テプフェールその後
7月22日のエントリで、ロドルフ・テプフェールのことを書いたあとも、彼のことを調べてまして、図書館で、彼の書いた「アルプス徒歩旅行 テプフェル先生と愉快な仲間たち」を借りてきて読んだりしてました。そして、スコット・マクラウドの「マンガ学」にも「ルドルフ・テファー」の名でテプフェールが登場してるのを見つけて、やったー、などと思っておったらなんと。
本日手に入れた、秋田孝宏『「コマ」から「フィルム」へ マンガとマンガ映画』という本を読んでると、ありゃりゃ、「ルドルフ・テプフェル」というタイトルの一節で、彼のことがくわしく書いてあるじゃないですか。しかもわたしの文章より、当然ですが、ずっときちんとしている。
今後はルドルフ・テプフェルで記載しますが、テプフェルのことを考えてくれてる日本人がちゃんといた、ということがうれしい一方で、なーんか先こされちゃったなあ。苦手な英語のサイトもけっこう読んだんだけどなあ。がっくし。
しかもこの本、いずれわたしもきちんと読もうと思ってた「イエロー・キッド」についてもくわしく書いてあります。さらに、前からすごく気になっていたことですが、別冊宝島EX「マンガの読み方」には欠落してて、スコット・マクラウド「マンガ学」で細かく触れられていたマンガのコマ内での時間の流れについても、「マンガの時間構造」という一章があります。
というわけで、この本、じっくりきっちり読ませてもらおうじゃねえかこの野郎。
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