近況など
いろいろ書きたいことはあるのですが、仕事が忙しくってアタマがまわりませんので、雑文にてだらだらと。
昨日はジャイブから発行されたばかりのアメコミ「アストロシティ」を読んでまして、感想はムズカシイのでまたいずれ。とはいえ、大森望のオビ「超人たちの黄金時代はこれからだ。となりのスーパーヒーロー、現在進行形。オレもこの街に住みたい!!」ていうのは、マチガイじゃないにしても、どうかなあ。住みたいか?
ライターのカート・ビュシークの序文の中にルーブ・ゴールドバーグの名が。以前に箱男さんが訳したときは訳注があったのに、この本では説明なくてフツーわかんないよなあ。ゴールドバーグの小さな画集持ってたはずなので、書庫を探してみたけど、どうしても出てこない。これなんとかしないと、何のための書庫やら。床に積み上げ始めるとそろそろ足の踏み場が。
日野日出志の「地獄小僧」読み始めて、そうだ、日野日出志のデビュー作ってCOMだったよなあ、とこれは意外に早く見つかって、デビュー作のほうが絵がうまいじゃんなどと。
講談社文庫の自伝マンガ「水木しげる伝」読みながら、各種自伝「ほんまにオレはアホやろか」「ねぼけ人生」「カランコロン漂流記」「水木サンの幸福論」などと読み比べ。つゆき・サブロー=杉本五郎の名が出てきたので、太田出版のつゆき・サブローの「寄生人」をぱらぱら読んで、もう一冊、「映画をあつめて これが伝説の杉本五郎だ」の中の、ウィンザー・マッケイの項を拾い読み。竹熊健太郎さんがブログでマッケイのこと書いてたし。
杉本五郎の書いたウィンザー・マッケイについての文章は、初出書いてないのでわかりにくいけど、ブロンズ社から出てた「月刊アニメーション」1980年2月号と3月号に書かれたもの。でも文章が微妙に違ってるのはなぜだろう。
マッケイの「リトル・ニモ」の6巻にまとまった英語版は、まだアマゾンが日本にないころにアメリカに注文して買ったものでした。でもくりかえし読んだのは、小野耕世訳のパルコ出版の日本語版のほう。残念なことにこの本、半分はモノクロなの。どうしても読みたい人は、日本語版の古書を探すより、原書買ったほうがいいですよ。
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