貸してはイケナイ
子孫に残すべき言葉はいろいろあるでしょうが、まず言っておきたい。
「貸してはイケナイ」
お金のことじゃありません。マンガのことですっ。
借りた倉庫に長らくほうりこんでいたマンガを書棚に並べてみて気づいたことは、あれがない。これもない。大きなところでは初期ジャンプコミックス版、寺沢武一「コブラ」の7巻から15巻までががっさりないじゃないですか。もうひとつ、徳弘正也「シェイプアップ乱」1巻から6巻まで欠けてる。そのあとの巻はあるのよ。片山まさゆき「スーパーヅガン」1巻もそれだけない。これはもう、アイツとコイツとソイツに貸したのが返ってきていないにちがいない間違いないそのはずだ。思えば昔は気楽に貸してたよなあ。もう一回買い直すのもクヤシイし。というわけで今も欠けてます。
あと、これは間違いないのですが、講談社版手塚治虫全集の一部を親戚のオッチャンに貸したままになってるんだな。たしか手塚初期のなかなか濃い作品だったような。もう何の作品だったかも思い出せませんが、確かに貸したよ。今さら返せとは言えませんわねえ。
微妙なのが、高橋留美子「めぞん一刻」も6巻だけ欠けてる。いがらしみきお「ぼのぼの」7巻だけがない。いしかわじゅん「東京物語」も7巻がない。このころは買って読めばすぐ倉庫、ということをしてましたので、ホントに買ったかどうかがさだかじゃない。それにこれらの作品は永劫回帰パターンで、1巻抜けても話がわからないというわけじゃないからなあ。もしかしたら買い逃したなんてことがあるかもしれない。そんなはずないんだけどなあ。というわけで「めぞん一刻」と「ぼのぼの」はブックオフで買い足し、「東京物語」はその巻だけコミックパークのオンデマンド版で買いました。
でも揃ったらそれだけで満足しちゃって読まないんだ。いけませんね。
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