「BECK」と梶原一騎
マンガ夜話始まってますねー。録画はしてるんだけどまだ見てません。
でもって、ハロルド作石「BECK」。気持ちよく読めるのは、ていねいな線であったり、小ギャグであったり、カワイイ女の子であったりするからでもありますが、ストーリーの流れは、うーむこれはスポーツ・格闘マンガだよね。
才能ある主人公があるスポーツと出会う。勝ち負けを繰り返しながらスキルアップしていく。特訓につぐ特訓。ライバル登場。ひきょうな妨害工作。地方大会から全国大会へ。チームワークの危機と団結。女子マネージャーとの恋愛。そっくりでしょ。わたしは「BECK」読んでると、巨人の星とあしたのジョーをいつも思い出しちゃいます。力石が死んだあとのジョーの彷徨とか。
水野英子「ファイヤー!」に始まり、森脇真末味「緑茶夢」を経由してみうらじゅん「アイデン&ティティ」へ。そして少年マンガにおいてバンドマンガはスポーツマンガとなるわけです。梶原一騎の功績というか呪縛というか。
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