反例をとりあげる
「だが、尻尾が2本ある犬が生まれることもある」
3.自分に有利な将来像を予想する
「何年か後、犬に羽が生えないという保証は誰にもできない」
4.主観で決め付ける
「犬自身が哺乳類であることを望むわけがない」
5.資料を示さず持論が支持されていると思わせる
「世界では、犬は哺乳類ではないという見方が一般的だ」
6.一見、関係がありそうで関係のない話を始める
「ところで、カモノハシは卵を産むのを知っているか?」
7.陰謀であると力説する
「それは、犬を哺乳類と認めると都合の良いアメリカが画策した陰謀だ」
8.知能障害を起こす
「何、犬ごときにマジになってやんの?バーカバーカ」
9.自分の見解を述べずに人格批判をする
「犬が哺乳類なんて言う奴は、社会に出てない証拠。現実をみてみろよ」
10.ありえない解決策を図る
「犬が卵を産めるようになれば良いって事でしょ」
11.レッテル貼りをする
「犬が哺乳類だなんて過去の概念にしがみつく右翼はイタイね」
12.決着した話を経緯を無視して蒸し返す
「ところで、犬がどうやったら哺乳類の条件をみたすんだ?」
13.勝利宣言をする
「犬が哺乳類だという論はすでに何年も前に論破されてる事なのだが」
14.細かい部分のミスを指摘し相手を無知と認識させる
「犬って言っても大型犬から小型犬までいる。もっと勉強しろよ」
15.新しい概念が全て正しいのだとミスリードする
「犬が哺乳類ではないと認めない限り生物学に進歩はない」
16.全てか無かで途中を認めないか、あえて無視する。
「全ての犬が哺乳類としての条件を満たしているか検査するのは不可能だ(だから、哺乳類ではない)」 
17.勝手に極論化して、結論の正当性に疑問を呈する。
「確かに犬は哺乳類と言えるかもしれない、しかしだからといって
 哺乳類としての条件を全て持っているというのは早計に過ぎないか」
18.自分で話をずらしておいて、「話をずらすな」と相手を批難する。
「現在問題なのは犬の広義の非哺乳類性であり、哺乳類であるかどうかは問題ではない。話をそらすな」
19.より重要な課題を急に持ち出し、今までの議論をなかったことにする。
「ネコが哺乳類かどうかの方がより重要な課題であり、犬の哺乳類性の話など、この際どうでも良い(or誰もしていない)」
20.電波を発する。
「犬が哺乳類だと言うならおまえが犬になってみろ」

Posted by: ゆんゆんやんやん | September 14, 2005 11:37 AM

私はさるさる時代から漫棚通信を愛読してきましたが、前回と今回の文章は、珍しく感情的な文章だなーと思ったものでした。中に別な人でもいるみたいな。
boxmanさんも、文面はいつもの調子だけど、メール欄がキツいっす。
いつまでも消えない山火事のようになっちゃっていますが、何とかうまく切り上げる方法はないもんでしょうかねえ…

Posted by: 匿名きぼんぬ | September 14, 2005 09:08 AM

 とおりすがり=さてはて=さてはて、です。

>skさん

 やはり管理者に責任はないと思います。このブログがキッカケになったとしても、それは単に「キッカケ」であって「責任」ではないと思います。仮にエマ出版停止となったら、管理人はどういう「責任」をとる事になるでしょうか?その義務が、どこにあるのかがわかりません。
 管理人は問題の要素を指摘しただけです。要素を生み出しているのは作者しかなく、その指摘が正しいか正しくないかが論じられる事は良いとしても、その指摘をするな、と言うのでは言論の自由を阻害するもの(ちとオーバーですが)だとは思いませんか?
 私の主張は sionさんとほぼ同じです。
 火種はここにしかない、というアホな発言もありましたが、そんなことは露ほどの問題とも思えません。
 ちなみに、先のコメントの「それにしても」以降はskさん宛てのコメントではありませんでした。言葉足らずでした。

Posted by: さてはて | September 14, 2005 09:05 AM

なにか大変なことになってますね……
ひとつだけ指摘したいと思いますが、申し訳ありませんが、ちょっとユダヤ陰謀論に毒されすぎじゃないでしょうか? というのは
> 現在、このスタイルの悪人を描く絵画、マンガ、映像作品は、おそらく世界中見渡しても存在しないでしょう。
なんてことは全然ないからです。
現在一番よくこれを描いているのはおそらくアメリカのユダヤ人マンガ家でしょう。漫棚さんがおっしゃるようにこの画像はユダヤ人のステレオタイプですが、ステレオタイプはステレオタイプとして社会的に共有されているから「ネタ」になるのであって、ジェームス・スタームなんか代表的ですが、スピーゲルマンにしろアイスナーにしろ向こうのユダヤ人作家はむしろ積極的にこういう「典型的なユダヤ人」像をネタとして作中で使います。もちろんそこには「ユダヤ人としての自己のアイデンティティー」を問い直すような意図があり、単純な悪人のカリカチュアだったりはしないわけですが、ステレオタイプをステレオタイプとして使ってマンガを描いただけで弾圧されるのではないかと恐れるのは、ちょっとナイーブ過ぎるし、逆にユダヤ人をバカにしすぎではないかと思います。エディトリアルカートゥーンなんかではこの手のユダヤ人ネタは「永遠のスタンダードナンバー」とさえいえますし。
作中で当該人物を明確に「ユダヤ人」と規定し、あきらかに反ユダヤプロパガンダを目的とした内容(『マンガ嫌韓流』みたいなもの)ならまだまかり間違えばそういう抗議を受けることもあるかもしれませんが、お書きになっている程度の内容で(申し訳ありませんが私はこの作品を読んでいません)問題になるとは思えませんし、もし読んだとしてもユダヤ人自身が目くじら立てるとも思えないのですが(苦笑はするかもしれませんが)。
総じておっしゃりたいことはわからなくもないですが、むしろ結果的にはこの一連のポストは漫棚さんのユダヤ人への偏見があらわれたものになってしまっていると思います。なにより「ユダヤ人=圧力団体」というのは、これは「現代の都市伝説としてのユダヤ人」観でしょう。ユダヤ人たっていろんなひとがいますよ、実際。スタン・リーだってユダヤ人だし。

Posted by: boxman | September 14, 2005 06:21 AM

詰問するつもりではないですが、
結局のところ、漫棚通信さんはエマをどうしたいわけなのでしょうか?

Posted by: 質問 | September 13, 2005 11:32 PM

>sion
今回の件は、コンピュータのバグを製作者に報告せずに
内輪でばらしたようなものだから。
火種はここにしかない。

Posted by: アホか | September 13, 2005 11:31 PM

いいね、管理人はエマはいい漫画とのたまっているが
管理人の信者たちは罵倒し放題。結局、作品を守りたいと行っている割に、自分が大事なんだね(プゲラ

Posted by: tumaran | September 13, 2005 11:30 PM

不可思議なのは、エマが出版停止等の処置が取られた場合、管理人のせいである、という主張がまかり通っている点ですね。
これは、万引きを見つけた一般市民が悪いと言ってるに等しく、本来問題を持っている側を意図的に無視した発言に他なりません。
悪い可能性がある、といっただけで責任を取らなければならないという、一種の脅迫にも似た脅しは、この漫画のファン層の品位をおとしめる行為に他無く、わざとやっているのではないかと疑いたくなる程です。
ほとんどの人が”言わなくても良い事を言う必要は無い”という主張をしているようですが、個人のプログに対し、そのような主張を行うのはナンセンスでしょう。
他のコメント炎上の例とは違い、倫理的な問題を含んでいるのでもなく、無根拠の偏見を助長する程でもないと思われるのですが。

というか、ユダヤ人差別に対し、対象となるユダヤ人がどのような行動をとるか、ヨーロッパ圏において、どれほどタブーとされているかを批判するならば調べておく必要があるのではないでしょうか。

Posted by: sion | September 13, 2005 11:28 PM

被差別擁護団体コワイコワイヒーって言ってる連中こそが
そいつらをのさばらせる原因となってるなぁと考えさせられましたよ。
こういう「○○は怖いから気をつけようね」っつーのはあれか、
そういう連中を貶めたいとかそういう事なのか?と勘ぐってしまいます。

Posted by: 読ましてもらったが | September 13, 2005 11:06 PM

>マニアとしてはごく自然な発想だと思います。

無邪気なマニアは要らない
自分がマニア的な発言をする材料としてしかエマを見てないなら
それは横暴
終わった漫画に対してならともかく
連載中の漫画に対して
これは不用意にしていい事じゃない

責任の有無を決めたいのではない
影響の有無が問題である
連載中止の有無が問題である
中止の可能性は小さいかも知れない
しかし
管理人には「別に構わない」という未必の故意が
明らかに存在する
何様だよ
エマを楽しみにしてる人間に対して
横暴だとは思わないのだろうか

Posted by: ore | September 13, 2005 10:38 PM

管理人さんは人攫いがユダヤ人だから差別といってるのでしょうか?
それだとしたら何人がしても差別になりませんか?
そして一番は、この「エマ」を見て差別を感じるかということです。
物語の一箇所を上げて差別というなら、他の全ての書籍に対しても同じことが言えますよ。

Posted by: kamu | September 13, 2005 10:16 PM

前回のエントリは、単に「このマンガには自分の解釈では納得のいく必然性を説明できない突っ込みどころがあって、作品の完成度の点で残念に思う」というマニアな視点からの感想を述べているだけと読むことはできないでしょうか。

そして、漫棚さんがこのコメント欄に求めているのは、自分を満足させてくれる別解釈を与えてくれるようなマニアの出現なのではないでしょうか。自分の更に上を行くマニアと知り合いたいと思うのは、マニアとしてはごく自然な発想だと思います。

Posted by: kaeru | September 13, 2005 09:49 PM

一度死んどけ、以上

Posted by: 差別主義者 | September 13, 2005 09:27 PM

管理人さんの意図するものと離れたコメント欄に困惑する一ブログ読者です。「エマ」時代の歴史背景には繁栄する社会の裏側の貧困層の不満を富裕なユダヤ人に向けさせようとした特異な「ナショナリズム」があります。ヨーロッパで迫害を受けてロンドンに流入したユダヤ人と英国民貧困層の糧を巡っての争いがありその打開案として政府は「移民」政策をすすめましたが「何故他国民を受け入れ自国民を外に出すのか」という反発がありました。また、補償のない社会で使い捨てにされる労働者の悲劇など、ディケンズなどの小説により提起され問題意識が高まりました。その上すでに定着し政界にも進出しはじめた富裕ユダヤ人と既得権を持つ特権階級との反目もあり、この対立が最も深刻な「ユダヤ人敵視」を煽動します。オドネルの姿は、貧しい家庭の子供を労働力として集める「人さらい」ならぬ「人買い」を伝統的ユダヤ人古着商の姿であらわし、英国民が元は移民である資本家「ユダヤ人」に「酷使される」という憎しみを煽る目的でつくり出された風刺画に酷似しています。「ホロコースト」の下地はイギリスでもあったのです。作者が知らずに使ってしまったことを「不謹慎(?)」と思うのも無理はありません。ですが今後「エマ」でかの「オドネル」が主人公を助ける重要な役目をになうかもしれないのですし、期待をしています。

Posted by: 一読者 | September 13, 2005 09:17 PM

今度は表現した事に対する責任論になってきましたな。

大騒動になったのは断定するに欠けるものを断定してしまった(黒に近いグレーだとしても)事だと思われますが、
そこからさらに「ユダヤ人団体の主張がすべてであり、もはや膝を屈するしかない。あーあ」と、これまた推量を断定してしまって今に至ったように思います。

結局は責任有っての自由な訳で、
「エマ」の表現については作者や編集部、そして出版社が責任を負う訳ですが、漫棚通信さんがそこに痛烈な批判をされた事から「じゃあどうすれば良かったんだ?」と疑問に思った人たちが最後までエントリーを読んで、「言うだけ言って終わりかよ!」とツッコミ入れている状況が現状と思われます。
言いたい事は一番最初にコメントを付けた方とほぼ同じですが、漫棚通信さんにはあまり伝わってないのかな?と思って補足がてらで書いてみました。
ってほとんど補足になってないか。

Posted by: Matrox | September 13, 2005 08:57 PM

>さてはて氏

ちょっと言葉が足りなかったかな。
上のほうで、「管理人の指摘が正しいのであれば~云々」というくだりがあったのでああいう事を書いたんですけど。例えばですね、管理人の指摘が正しくて、このブログで問題が盛り上がってしまったと言う事が一切関係なく今回の件が問題になってきた、っていうんだったら管理人に責任はないと思うんですよ(ちなみに私は管理人の指摘自体については反対する気はそんなにありません)。でも、「管理人の指摘の内容自体が本来そう問題になるような事でもないのに、逆にここで書いてしまったが為に、問題が大きくなってしまった」という事から今後(まあ、無いとは思いますが?期待しているわけではないので)万が一の事がおきてしまうのではないかという事を危惧しているわけです。本当にユダヤ云々がマズかったっていう理由で万一の事が起きてしまうのでなくて、その問題自体はそもそもそんなにたいしたことでなかったのに万一の事が起きてしまう、というパターンが怖いのです。
で、そうなったら管理人も責任が全く無い、とは言い切れないんじゃないかと。結局万一の事が起きたとしてもそれが何のせいなのかは問題が起こってみても厳密に言えることじゃないんで、そういう意味じゃ何とも言えませんが。管理人に責任がある!と主張したいというより、全く無い、というのもどうかなと言いたいのです。

上のほうで
>黙っていれば『小さなトゲ』ですむものを、ことさら引っ掻き回して騒ぎを大きくする
と言われていますが、私の心境もこれに近いです。

管理人のフンドシで管理人を責めると仰いますがまたそれは極端な話ですね。確かに管理人にそこまで強要しなくても、というコメントもありますが(ちなみに私は強要しているつもりはありません)、だからといって反論したいなら自分でブログ立ち上げて書け、というのもどうかと。管理人に同意したり管理人をヨイショしたりする文章しか書いてはいけないのでしょうか?

Posted by: sk | September 13, 2005 08:41 PM

ゆとり認定厨キタコレ

Posted by: としあき | September 13, 2005 03:48 PM

「差別すること」と、「過去の差別に言及すること」
が似ても似つかない全くの別物だということがわからないのは「ゆとり教育」の成果なんですかね?

教育の大切さを感じたブログでした。

Posted by: 思考から逃げるな | September 13, 2005 12:22 PM

黙っていれば『小さなトゲ』ですむものを、ことさら引っ掻き回して騒ぎを大きくする、何処かの大学教授と同じ種類の
人間ですね。

ホットドッグ売りのバイトのねーちゃんが、自分のブログでいらんことを言いまくって文字通り爆発炎上しましたが、管理人氏にも同じ臭いがします。

Posted by: 居酒屋狸 | September 13, 2005 11:56 AM

なんとかっていう団体がいけないって書いてありますけど
それを理由にしたら大きな団体の前では表現は敗北すべきってことですよね。


管理人さんは廃刊だの団体だの小手先の情報だけでなく、もっと人権や人間の尊厳に対する概念をしっかりしたほうがいいとおもいます。

Posted by: あsdfghjkl | September 13, 2005 11:38 AM

こんにちは。
前回および今回を大変興味深く読ませていただきました。

歴史を学んだ者として一言言わせていただきますと、エマに登場する人さらいは、切り裂きジャックのような半ば都市伝説化した異常な存在ではなく、ごく一般的なものなのです。

ヴィクトリア朝の時代というのは、英国が栄え、厳格な秩序の時代と思われがちですが、実は社会のひずみも大きくなっていた時代でした。
(貧富の差、身分の差など、エマにもそういった描写が見受けられますね。)


そして、女性の誘拐は当時深刻な社会問題となったほど日常的なものだったのです。
(これは都市伝説ではありません。また、上流階級の女性ではなく、地方の中・下層階級の子女が誘拐されるケースが一般的でした。)


誘拐された地方の女性は、遠く離れた都市部の売春宿で働かされたり、足が付かないように外国に売り飛ばされたりしました。
(販売先は、多くはヨーロッパの大陸側ですが、アメリカに売られる事だって当然ありました。)

エマに出てくる人さらいの描写は、「典型的なユダヤ人」ではなく、典型的な「下層階級の男」(悪党)なのです。
(この点、たまたま社会風俗の一部としてユダヤ人を描いた一枚の絵をもとに、その他の可能性を排除してしまう管理人様の考え方には疑問を感じます。)

Posted by: あらー | September 13, 2005 11:28 AM

イスラエル大使館に問い合わせればいいのに。

戯画化されたユダヤ人が出てくる小説や映画は山ほどありますけど、それらが修正や発禁を求められたことは皆無では?

>かつて雑誌マルコ・ポーロを廃刊に追い込んだのが、この組織でした。

ホロコーストの否定と、ひげもじゃの人攫いが出てくるフィクションを同じにしてはいけないと思います。

Posted by: むにゅう! | September 13, 2005 10:39 AM

マッチポンプのポンプはまだー?

Posted by: チンチン | September 13, 2005 10:20 AM

 ブログの発言が気に入らないからと言って発言の修正や強要をする人々の気が知れない。反論したければ自分がお金を払った自分の領域で自分の論を展開すればよい。他人がお金を払った領域でその管理者に対し暴言とも言える書き込みをする人々=エマファンに見えるのですがね。

>sk氏
 今回の管理人の記事でエマに何かあったとしても、管理人には何の責任もないと思います。エマファンの感情としては、そうはいかないかもしれませんが、誰かが何かを指摘したからと言って、その指摘が責められるべきではない。その指摘事項がどういう意味を持っていたかではないでしょうか。
 エマに何かあればエマ作者の責任です。しかし、エマに「何もなければ」管理者は自らのブログを単に騒がしただけ、という事になる。それは管理者の責任と言えるでしょうけども。

 それにしてもブログで書いただけで何か起こることを期待(?)する事もどうかと。世界中のブログを監視することなどできやしないし、またブログの書き込みは所詮、一個人の書き込みに過ぎない。これで波が立つことを恐れるのは管理者否定派(?)がこのブログの書き込みを如何に重要視し、言葉に重みがあると思い、権威の様なものを認めているに他ならない。
 それを否定したいのであれば、まず自分の領域を確保し、そこで自分の発言をすればいい。そしてそれなりの意味のある発言をし、他人に認められる文章を発表する事だ。管理者のフンドシで管理者を責めると言う愚は単なる恥知らずでしかない。

Posted by: さてはて | September 13, 2005 08:39 AM

>おいおい氏

だから、大事なのは「何を」描くかじゃなくて「どう」描くかと言うこと。
あなたが言ってる
>「●●が張った男が井戸に●●を投げ込む話」
と言うのがわたしにゃちんぷんかんぷんなのですが、それを題材に作品を描きたいと言う人がいるのであれば堂々とやればよろしい。デマの恐ろしさとかに限定する必要も無い。
問題はそれがどう描かれているかであって、今回のエマの場合、何度も言うが作者に差別を助長しよううとする意図は「全く」見られない。その上、アレを見てユダヤと結びつけた人が「ほとんど」いない以上、ただのヒステリックなバッシングととられても当然だろう。

もちろん、エマが「めばえ(まだあるのか?)」とかに連載されているのなら、子供にはキツすぎるという批判もありうるだろうが、コミックビームだぞ?カンベンしてやれよ、いろんな意味で。

差別云々なら「はだしのゲン」のほうがよっぽどひどいと思うよ。アレを見てトラウマになった身としては。

Posted by: ????? | September 13, 2005 05:16 AM

エマの作者がヤバイ資料を使っちゃったことを知ってショックなのはわかるが、ブログ主に当たるのはいかがなものか……。
確かにユダヤ人差別って日本人には縁遠いけど、仮に「昭和初期を舞台にした恋物語」があったとして、その中で「●●が張った男が井戸に●●を投げ込む話」を書いたらまずいことはわかる(デマの恐ろしさを描きたいなら別だけど)。
これは指摘されてもしょうがないんじゃないの。

Posted by: おいおい | September 13, 2005 04:51 AM

なんかいろいろ書かれているが、
「階級差別を描くのはは良くてユダヤ人差別を描くのは良くない」
という以上の反論は無いように思う。

大体私なんかはオドネル見て
「うわー、リアルしまっちゃうおじさんだ、きもーい」
としか思ってなかった。
言われてみりゃ確かにアレはユダヤ人でしょう。でもそれがなにか?

どーみたって、森薫氏に差別を助長しようとする積極的な意志などは
作品中に見当たらないわけだし。
「見る人によっては気分を害する」などと言う馬鹿者は、作品をけなす前にまず自身のそのない~ぶな心を鍛えなおしてくれ。というか、頼むから漫画とか小説とか読むな。

管理人氏とその取り巻きは、エマを第2のちび黒サンボにでもしたいわけ?はっきり言って考えすぎ。エマについてそこまで言うんだから、これからのエントリでも当然、「問題」のある作品を取り上げてってくださいよ?

Posted by: ??? | September 13, 2005 04:25 AM

「世界では」「世界では」というのが勘違いだと思う。
大学の専門がユダヤ関係でつい知ったかしちゃくなっちゃった、というところか。

Posted by: くるみ | September 13, 2005 02:33 AM

所詮はブログ。
何を言おうと何を書こうと管理者の勝手だと思うが。
大上段に振りかぶって責任を取れだの謝罪しろだの言う方がおかしいだろ。

だいたいにおいて、そんなたいした話じゃないだろ、コレ。

Posted by: えぐち | September 13, 2005 02:06 AM

最近は、世の中にブログが浸透し自分の自由な表現を行える場所となっていますが
責任について考えた発言をしている方非常に少ないでしょう。
女性の方でブログ読者からストーカーに合うなど被害も実際に起きております。

「オドネルはユダヤ人を差別している」言うことは非常に簡単です
管理人氏はこの発言が元で何か事態が発生しても責任を取れますか?

管理人氏の思いこみから始まっていると思います。
オドネルが偽名であること。
容姿が管理人氏のイメージするユダヤ人を彷彿させていること。
簡単にあげればこれだけの根拠で、彼をユダヤ人と決めつけているのです。
これは、管理人氏がユダヤ人差別者である。
故にユダヤ人への差別意識から、プロパガンダ発信したと思わざるえません。

どのような発言をなさっても構わないと思いますが
ご自身の発言には責任がついて回るそのことを忘れては居ませんか?
学術的な資料・裏付けなど資料を提示し
管理人氏だけの思いこみでないだけの裏を取り
編集部に直接交渉し資料を提示してから発言されても良かったのでは無いでしょうか?

今回の件どのようになるか分かりませんが
自身の過ちを認め全面的な謝罪などされては如何か?

人種差別は、自由だからとたやすく発言して良いとは思いません。

このブログから社会問題になった場合どのような事態になるのでしょうか?

参考資料:
ITmediaニュース:「オタ」「きもい」──スタッフのブログ発言、企業を巻き込む騒動に
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0508/23/news037.html
ITmediaニュース:元Google社員が語る、「Blogで解雇」で学んだ教訓
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0502/17/news072.html
ITmediaニュース:「Blogでクビにならないために」――EFFが提言
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0504/11/news034.html

Posted by: 77R" | September 13, 2005 01:20 AM

どうも気になるのですが、この記事だけ読むとSimon Wiesenthal Centerがユダヤへの批判を世界中で検閲する悪の秘密結社のように思えてしまいますね。
マスコミの人間が部落開放同盟に抱くような激しい偏見を感じます。
私がユダヤ人ならエマよりもこのブログの記事を訴えますね。

「あの組織に逆らったものは死、あるのみ!」みたいな凄い勢いでユダヤの圧力を断言していますけど、論旨の殆どを奔放な想像力に頼っているため、正直巷のトンデモ本のユダヤ陰謀論まんまです。

Posted by: avi | September 13, 2005 01:02 AM

差別表現の有無に関らず
愛すべき漫画を愛する人ではなく
差別表現と思しきものが含まれていれば
他の要素がどんなに愛すべきものであろうと
その漫画と漫画家にとって不利益になる事を
意気揚々と行なえる人が
漫画を扱うブログを綴っている
この事実に私は
一抹の寒気と一層の嫌悪を覚える
漫画は漫画を愛する者の為に有り
冷酷な第三者の為に有るのでは無い
少なくともこの記事はエマの為にならない
もし漫画全ての為になったとしても
その時エマは生贄に捧げられたのではないか
エマを選ぶ権利はお前には無い

Posted by: ore | September 12, 2005 11:56 PM

>Simon Wiesenthal Centerの主張がすべてです。
そう思うならば、Simon Wiesenthal Centerに任せておけばよかったのではないでしょうか?あなたはSimon Wiesenthal Centerとは無関係ですよね?
もし、日本の漫画のことを心配しての行為ならば出版社か作者に直接に伝えるのがよかったのではないでしょうか、そっと耳打ちするように。
ただ騒ぎたいだけなのでしたら、あなたの行為は正解でしょう。

Posted by: 瀞 | September 12, 2005 11:25 PM

問題となっている人物がユダヤ人であるという思いこみ、
いろいろ根拠らしきものを示されていますが、
それを踏まえた上で、「管理人さんがこのキャラクターをユダヤ人だと信じた=世間一般もユダヤ人だと思う」ではないのですよ?
それは理解できます?
あたなの価値観は所詮あなた一人の物であって、必ずしも万人に共通する物ではないのです。
管理人さんの価値観をどうこう言うつもりはありませんが、
そういう極めて限られた意見を元に”差別だ”
”作者、編集者は脇が甘い”などと断定して
非難するのはいかがなものかと思いますが。

> ここは、フィクション(多くは映画やTVです)の中の登場人物であるユダヤ人への偏見も正そうと活動しています。日本マンガが無視されているとは思えないのですが。
この部分とか、完全に仮定で話を進めていますよね?
どうも読んでいると本当に差別をしたがっているのは
他ならぬ管理人さん、あなた自信ではないかと思うのですが。

まぁ、スター・ウォーズのEP.1が公開されたとき、ジャー・ジャー・ビンクスというキャラクターを見て”黒人差別だ!”と主張した人達もいますからね。
世間にはホント、いろいろな人がいるなぁ…

Posted by: tako | September 12, 2005 09:41 PM

エマに万一の事があったら、作者出版社側だけの責任…とも言い切れないと思いますが。もしエマに(この件に関して)何か起きるとするなら、管理人さんの不注意も責められて仕方ないところはあると思います。ほとんど問題になっていなかった事が、こうしてこのブログによって大きなことに発展してしまった、その事に関して責任があるように思うのですが。指摘した事が正しいと思われていないからこそこんなに反発が来ているのでは。指摘が正しくない、あるいはここまで言うほどでもなかったのに(と反論している人は思っている)、管理人が書いてしまったが為に逆にここまで大きな問題になってしまったと言う事が責められているのではないでしょうか?その場合、確かに火種を作ったのは作者側ですが、それを(しなくてもいいのにわざわざ)大きくしてしまったのが管理人のように思えます。作者側が悪くない!とは言いませんが、「万一…」の可能性が既に出てきてしまっている事に関してある程度自覚した方がいいのでは。

Posted by: sk | September 12, 2005 05:54 PM

まぁ、起てなくてもいい波を冬の日本海もびっくりなくらいなまでの荒波に仕立てた事ぐらいは自覚した方がいいんじゃねぇの?
おっと、この程度の事で差別って言う人なら「東海」って書かないとダメだったかな?

Posted by: 774RR | September 12, 2005 05:23 PM

偽名うんぬんの下り、私には「裏稼業をしてるから当然偽名だよな」という程度にしか受け取れないんですが…。これって、そこから姿かたちがユダヤ人をイメージさせる→オドネルはユダヤ系の名前じゃない→だから偽名なんだ!とそこまで思いを馳せる事ができないといけないんのでしょうか?というかそんな事思った人他にいるのかな?私にはそっちの方が飛躍にしか思えない。
恐らく仰る通り、姿からユダヤ人へのイメージを連想させる人もいるのでしょうが、それと偽名~の文章を結びつけるのはちょっと強引じゃありませんか?

最初は恐らく、難癖つけられるかもよ?と言いたかっただけのかもしれませんが、今のところその難癖をつけているのは他ならぬ貴方自身だけなんじゃないでしょうか?
別に責めるつもりはないんですけど、ちょっと気になりました。

Posted by: 名無しさん | September 12, 2005 04:49 PM

 管理人氏、へこまず頑張ってください。

 管理人が指摘した事項が正しいのであれば、エマに何か起ころうがそれはエマ作者、出版社側の問題であって、管理人のせいではないでしょう。管理人のせいで表面化したのを危惧するのは全くのお門違いと言わざるをえないし、逆にあるべき姿に戻っただけのことではないですか。
 ブログであれ掲示板であれ、どこでどのような評価をうけるかわからないものを「あえて作者にメールすべきだった」というのはそれこそ表現(というより言論)の自由を阻害するものでしょう。
 管理人が代案を出す、というのも全くのデタラメな意見と考えます。そのような義務も何も無い。代案を考えなければならないとすれば、それは表現者たる作者と出版社です。ましてや代案を強いる人間は作者ですらなく、第三者に過ぎない。恥じるべきだ。
 差別表現の指摘が正しいのかどうか、私には客観的な材料が無い。ただ、管理人は不注意を指摘したかったと読み取れた。
 マンガは世界で読まれている。作家は世界の田舎たる日本の一部の常識で表現方法を安易に用いては危険ですよ、と指摘したに過ぎない。エマファンが単に過剰に反応しているに過ぎないと思うし、この過剰反応が「エマファンのステレオタイプ」と思われても仕方が無いのではないか。「エマってマンガを読んでる人たちってちょっとキモイ…」てな状況に見えてしまっている。

Posted by: とおりすがり | September 12, 2005 01:22 PM

やった、見つけた!
差別だ!
僕が見つけた!
これは差別だ!
僕が見つけたんだ、他の奴より先に。
エウレカ!

Posted by: ichida | September 12, 2005 11:36 AM

そりゃ、エマには是非潰れてもらわないと。

Posted by: tumaran | September 12, 2005 09:23 AM

みんな必死だね

Posted by: ふり | September 12, 2005 07:58 AM

「サイモンがそう判断したら差別表現扱い」
「サイモンはグローバルな組織」

別にこれらが間違いだとは言わないが、

「サイモンがエマを指して差別表現と判断するか?」

という点については甚だ疑問である。
仮にも長い歴史の中でそうした活動を続けてきた機関でしょ?

差別そのもの、或いは差別を助長しうる表現かそうでないか
そのくらいの区別はしてくれるだろう。

余談ではあるが、こうは考えられないだろうか…

当時を忠実に描き出す上で欠かせない要素としてユダヤ人差別といった問題があり、これを作中に盛り込むにあたって「ユダヤ人の人攫いという都市伝説を装って、黒幕はコレをスケープゴートにした誘拐を演出している」として描写している、と。

巻末で作者自ら実行犯をユダヤ人と匂わせている、というのも
そこに描かれているのがユダヤ人でなければならなかった
と考えれば、合点がいくというものではなかろうか?

Posted by: UNO | September 12, 2005 03:59 AM

最大の問題点はブログ運営者としての欲が出たことでしょうか。
自分の考えをブログの記事にしたくなる気持ちは分かりますが、不特定多数が閲覧することの結果がこのありさまです。

あと、今回の記事を読むとSimon Wiesenthal Centerがどんな差別表現も見逃さない秘密警察みたいな印象ですが、日本ではユダヤ人を直接罵倒したユダヤ陰謀論の本など掃いて捨てるほどあります。
代表格は宇野正美や太田龍でしょうが、彼らは著書が何十万部売れてもユダヤ人団体から圧力を受けたことは一度もありません。

もし仮に『エマ』が同組織から抗議を受けたとしたら(彼らだってそこまで暇ではないと思いますが)このブログが原因の一端であることは間違いないでしょう。
マンガにしろブログにしろ大勢の人間が読むってのは大変なことだなあとしみじみ思いますね。

Posted by: pota | September 12, 2005 02:22 AM

初めまして。
ブログ開設以来の読者で、出版業界で仕事をしている者です。
表現に関してなにかの抗議があった場合、実際に矢面に立たにゃならん(立ったことのある)俺には違和感なく読めた記事でした。抗議される側にとって違和感がないことは、抗議をする側には違和感だらけのことなんでしょうね。
あんまりへこまず元気だしてください。
管理人さんの記事を今後も楽しみにしております。

Posted by: りっつ | September 12, 2005 12:51 AM

 ファンの皆さん、これ以上、騒ぎを大きくしないためにも、もうここには書き込まないほうが良いと思います、
 コメントを書けば書くほど騒ぎが大きくなり、私たちの愛する「エマ」絶版・『ビーム』廃刊への道が近づいてくる気がしてなりません。
 もうやめましょう。

Posted by: いちエマファン | September 12, 2005 12:48 AM

私はエマファンです。そしてあなたのような正義感をお持ちの方を心より軽蔑する者です。

しかし、漫棚通信さんに敢えて申し上げます。

かなり危機感を募らせて居られるようですが、それならば是非一度エンターブレインさん、そしてSimon Wiesenthal Centerさんに連絡をなさって下さい。

万が一最悪の事態になっても、今ならば森氏が該当部分の書き換えを行えば問題は解決するのですから(Dr.スランプやドラえもんのように)。

但し、あなたの名前は日本漫画史に永久に残るでしょうが。

それから、エマのアニメはとっくに終了しています。その意味では、「世界と無縁」なのです。前提の間違っている作品批判はみっともないですよ。

Posted by: uma | September 12, 2005 12:43 AM

『エマ』が「最悪の事態」になるとしたら、このブログの影響なしとはとてもいえないでしょうね。

Posted by: MID | September 11, 2005 10:57 PM

管理人さんはいったいエマをどうしたいんですか?回収させたい?謝罪させたい?ただの魔女狩りだと思います。

Posted by: みそり | September 11, 2005 09:00 PM

管理人さんの凄いインテリジェンスには到底敵いませんね。
オドネルがどこの国の人間なのか、なんてことは考えなくてもこの6巻は普通に読めるのでは?この話はヒロインが何者かに攫われた、っていうだけじゃないですか?
そういう本筋を読まずして一つの作品を批判するのはいかがなものかと思います。

それとも、どこの国の人間に似ていてもマズいから、オドネルが宇宙人っぽい格好をしていれば管理人さん的にはよかったんでしょうか?

Posted by: ただのエマファン | September 11, 2005 08:58 PM

TAMさんの意見に賛同します。
この作品にとっては、この人さらいはヒロインであるエマをさらうだけの役目の人物であり、彼がユダヤ人であるか否かはまったく作品に影響しません(それゆえどこにも彼がユダヤ人であるなどとは出てきません)。
管理人さんの主観で人さらいをユダヤ人だと決め付け、さも忠告ぶって自論を展開しているだけです。まさに「余計なお世話」です。
このブログが契機になって「エマ」が廃刊にでも追い込まれたら、私はあなたを憎まざるを得ません。

Posted by: たかまさ | September 11, 2005 08:25 PM

なるほど、あなたのような人を「積極的な善人」と呼ぶのですね。
誰もが問題に思っていなかったところに、火をつけ、騒ぎ立て、大火事に仕立て上げるやり方に憤りを感じます。

貴方がエンターブレイン社に忠告した結果、仮にエマが自主回収などという騒ぎになったら、
貴方は「良いことをした」と思いますか?
それとも「仕方ないことだ。俺のせいじゃない」
と思いますか?
「自業自得だ」と思われますか?

貴方の考え方は尊重しますが、私の一番嫌いなタイプです。

しっかしほんと、「余計なお世話」だよな~・・・

Posted by: TAM | September 11, 2005 06:41 PM

ユダヤ陰謀論系の本なんて今でも出続けてるわけだが?もちろんトンデモ本ではあるが。

あと、マルコポーロが廃刊したのは事実だけど、あれは「ナチスの虐殺は無かった」「ガス室は無かった」ったてのまで書きたてたからで、このエマみたいに「それっぽい表現をした」程度じゃない。


かつて、筒井康隆が断筆宣言して抗議したのは被差別者の団体に対してではなく、自ら過剰な言葉狩りしてた出版社に対してだよね?

Posted by: ってか | September 11, 2005 04:39 PM

「○○人はひとさらい」って今風に言ったら「フィギュア萌え族は性犯罪者」的なレッテル貼りでしょう。
正直いい気持ちはしないですね。

Posted by: うーん | September 11, 2005 02:38 PM

エマが潰れるなら、間違いなくこのブログが発端となるだろうね。俺、この記事を英訳して海外に発信したいぐらい(w

Posted by: tumaran | September 11, 2005 02:34 PM

書籍と映像の倫理規定は違っており、漫画のエマとしてのこの表現は問題ないと思われます。
(しかも巻末の筆者の。「どう考えても偽名だってバレるだろうオドネルくん」発言は担当者との打ち合わせで倫理に反しないように注意しているとも取れます。)

ただ、アニメなどの映像になってくると話は別で、前回のエントリーで指摘されているとおり、問題になってくるかと思われます。
(多分そこら辺は我々が心配しなくても対策は採られると思いますよ。)

管理人が指摘してるのはここら辺だったと思うのですが・・・だた、今回のエントリーを見ると違うのかな??

ちなみにマルコポーロ事件は「ユダヤ」を前面に出したのがまずかったんじゃないかと。(あと内容もね)

Posted by: crown | September 11, 2005 01:51 PM

上の上の書き込み「ブログ主が~『にらまれる』から、~という~」に賛成です。
「何々は差別なので私は咎める。」と「大きな圧力団体に逆らわないようにしよう」は別であり後者は何々が本当に差別であるかと正しく関係しません。
組み合わせの必然性、関係を見極めることが
差別か否かの判別なのだから、
前者と後者は流れとして対立しています。
後者はその団体に同調せよであり、「何々団の意見には正誤にかかわらず必ず従うべし」は差別と同じ構造です。
事実上そうしないとすごく損するよという意見は漫画作品を論じるのとは次元が違うのに、
まぜこぜになってるんですよ。
これは「表現制限も場合によってアリ」
に影響されません。

ようするに、
満棚さんは本件については
「よく考えなかったので間違えた」と
言えるでしょう。

論旨の混乱を率直に認めて
健全な議論として終えることを
お勧めします。

Posted by: 砂野 | September 11, 2005 01:50 PM

だから、大げさなんですよ。たかが漫画に、って意味じゃないですよ。漫画はそれなりに今大きな力を持ってるかもしれません。でも考えはわかりますけど、ここでそこまで言うほどだったのか?ってことでしょ?元から論点ズレてるコメントにいちいちユダヤがどうのいって返す意味がわからん。

ブログに書くんじゃなくて直接連絡をするべきだったところは反省って、「ここだけは私が悪かったです」という言いぶりですが、まさにここが一番の問題だったように思うのですが。作者も無邪気だけど、管理人さんも無邪気ではないですか?結局「こんな描写じゃ問題になるんじゃない?」って管理人さんが問題提起しちゃったせいで、余計に問題になってるじゃないですか。ここまで問題が大きくなってしまった以上、言い訳やズレたコメントへの反論より先にそこをもっとしっかり反省するなり謝るなりしてはどうですか。

管理人さんの意見には大体賛成でしたが、ちょっと今回は言い訳くさいように感じます。
あとオドネルが偽名云々のところ、自分は全然別の意味で捉えていました。少数派だとは思いますが。

Posted by: sk | September 11, 2005 01:25 PM

 漫棚通信さん、いつも読ませていただいてます。

>具体的な対案を何一つ提示していない
 この話題で、「対案を提示しろ」と要求するのは詭弁に近いですよ。

>日本国内でこの漫画を読む限りにおいては、なんら問題無い
 マルコポーロ事件をみれば分かるとおり、Simon Wiesenthal Centerは、ワールドワイドな組織ですよ。また、海外のマンガファンは未翻訳作品も結構読んでますし、未翻訳の作品を自分たちで訳し、そのテキストを(最近ではインターネットを通じて)流通させるというような活動も昔から行っていますから、ローカルな問題だと思っていると、あやうい。
 それに、ユダヤ系としか思えない人物が、劇中で実際に誘拐を実行するのと、都市伝説としての(実体のない)「ユダヤ人の人さらい」のイメージがヴィクトリア朝に存在したということは、別の次元の問題ですよ。

Posted by: 霜柱 | September 11, 2005 01:05 PM

要は、ブログ主が「サイモンウィーゼンタールから『にらまれる』から、そういうのを書くのは止めておこうぜ」という、なんとも卑屈な意見を表しただけに過ぎない。少なくとも日本国内でこの漫画を読む限りにおいては、なんら問題無い話ではないか?
ブログ主の意見は、あくまで“海外向けの翻訳版”を出す段階になって論じられるレベルの話であって、少なくとも日本国内ではこの作品における表現は日本人達にとっての「common sense」を破っているわけではない。
もちろん、漫画での表現に関しては輸出に当たっては各国向けのローカライズというか、たとえば韓国であれば漫画の中の日の丸やタタミなどは(日本側に断らずに勝手に)改変されているのが普通。
ビクトリア朝のイギリス風俗を描くのであれば、現在から見れば突飛にしか思えなくても当時はポピュラーであった事象を含めて書かれるのは、実に普通の事では無いかと当方には感じられるのだが…。これがダメだというのなら、ホームズ(この作品の舞台もエマと同じビクトリア朝の時代)での「コカインを打つホームズ」や「アヘン窟」の描写すらも21世紀の現代でドラマとして再現することがNGになりかねない。

Posted by: guldeen | September 11, 2005 12:18 PM

ブログという広く読まれる媒体で発表した時点で
エマ自体のことなど少しも心配していないでしょ。
心配しているのなら、ブログではなく直接作者に
メールなどで伺うべきで、このブログがきっかけで
ユダヤ団体の目にとまることなど全く考慮していない。
ソフトのバグを見つけて対策立てるまで公表しないで
くれという製作者側の意向を無視して即効公開する
極悪クラッカーとなんら変わらない。

Posted by: tumaran | September 11, 2005 11:27 AM

批判するなら対案をって言ってる人がいるけど、この場合はお門違いでしょう。野党が政権交代を与党に求めるなら対案を出す必要もあるだろうけど、別にエマの作者に対して「オレの方がこのマンガをもっと上手くかけるからオレに描かせろ」とか要求してる訳じゃあるまいし、一ブログの書き手がそこまでの事を要求されなきゃならない謂われなんか無いよ。

管理者としての対応は、あらためて書いたこのページの最初の書き込みで充分にその責を果たしているように思います。

お書きになっているとおり、プラグマティズム的な立場からの危惧の表明という事であれば、ブログという意図しない形での反応を喚起しやすいメディアでそれを行うのではなく、作者なり出版社なりにメールや手紙を送るという形を取るのがベターだったようには思いますけど。

いずれにせよ、どこで何をどう言おうと、それは表現する側の自由です。その原則はエマの作者にも、このブログの管理者にも、コメントを寄せた個々の発言者にも等しく適用されるものの筈です。読み手が自分の意図したとおりの受け取り方をしてくれなくてもしょうがないという覚悟をしっかり持っていさえすればね。

Posted by: えぐち | September 11, 2005 10:40 AM

>そうかな?さん
私も管理人の論にある程度納得して、今回の件には多少なりとも問題はあると考えています。ただ問題があるとして具体的にどうすれば良いのかが私には全く思い浮かばないので、管理人の回答に期待しているわけです。嫌味や当てこすりではないですよ、念のため。
そもそも今回のビジュアルが問題となっている根拠を「差別の基準となる判断をする世界的な組織の存在」と考えているようにも見受けられるのですが、この辺をどう考えているのかは管理人自身に語ってもらうしかないわけでして。

Posted by: 本当に聞きたいことはそんなことではない | September 11, 2005 10:25 AM

そうじゃなく、もしユダヤから圧力が来たら、それに屈しないように守って戦おうとするのが正解だろう。

Posted by: VIP | September 11, 2005 10:22 AM

とりあえず。
管理人さんご苦労様です。凹まず頑張って下さい。この件についての議論を、ではなく今後もこのブログを、って事です。
差別表現と自主規制の是非については管理人さんの意見に必ずしも同意できませんが、「ユダヤ人差別」がいかに慎重さを要する深刻な問題なのかはわかりました。確かに「エマ」のような面白いマンガがちょっとした不用意さの為に消される事になってしまうのはイヤです。でも圧力を気にしたツマラン表現ばかりになってもイヤだし、微妙な心境になります。
ともあれ、「差別の名の下に言論に圧力を加える」と云う行為を裏返しの形で行っているような方達の事は気にせずに。

Posted by: ほせ | September 11, 2005 09:38 AM

「今日はクリスマス。今年もなんとか全ての子供たちにプレゼントを届けられたわい。
さて、煙突の煤で真っ黒に汚れた服と髭を洗うとしよう」

「negative jewish stereotypesの者ですが」

Posted by: テクニカ | September 11, 2005 09:25 AM

管理人さんの対応はこれでいいと思うけどな。あとは作者と出版社が判断すればいいじゃない。別にこのブログの読者に懇切丁寧にいろいろ教えなくても。それに、「本当に・・・」さんもそこまでいうならなぜ問題ないと考えるのかを書くべきかと。

Posted by: そうかな? | September 11, 2005 09:09 AM

つーかたかが漫画にここまで粘着して

キ モ イ

の一言。

Posted by: アフォ | September 11, 2005 09:05 AM

なぜこのエントリがこんなに炎上しているのか、管理人は正確に理解し切れていないように思える。これだけの数のコメントがなされた理由は、過激な論調で差別に関する批判を展開したのにもかかわらず、管理人が批判だけに終始して具体的な対案を何一つ提示していない点にある。「ひとさらいの表現が不適切だった」「差別問題に対して脇が甘すぎる」という批判が仮に100%正しかったとして、ではどうすれば良かったのか、管理人は何も語らない。続エマと題したエントリでは自分の論の補強と言い訳に終始して、「じゃあどうしたら良かったのか?」という多くの人が当然考え、具体的な回答を期待したであろう疑問については何も語っていない。批判と対案は表裏一体である。批判するだけでは問題は解決しない。
まず管理人が考える問題点がどこにあるのかを整理したい。ひとさらい云々は別として「19世紀の差別的ユダヤ人のビジュアルそのものが問題」なら、マンガなどのメディアにあの姿かたちでキャラクターが登場することは、例えひとさらい役ではなくとんでもなく素晴らしく良い行いをする善人役でも、今回のようにユダヤ人だと明記していなくても全くダメだということになる。ここが問題点なら「描いたら差別になるビジュアルの判断基準」を管理人は示す必要がある。
「犯罪者とあのビジュアルの同居が問題」なら、「『差別的ユダヤ人のビジュアル(犯罪者と同居不可能なビジュアル)』は差別で『犯罪者と同居可能なビジュアル』は差別とならない根拠」を管理人は示す必要がある。また、「犯罪者と同居可能・不可能なビジュアル」の判断基準を合わせて例示する必要がある。
批判するのは簡単なことだ。危ないことをした人に「危ないよ」と警告するのは良いが、では「どうすれば危なくない」のか、管理人は答えるべきだ。危険の避け方は危険を指摘された人自身で考えるべきだというのは今回の件に関して言えば詭弁であり、表現に対して慎重さを求める管理人がこれだけ痛烈な批判をしたからには、具体的な対案があると考える。今回ひとさらいのビジュアルが19世紀の差別的ユダヤ人であることが問題であると考えるなら、どういうビジュアルなら問題がなかったのか?管理人はどう考えているのか、「具体的に」「はっきりと」答えてほしい。一般論や相対論でのうやむやな回答はいらない。今回のひとさらいのキャラクターはどう表現したら問題なかったのか、もし問題であるなら今回のような問題を再び起こさないためにはどう気をつけたら良いのか、管理人自身の言葉による回答が見たい。新しいエントリでの前向きな対案提示に期待します。

Posted by: 本当に聞きたいことはそんなことではない | September 11, 2005 08:57 AM

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