雑談で失礼
■ 現代マンガからずれた話題ばかりで申し訳ありませんが、今週集中して読んでるのは新里堅進。今は「首里城ものがたり」上下巻です。沖縄は地方出版が盛んなところのようですが、「沖縄マンガ」というジャンルが存在するみたい。
■ 先日図書館に行ったとき、中沢啓治「はだしのゲン」を思わず読みふけってしまいました。ジャンプに連載されてた当時は読んでましたが、戦後編はきちんと読んだことがなかったもので。いや読み出すと、止まりませんな。今の子供はどうなのか聞いてみると(サンプル数はごく少数)、最初のほうは読んでるんですが、けっこう途中で挫折してますね。
■ 大城のぼる「愉快な鐵工所」、小学館クリエイティブからの復刻版3冊目ですが、今度は箱入り。日高敏の解説にロボットマンガの流れを、大城のぼる→横井福次郎→手塚治虫とありまして、おおそうだった、手塚の自伝にも横井のことは大きく登場してるんだった。
で、横井福次郎の「ふしぎな国のプッチャー」も読んでみました。昔読んだときは(わたしの手許にあるのは1972年筑摩書房「少年漫画劇場」版)、かったるくてしょうがなくて、1回読んだきりでしたが、30年ぶりに読み直すと、これがなかなか味わい深い。
■ 「ウラBUBKA」の最終号、「本の雑誌」6月号の「懐かし少女漫画リターンズ!」、鈴木めぐみ「うれし恥ずかしなつかしの少女マンガ」、堀田純司「萌え萌えジャパン」を同時進行で読んでます。少女マンガ、エロマンガ、萌え方面に対する自分の知識は乏しいなあ。
■ 安野モヨコ「シュガシュガルーン」、わたしには3巻になってやっと面白くなってきました。「なかよし」本誌を読むと、安野モヨコだけが絵・画面構成が他作品と違って異彩をはなっており、これが講談社の賞をとるとは、ちょっと意外でした。
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