マンガ読書の障害は金と時間ともうひとつ
近況など。今読んでるマンガ。
わたしの少女マンガ体験は乏しくて、最近のはもちろんくわしくない。雑誌を追っかけてたのは1970年代の萩尾望都、その前がりぼん時代のおおやちき、そしてその前が別マ時代の美内すずえ。
「ガラスの仮面」より前、別冊マーガレットで、毎月のように繰り広げられていたロマン!冒険! しかも1〜3月ぐらいで完結するコンパクトさ。面白かったなあ。で、白泉社文庫の美内すずえ傑作選をぽつぽつと読んでます。
実は読んでなかった荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」。イケマセンネ。初期に、なんだ「北斗の拳」じゃん、と思って読んでなかったら、いつのまにやらスタンドなんてえものが登場してえらい展開になってから、読みたいなあと思ってたんですが、機会をのがすとねえ。今回意を決して読み始めてます。ジャンプコミックスで揃えるか、文庫版で揃えるか迷ったんですが、ああた、全部買ったら何巻になんねん、書庫内でのスペースを考えて文庫で。失敗しました。この年になると、小さい絵や文字はキツい。今回のタイトルに書きましたが、マンガ読書の障害は、金と時間だけじゃありません。みなさん、年取るといずれ目にきますよー。大きい絵のほうがよろしい。
あと久しぶりに未読のアメコミも消化し始めてます。こっちは遅々として進みませんが。
Comments
りぼん時代は大矢ちき、その後リリカなどに移っておおやちきとなられたと記憶します。一条ゆかり「デザイナー」の柾というキャラクターは彼女が描いておりますので、これがいちばん手にはいりやすかったりして。
Posted by: 漫棚通信 | October 19, 2004 10:43 PM
先週のこの記事読んでアット思ってたんですが、今日読んでさらにアット。たわいないことですぅ。「おおやちき」。少女まんがも読むぞとネットでおすすめなど見て古本店であさったりした中で内田善美がないのはしかたないとして、一冊もその人の本を見ないしほんとにそんな人いたの?と思うようになったのがこの「おおや」さん。漫棚さんのブログであるじゃない。
イーエスブックス検索で本がひっかからなかった理由も今日見て納得、「大矢ちき」で調べていたんです。「おおや」だったのかとも一度イーエス検索すると「雪割草」とか数冊文庫化されてますね、ただどれも廃盤だからすぐはなさそう。気長に古本店で待ちます。
ほんとにこのブログは役に立ちます。
Posted by: むうくん | October 19, 2004 09:24 PM