クロマティ高校事件解決策
クロマティ氏から怒られた「魁!!クロマティ高校」ですが、丸くおさまる解決策をいくつか。
■更生する
クロマティ氏の一番の不満は、「青少年の健全育成に取り組んでいるのに、不良少年をテーマにした漫画などに名前が使われ憤りを感じている」ことだそうです。だったらこの際、クロマティの意向に沿うよう、みんな更生しちゃうのはどうか。
不良とはいいながら、クロ高の連中、ほとんどそれらしい活動してないし、「今日からみんなマジメになりましたっ」とか宣言しても、今後のマンガの展開を変える必要はありません。
クロマティ氏も自分の一声で、不良少年たちを更生させたことで、すっかり満足。
■名前を変える
クロマティ高校でなきゃいけない理由は無いんだから、この際、学校名、ついでにタイトルを変えちゃうのはどうか。
新タイトルは「クロマティ氏に怒られたから魁!!クロマティ高校改め○○高校」ということにして、誌上で新しい名前を募集すれば、それなりに盛り上がっていいんじゃないかしら。
映画は作り直すわけにはいかないから、タイトルだけ変更して、作中にクロ高の名が出てきたときは、「ピー」音で消しておけばよろしい。
■登場させる
クロマティ氏の名前だけいただいて、クロマティ氏をマンガに登場させなかったのがいけなかったのかもしれない。今からでも遅くないから、クロマティ氏をマンガ内キャラクターにしてしまうのはどうか。いろいろギャグをしていただく。
有名人をフィクションの中に登場させて、茶化したり批判したりするのは、TVでも映画でも、世界中でやってる手法ですが、これを訴えるやつはめったにいません。むしろ風刺や批判の対象にしたほうが、訴えにくくなるはずです。
■あやまる
ひたすらあやまって許してもらうのはどうか。
もちろん、マンガ内でマンガの登場人物たちがクロマティ氏にあやまりに行くのですよ。ゴリラもメカ沢もフレディも、キャラクター全員で頭を下げれば、許してくれないかなあ。
■居直る
これでもだめなら、居直るのはどうか。
マンガ内に実在の人物の名が出てくるのは、マンガという表現形式の必然であるとか言っちゃうわけですな。川上だって、長嶋だって、マンガの登場人物だったんだよ。アメリカの「MAD」なんか、今でも全ページ実在の人物ネタだよ。
もし裁判になれば、裁判経過を野中英次調でマンガでレポートすれば、おお、マンガの新しいジャンルができるかもしれない。
いずれにしても、実在の人物がギャグマンガにクレームをつけるという、深刻ながらも笑える展開なんですから、これをマンガ内で利用しない手はありません。今後に注目。
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