どこまでが「懐かし」マンガか
「総本家漫棚通信」というサイトに自分の文章をまとめておいてあるんですが、最近数カ月なぜかGoogleでまったくヒットしなくなってました。理由はよくわかりません。ごく最近再度ヒットしてくれるようになり、これでやっとGoogleを使ったサイト内検索をおけるかなあ。一時サイト内人名検索を作ろうとして挫折してました。
前回、前々回と戦前マンガの話題でしたが、さすがにここまでいくとみなさん、ほとんど興味がないようですね。団子串助あたりになると大正時代だし、これを懐かしいといえる人は、まあネット読んでないでしょ。歴史のお勉強ですしね。
やはり話題としては「今」こそ強くて、みんな新しいモノを探してます。現在連載中、まだ完結前ってのがいいみたいで、いかに新しいマンガを見つけるか。マンガレビューは先物買いこそ勝ちみたいたところがありますからね。ただしわたしはここからはほとんど落ちコボレてまして、最近の作品は人のサイトで教えてもらうばっかりです。
懐かしマンガは、読者の年齢でどこを懐かしがるかが大きくずれます。今なら最もさかのぼって、マンガ月刊誌の黄金時代あたりでしょうか。わたしにとって、それより先、戦後すぐの赤本マンガ時代やマンガ月刊誌黎明期は、もはや先史時代という印象ですね。「少年」や「少年画報」は語れても、「野球少年」や「痛快ブック」になるとキツい。わたし自身の興味の対象は実は戦前マンガの方にあるんですが、現在自分で古書・古雑誌を集めるほどの財力もないので、なかなか現物を読めません。このあたりは懐かしマンガじゃないので復刻されることも少ないしなあ。
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